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SmaSTATION!!ランキング!「大人が選ぶ映画ヒロインべスト30」
いつの時代も輝く美貌で多くの人々を引きつける銀幕の中の「ヒロイン」たち。今回、SmaSTATION!!では、全国の20代から60代の方、2000人に緊急アンケートを実施! その気になるランキングを発表します。

第1位 アン王女(2202ポイント)

■映画『ローマの休日』より
オードリー・ヘプバーン演じる自由を夢見て宮殿を抜け出したプリンセス

世紀を超える恋愛映画の金字塔『ローマの休日』。ヘプバーンの初主演作にしてアカデミー主演女優賞の栄光も手したこの作品で、無名の女優からハリウッド伝説のスターになったオードリー・ヘプバーン。実はこの作品のオーディションでの貴重なカメラテストの映像が残されています。カメラテスト終了後も監督はヘプバーンに内緒でカメラを回し続けました。その自然な笑顔に心を打たれた監督は「もうすぐ世界が彼女に恋をする」とヘプバーンを大抜擢。以降、人気作品を次々と生み出しオードリー・ヘプバーンは名実共に世界中で愛される女優となります。そして女優を引退した後には、「富と名声を与えてくれた世界のために、今度は与えるほうにならなくては」と決意。飢餓や貧困に苦しむ子どもたちのために、精力的にボランティア活動を行ったのです。そんなヘップバーンが、自らの波乱万丈の人生を通して得た「素敵な人生を送るため秘訣」をひとつの詩にして残しています。

美しい唇のためには親切な言葉を話すこと
美しい目のためには他人の美点を探すこと
スリムな体のためにはお腹を空かした人々に食べ物を与えること
歳をとればあなたは二本の手を持っている事に気付くでしょう。
自分自身を助ける手…そして…他人を助ける手を持っている事を…

第2位  スカーレット・オハラ(855ポイント)

■映画『風と共に去りぬ』より
ヴィヴィアン・リー演じる誇り高き情熱のヒロイン

アメリカ南部の町アトランタで自由奔放に生きる女性スカーレット・オハラを、壮大なスケールで描いた『風と共に去りぬ』。ヴィヴィアン・リーの代表作にして全世界で20億人が見たという歴史的ヒット作です。クランクイン前、ヒロイン候補には現役のハリウッド女優121人を含め1400人にも及ぶオーディションを行ったものの、スカーレット役は決まりませんでした。この作品の名シーンのひとつ、“アトランタの炎上シーン”に映るスカーレットは、実はヴィヴィアン・リーではないのです。スカーレット役の選考が難航を極めたため、ヒロインがいない状態で撮影を開始していたのです。しかし、この炎上シーンの撮影中、見学に来ていたひとりの女性に目を奪われたプロデューサー・セルズニックは「ここにスカーレットがいた!」と叫びます。その女性こそ、ヴィヴィアン・リーだったのです。

第3位 ヴィヴィアン・ウォード(753ポイント)

■映画『プリティ・ウーマン』より
ジュリア・ロバーツ演じる女性が憧れるシンデレラストーリー

ジュリア・ロバーツの魅力的な笑顔とコールガールからトップレディになっていく姿が共感を呼び、90年の全米興行第1位となった『プリティ・ウーマン』。この作品では、いつになく肌を露出しているジュリアですが、実はこれらのシーンは、残念ながら全て代役。ちなみにポスターも顔だけがジュリア・ロバーツとリチャード・ギアで体はふたりとも代役なのです。

第4位 モリー・ジャンセン(748ポイント)

■映画『ゴースト/ニューヨークの幻』より
デミ・ムーア演じる幽霊になった恋人に守られる女性

1990年、公開前の下馬評をくつがえし、全世界で興行収入5億ドル(約800億円)の大ヒット。以降「恋人が幽霊になって現れる」という設定を真似た映画や小説が沢山生まれることとなるのです。デミ・ムーアの出演料もこの作品で250万ドル(約4億円)に跳ね上がり、彼女自身にとっても、ターニングポイントとなる作品となりました。さらに翌年の1991年には、ブルース・ウィリスとの子供を妊娠中にヌードを披露し世間の注目を集め、女優としても1997年『G.I.ジェーン』で頭を丸め、スタントなしの体当たりの演技で海軍女性将校を熱演、2002年『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』では、4800万円をかけ、顔・胸・腹などを整形して役に望みました。

