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SmaSTATION!!特別企画 織田裕二特集!!
今年でデビュー20周年。これまでに23本の連続ドラマと15本の映画に出演。さらに、歌手としても多くのヒット曲を世に出し常に進化し輝き続ける熱い男・織田裕二さんが、スタジオ生登場! 驚きのデビュー秘話、懐かしのドラマ映像、また、知られざるプライベートにも肉薄! そしてそして、かつてSmaSTATION!で香取さんが語っていた「ある俳優さんに赤ペン買えって怒られたことが…」というエピソードとの真相が明らかに! 約10年前、共演を果たしたふたりに何が!? 熱い男・織田裕二さんに香取慎吾さんが迫ります!

織田裕二さんは、1967年生まれ。神奈川県出身。スクリーンデビューは19才の時。オーディションでいきなり大役を手にすることになります。その映画は、当時原作コミックスが一世を風靡していた『「湘南爆走族』。織田さんの役は準主役の石川アキラ。原作漫画を全部読んで役になりきり、存在感たっぷりの演技で一躍注目を集めた織田さん。しかし、実はこの役を掴んだオーディションで織田さんはとんでもないことをして合格していたのです。それは、審査員が、織田さんと相手役の参加者を前に課題を与えたときのこと。言われたとおりに演技をしようとする織田さんを、相手役の男性がいきなりつきとばしたのです。台本上、ケンカをするシーンでもないのに、手を出された織田さんは「ふざけてんじゃねーぞ!」と、やり返してしまったのです。しかし、これが「迫真の演技」と好評を博し見事合格。なんと、8万人の中から選ばれ、輝かしいスクリーンデビューを果たしたのです。映画『湘南爆走族』はヒットしたものの、この作品以降、織田さんには“不良キャラ”がつきまとい、演技そのものが評価されることはありませんでした。そして、デビューから3年目に入ろうかという、1989年。織田さん22歳のとき。「この作品で認められなかったら俳優をやめよう」と、「最後の仕事」のつもりで選んだのが、テレビ初主演となるドラマ『十九歳』(NHK)でした。教師に激しく反発しながらも、心優しい一面を持つ落ちこぼれ高校生役を演じた織田さん。思春期の若者ならではの複雑な心を見事に演じきったその演技力が評価され、以降、出演オファーが次々と舞い込むようになったのです。こうして芸能界で生きていくことを決意。その後、89年には『ママハハ・ブギ』(TBS)、90年には『予備校ブギ』(TBS)など人気ドラマに立て続けに出演。これらのドラマで共演していた的場浩二さんは、当時の織田さんについて、こう語ります…。

的場浩二さん
「仕事に対する情熱は、初めてあったときから凄いなと思いましたね。職人というか、妥協しないし、小さな部分でも自分でチェックしていく人ですし。僕は、一緒に仕事をするのは楽しい人ですね。」


さらに、後に出版した著書のなかで織田さんは当時の自分を「俺の人生、このあたりからは目に見えてつきまくってる」と書いています。そして、1991年。織田さんを一躍国民的人気俳優にまでのし上げる作品が、主題歌とともに社会現象にまでなったドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ)です。そして織田さんはその後、映画で、ドラマで次々と主役こなしていくように。そうして出合ったのが1997年に放送されたドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ)です。これまで描かれたことのなかった警察の裏側と、織田さん演じる青島刑事の成長を描いたこの作品。その後映画化もされ、パート2では興行収入173億円を記録しました。また、98年にはドラマ『恋はあせらず』(フジテレビ)で香取慎吾さんと共演。そして2000年には自ら映画化を呼びかけ、5年をかけて実現させた『ホワイトアウト』に主演。この映画で、日本アカデミー賞主演男優賞など、2000年の映画賞を総ナメにしました。しかも織田さんは俳優だけでなく、歌手としても幅広い活動を続けています。56万枚を超える大ヒットとなった「歌えなかったラヴ・ソング」、『踊る大捜査線』のテーマ曲「Love Somebody」など、数多くのヒット曲を世に送り出しています。そして、今年はデビュー20周年。現在までに出演した連続ドラマは23本、映画は15本。「確実に数字を残せる俳優のひとり」といわれるまでになったのです。


カトリノギモン(1) 「今でも現場ではすごく熱いんですか?」

演じる役柄の影響か、クールなイメージがある織田裕二さん。しかし、織田さんは実は「熱い男」。その「熱さ」は映画やドラマの撮影現場で度々発揮されていました。今から9年前、ドラマ『恋はあせらず』(フジテレビ)で香取さんと共演していたときにはこんなことも…。

<再現VTR>
織田さん:「慎吾、ちょっといいか?」
香取さん:「はい。」
織田さん:「この前のオンエア、見たよな?」
香取さん:「はい。見ました。」
織田さん:「じゃあ、どこが良かった?」
香取さん:「え?」
織田さん:「具体的にどこがよかった?」
香取さん:「えー…」

第1回の放送後、織田さんは香取さんをスタジオ裏に呼び出し、オンエアの感想を小一時間にわたって聞いてきたのです。そして、以降、それはドラマ放送後翌日の恒例行事になりました。さらに収録の合間、控え室で休憩していたときにはこんなことも…。

<再現VTR>
香取さん:「織田さん、この台詞を変えたいんですけど、どーすればいいんですかね?」
織田さん:「それは昨日の夜に考えることだろ」
香取さん:「は、はい」
織田さん:「台本見せてみろ……真っ白じゃねぇか!」
(そして、スタジオに向かいながら…)
織田さん:「赤ペン買え!」


■香取さんが織田さんに直撃質問!

