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2008年最初の「月イチゴロー イナガキベスト5」は、連続ドラマ出演中で多忙な稲垣さんのスケジュールを縫っての収録でした。そんななか「今回は、ちょっとパワー不足だったかな」と感想をもらしながらも、ツボを押さえたコメントをしてくださった稲垣さん。あなたが気になる作品はどれですか?
イナガキベスト5

シルク
「ちょっと厳しい。主演のマイケル・ピットは弱い。この時代に生きたヨーロッパ人に見えない。でも、日本人俳優は良かった」
【作品DATA】
2007年(カナダ/フランス/イタリア/
イギリス/日本合作映画)
監督:フランソワ・ジラール
出演:マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、
役所広司ほか
●日劇3ほかにて、ロードショー
Mr.ビーン カンヌで大迷惑
「好きな人が見ればいい。語るものではない。面白いのは顔。俳優としては凄いと思う。最後は良かった」
【作品DATA】
2007年(イギリス映画)
監督:スティーヴ・ベンデラック
出演:ローワン・アトキンソン、エマ・ドゥ・コーヌ、
ウィレム・デフォーほか
●日比谷みゆき座ほかにて、ロードショー
アース
「動物を通して、命の尊さ、家族の絆を再確認させられる。カメラという機械を使って、肉眼で見ているようなものに近づけている。まさに映画館で見る映画」
【作品DATA】
2007年(ドイツ/イギリス合作映画)
監督:アラステア・フォザーギル
ナレーション(日本版):渡辺謙
●スカラ座ほかにて、ロードショー
レンブラントの夜警
「レンブラントという男の生き方と、『夜警』に隠された51の謎を解き明かす作品。でも、あまりにも難解。2、3回見ないとわからない」
【作品DATA】
2007年(カナダ/ポーランド/オランダ/イギリス/
フランス/ドイツ合作映画)
監督:ピーター・グリーナウェイ
出演:マーティン・フリーマン、エミリー・
ホームズ、マイケル・テイゲンほか
●新宿テアトルタイムズスクエアほかにて、ロードショー
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
「血が多い。こんなに血が出てくる映画はない。ジョニー・デップの歌は凄い。まさかのミュージカル。ティム・バートンとJ・デップが好き勝手やってる映画」
【作品DATA】
2007年(アメリカ映画)
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、
アラン・リックマンほか
●丸の内ピカデリー1ほかにて、ロードショー


――「全体的にパワー不足」とおっしゃっていましたが。

ちょっと語りにくい作品が多かったのかなって思いますね。2008年最初だから、まだお正月映画という印象があったんですけど、それにしては、ちょっと弱かったですね。

――第1位の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』も、それほど高評価ではなかったようです。

作品としてはよくできているし、確立されてはいると思いますよ。ただ、好き放題やり過ぎてるっていうのかな。本人があまりにも楽しんでのめり込んじゃってるものを、人は見たくないっていうところがあるじゃない。違和感を感じながらやっているくらいのほうが、面白かったりするし。エンターテインメントってそういうものだと僕は思うから、あんまり好きなことやり過ぎるのもどうかなってね。でも、間違いなくジョニー・デップとティム・バートンにしかできない世界観だよね。ほかの誰にも、あれは作れないでしょう。そういう意味では、期待通り。意外性がないってだけで(笑)。

――第2位の『レンブラントの夜警』は、難解な作品でしたね。

ああいうものこそ、本当にちゃんと勉強して見たら、もしかしたら、ジワジワと効いてきて、映画としての点数は高いのかもしれないよね。3位にした『アース』も確かに凄いけど、BS、CSでやっていそうなテレビ番組のようにも思えたんですよね。映画っていう観点からすると、ちょっとパワー不足ですね。2月に期待します。

――ちなみに、香取さんがお好きそうなものは?

どうかなぁ。『Mr.ビーン〜』はないと思うんだけど。

――そうなんですか? ありかなのかと思いました。

彼の“とりあえず”なとこではありかもね。深いところではなく、CGアニメとかが好きな気軽な感じでは。デザートを食べるような感じでは、引っかかるかもしれないけど、本質的な部分ではね…。多分、『スウィーニー・トッド〜』だと思うよ。

――稲垣さんもジョニー・デップ×ティム・バートンの作品はすべてご覧になっているとおっしゃっていましたが、一番お好きなのは?

ダントツで『シザーハンズ』だね。ジョニー・デップは、『ギルバート・グレイプ』みたいなヒューマン・ドラマをやってほしいな。最近、あんまりやらないけど、ダスティン・ホフマンとかトム・ハンクスがやるような作品で見てみたいよね。

――現在ドラマ『佐々木夫妻の仁義なき戦い』に出演されていますが、ドラマに入っているときは映画を見るときでもいつも以上に俳優の演技や演出が気になったりするものですか?

やっぱり、それはありますね。まあ、やってなくても、そうですけど(笑)。

――『佐々木夫妻〜』はコメディーの要素もありますから、今回で言うと『Mr.ビーン〜』が気になったり…? 第4位ですけど。

作品のテイストというよりも、俳優さんのアプローチとしては気になりますよね。参考にはしないけど(笑)。

――『佐々木夫妻〜』では、今まで見たことがないような稲垣さんが楽しめます。

やり過ぎちゃってるかなとも思いますけど、テレビだし、いろいろあるのがいいんじゃないのかな。僕としても、なんでもできるような免疫というか下地を作っていきたいと思っていますし、今後もいろいろとやっていきますので、応援してもらえれば…。いいのかな、他局なのに宣伝しちゃって(笑)。





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