第5位  ジョージー・エルジン(598ポイント)

■映画『喝采』より
グレース・ケリー演じる酒びたりの夫に尽くす妻

子供の事故死がきっかけで酒びたりの生活を送る夫を、立ち直らせようと献身的に尽くす妻を描いた作品。この作品の2年後「世紀の恋」とも言われた、モナコ国王との電撃結婚を発表し、女優としての絶頂期に突然モナコのプリンセスとなったグレース・ケリー。プリンセスとなって以降は、女優の活動は完全に引退し女王としての公務に専念することに。しかし1982年、車を運転中に心臓発作を起こし40メートルのがけ下に転落…帰らぬ人となったのです。この事故死を巡り「国王との不仲による自殺説」など、さまざまな憶測が飛び交いました。

第6位 ナタリー・クック(595ポイント)

■映画『チャーリーズ・エンジェル』より
キャメロン・ディアス演じる史上最強の美女スパイ

この作品で、“エンジェル”を演じたキャメロン、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの3人は、圧巻のアクションシーンをはじめ、多彩なコスプレを披露。その数なんと100種類以上。シスター、サーファー、全身タイツ、獣医、着ぐるみ、ストリップダンサー、ドラマー  インドダンサー、アルプスの少女、そして男装…と、見事な変身ぶりを見せています。

第7位 アニー・リード(573ポイント)

■映画『めぐり逢えたら』より
メグ・ライアン演じる顔も知らない運命の恋に悩む新聞記者

一瞬の擦れ違いを除いてラストまで男女が一度も会わないという、斬新な脚本でアカデミーオリジナル脚本賞部門にノミネート。この作品で、ラブコメの女王としてメグ・ライアンが大ブレイクします。その6年後同じ監督・主演で製作された『ユー・ガット・メール』では、ラブ・ストーリー映画として史上最短の35日で興行収入1億ドルを突破。そして多くの女性が、メグのショート・ヘアに憧れ、映画で使われていたプロバイダーの入会者数が公開後、激増するという社会現象まで起こりました。

第8位 クレオパトラ(562ポイント)

■映画『クレオパトラ』より
エリザベス・テイラー演じるエジプトの女王にして絶世の美女

世界三大美女のひとりを蘇らせた絢爛豪華な映画『クレオパトラ』。この映画の主演、エリザベス・テイラーの生き方もゴージャスそのもの。数多くの男性とのロマンスを繰り返したエリザベスでしたが、その度に話題となるのが、男性から贈られるダイヤモンド。なかでも特に有名なのは、5番目の夫、俳優リチャード・バートンから贈られたもので、大きさは、なんと69.42カラット。お値段は110万ドル、現在の価値でおよそ13億円だといいます。合計8回の結婚と離婚を繰り返す間にもらったダイヤモンドは、どれも博物館に飾られるほどの価値があるものばかりだそうです。そんなエリザベス・テイラーは現在75歳で独身。「結婚はもうこりごり、9度目はない」と語っています。

第9位 デロリス(548ポイント)

■映画『天使にラブ・ソングを』より
ウーピー・ゴールドバーグ演じるギャングに狙われる型破りなシスター

堅苦しいことが大嫌いで破天荒なシスターが、修道院のみんなに歌う喜びを教えるこの作品は、当時、日本でのゴスペルブームの先駆けとなりました。また、ウーピーの歯に衣着せぬ言動も話題を呼びました。続編への出演に関する質問をされた際には、「正直言って『天使にラブソングを』は嫌い。続編には絶対出ない! 一緒に仕事をした人も最悪だった」と衝撃告白。しかし翌年、『天使にラブソングを2』の製作が決定すると、ウーピーは「監督が変わったし、ギャラも700万ドルに上がったから」と出演を快諾。そんな彼女も、今年で女優を引退することを発表。今後はトークショーなど司会業を中心に活動するといいます。