香取さん:デビュー20周年は、自分でどうですか?

織田さん:(デビューからのVTRを見て)最初の頃の作品は、滑舌悪いよね。何言ってるか、わからないもの。撮影終わったあとに、録音部の人に怒られてましたから(笑)。

香取さん:小さい頃から俳優を目指していたんですか? 小さい頃の夢は?

織田さん:全然、目指してないですよ。小さい頃は、漁師、宇宙飛行士とかになりたかった。高校時代にバンド組んでたのが、今の事務所に入るきっかけになったんですけど。そこからオーディションを受けて『湘南爆走族』をやることになったんです。

香取さん:『踊る大捜査線』にパート3はあるんでしょうか?

織田さん:いつなんでしょうね(笑)。

香取さん:そのときのための役作りを僕はしてるんですけど(笑)。

織田さん:これ、生放送だからね。

香取さん:僕は、本気ですよ。僕はいつでも…「青島さん」って。

織田さん:僕はプロデューサーじゃないからさ。

香取さん:10年前に共演してますけど、あの頃の織田さんが、今の僕の年齢ですなんですね。今の僕よりも、凄く年上に感じます。

織田さん:多分、傍から見るとそうは見えないと思うけど。見えるかな(笑)。

香取さん:そっか、30歳だったんですもんね。だから、よくキレてたんですね(笑)。

織田さん:いや、かわいいっていうかさ、凄いいいもの持ってんなと思ってたから。

香取さん:本当ですか?

織田さん:ホント。だけど、なんでコイツ寝てばっかで、やる気ないんだろうとは思ったけど(笑)。

香取さん:僕は、織田さんにこの質問をするために10年間、頑張ってきました。織田さんは、赤ペンを持ってるですか?

織田さん:持ってるよ。いつもね。台本には赤ペンは入れないけどね。

香取さん:僕に言ったの覚えてますか?

織田さん:うん。お前がしょっちゅう言うから覚えてるんだよ(笑)。でも、台本が何も書いてなくて真っ白だったっていうのは、覚えてるよ(笑)。

香取さん:セリフはどうやって覚えるんですか? 人によって全然、違うと思いますけど。

織田さん:昔は丸暗記だった。人のセリフからト書きまで、何ページっていうセリフを全部言えたくらいの時期があった。それがいつの間にか意味を考えるようになった。セリフのディテールは無視しちゃって、(自分が演じる役が)「何を言わんとしてるのかなって」って、意味で考えるようになった。だから、語尾が台本と違っちゃうこともあるけど…。

香取さん:織田さんは、視聴率は気にしますか?

織田さん:しますよ。何でと言うと、僕にとってはそれがどのくらいの視聴者の人が見てくれたかっていう目安になるから。一生懸命やった作品が、どのくらい届いてるのかなっていう。自己満足では、満足できないから。見てもらったり、聴いてもらったりして、その反応が嬉しいからやってる。

香取さん:海外進出は頭にありますか?

織田さん:特別したいとは思わないけど、経験したいっていうのはありますよ。


カトリノギモン(2) 「休みの日は、何してるんですか?」

超人気俳優にもかかわらず、プライベートの様子がなかなかもれ伝わってこない織田さん。「釣りが大好きらしい」、「熱帯魚と話ができるらしい」とプライベートについては様々な噂だけが飛び交っています。

的場浩二さん
イスとかルアーを作ってるらしいですよ。あとは、部屋のなかでローソクをつけて、その炎を見てるのが好きだって言ってたんじゃないかな。


織田さん:イスは作ったことないけど。浮きは作るけどね。熱帯魚も飼ってた時期はあるけど、話せないよ。熱帯魚とか、クワガタを飼っていた時期もある。

香取さん:ローソクの炎を見るのが好きだというのは?

織田さん:それは、確かに火は好きですね。暖炉とか、ローソクとか、ランタンとか。風呂は入っているときとかに、ローソクを灯すとリラックスできるし。

香取さん:食事に行ったりするのは、何が多いですか?

織田さん:牛丼もパンも食べるし、あとは普通にしゃれたところにも行くし。いろいろですね。あとは、アウトドアも好きですね。

香取さん:飯ごう炊飯とか?

織田さん:いいですね、やったことないけど(笑)。

大下アナ:体型維持の秘けつは?

織田さん:ジムとかに行くよりも、スポーツをやってるうちに自然に鍛えられちゃったっていうほうが好き。テニスもゴルフでも、スキーでも、いろいろやりますね。


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