第10位 アメリ・プーラン(527ポイント)

■映画『アメリ』より
オドレイ・トトゥ演じるおせっかいでいたずらな妄想小悪魔

2001年に公開され、パリ・モンマルトルを舞台に、空想好きな少女アメリの生活と恋を描き、日本でも社会現象となったこの作品。この映画の中で主人公・アメリが食べたことで、日本でも大ブームとなったのが「クレーム・ブリュレ」です。この作品以降、アメリを演じたオドレイには、ハリウッドからのオファーが相次ぎますが、「ハリウッドでは自分らしさを表現できない」と2006年の『ダ・ヴィンチ・コード』まで、出演を断り続けました。

第11位 ブロンド美女(482ポイント)

■映画『七年目の浮気』より
マリリン・モンロー演じるセックスシンボルの代名詞

映画史に残る名シーンと言われ、モリリン・モンローの名前を一躍世界的なものにしたのが、地下鉄の排気口の上に立つシーン。若い頃からピンナップガールとして雑誌の表紙を飾り、ヌード写真がプレイボーイ誌の創刊号に掲載されたことでセックス・シンボルとなったモンロー。しかし、俳優としての正当な評価を望んだ彼女は、ジェームズ・ディーンやロバート・デ・ニーロを輩出したアクターズ・スタジオに入学。本格的な演技テクニックを学んで挑んだ主演作『バス停留所』で、批評家から絶賛されるほどの実力を身につけました。日本での人気も凄まじく1954年に来日した際、宿泊先の帝国ホテルには1000人のファンが殺到し200人の警官が出動するという騒動に。仕方なく裏口から入るというほどの人気ぶりでした。そして、翌日の記者会見で、「寝るときに身に着けるものは?」という質問に、「シャネルの五番」という歴史に残る名台詞を残しました。また、ケネディ大統領と交際していたとも言われ彼の45歳の誕生日で歌った「バースデーソング」はあまりにも有名。「いつ死んでも悔いはない」とケネディは喜びました。しかしそれから3ヵ月後、モンローは謎の死を遂げ、ケネディーも翌年暗殺されたのです。

第12位 ブリジット・ジョーンズ(477ポイント)

■映画『ブリジット・ジョーンズの日記』より
レニー・ゼルウィガー演じるカロリーオーバーのキャリア・ウーマン

2001年に映画化されたこの作品のヒロインは、太っていることが条件だったため、レニーは毎日ピザとお菓子を食べて体重を13キロ増量。トム・クルーズの相手役を好演しブレイクのきっかけとなった96年の『ザ・エージェント』の時と比べても、その差は歴然とします。そして翌年、2002年『シカゴ』では10ヵ月のトレーニングで体重を元に戻し華麗なダンスを披露、さらに翌年2003年には『ブリジット・ジョーンズの日記2』のため、再び体重を18キロ増やしたといいます。

第13位 ジュリエット(451ポイント)

■映画『素直な悪女』より
ブリジット・バルドー演じる男たちを翻弄する元祖小悪魔

オープニングの日光浴のシーンで衝撃的なデビューを果たしたのは、ブリジット・バルドー22歳の時。マリリン・モンローの「MM」に対してブリジッド・バルドー、「BB」と呼ばれ2大セックス・シンボルとして世界的に有名となるのです。さらに、若者の間で“バルドースタイル”と呼ばれるロングヘアをゆるくカールさせ、顔のまわりは短い乱れ毛でおおうヘアスタイルも大流行。現在、73歳の彼女は女優活動を休業し動物愛護運動家として毛皮反対運動などを行っています。

第14位  ローズ(381ポイント)

■映画「タイタニック」より
ケイト・ウィンスレット演じる貧しい画家と運命の恋に落ちる貴族

『タイタニック』のヒロイン、ローズを演じて以降、圧倒的な知名度を得たケイト・ウィンスレット。実は、このヒロイン役のオーディションには「ロミオ&ジュリエット」のクレア・デーンズやグウィネス・パルトロウなど人気女優が名を連ねていました。そんななか、この役を演じることを切望していたケイトは、セリフをすべて覚え一度も間違える事なくオーディションを完璧に演じきりました。その情熱に心を打たれた監督は、ヒロインをケイトに決定したといいます。2009年公開予定の『Revolutionary Road』という映画で、レオナルド・ディカプリオと再び悲運のカップルを演じることになっています。

第15位 ザ・ブライド(369ポイント)

■映画『キル・ビル』より
ユマ・サーマン演じる全てを奪った男・ビルに復讐を誓う女

クエンティン・タランティーノと組むのは、この作品で二度目のユマ・サーマン。1994年、初めて組んだ『パルプ・フィクション』で見せた、ジョン・トラヴォルタとの印象的なダンスで一躍人気となり、アカデミー助演女優賞にノミネートされます。1997年には『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』で、妖艶な魅力でバットマンを手玉に取る悪役を演じ、2005年の『プロデューサーズ』ではコメディミュージカルにも挑戦。新たな魅力を開花させました。ちなみに、彼女の父はコロンビア大学教授、母も精神科医というインテリ一家で、ユマ自身もIQが160と言われています。

第16位 クラリス・スターリング(340ポイント)

■映画『羊たちの沈黙』より
ジョディ・フォスター演じる連続殺人鬼を追うFBI訓練生

この作品で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞したジョディ・フォスターは、現在女優歴41年。3歳からC Mやドラマなどで活躍し、12歳で出演した『タクシードライバー』では、主演のロバート・デ・ニーロと堂々と渡り合い、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。天才子役として一気に注目が集まりました。ところが、この『タクシードライバー』が驚くべき事件を引き起こすのです。「レーガン大統領暗殺未遂事件」です。映画を見てジョディ・フォスターに異常な憧れを抱いた25歳の青年が、彼女の気を引くためにレーガン大統領の暗殺を企てたのです。大統領は一命は取り留めたものの、事件に衝撃を受けたジョディは3年間女優を休業することとなったのです。

第17位 チャオ・ディ(292ポイント)

■映画『初恋のきた道』より
チャン・ツィイー演じる愛する人を待ち続ける純真無垢な乙女

現在、ハリウッドで活躍するチャン・ツィイーのデビュー作。雄大な中国の自然を背景に健気な少女の初恋を描いたこの作品を足がかりに、女優としての地位を確立します。ハリウッド進出1作目のジャッキーチェン主演『ラッシュアワー2』に出演した際、英語の必要性を感じて猛勉強を開始。そして、その練習方法というのが…ありとあらゆるエミネムの曲を聴きまくるという方法。これで、2年で英語をマスターしたと言います。しかし、英語が話せるようになった今、エミネムの言葉使いが汚かったことに気付いたそうです。

第18位 ジョバンナ(288ポイント)

■映画『ひまわり』より
ソフィア・ローレン演じる愛する男と戦争で引き裂かれた妻

戦争によって切り裂かれた男と女の運命を、壮大なスケールと美しい映像で綴るこの作品。戦争が終わり、ジョバンナは夫を探しにソ連へと向かうのですが、彼女が見たのはソ連で新たな家庭を築いている夫の姿だったのです。ちなみに、ソフィア・ローレンの大好物だという話が伝わり、当時の日本ではまだ馴染みのなかったブロッコリーがこの頃から食べられるようになりました。

第19位 ジェーン・スミス(276ポイント)

■映画『Mr.&Mrs.スミス』より
アンジェリーナ・ジョリー演じる殺し屋の夫に狙われ、夫を狙う殺し屋

お互い殺し屋である事を隠している夫婦が、偶然、任務が重なり、様々な兵器で命を狙い合うことに。しかし、激しい銃撃戦の末には、激しいラブシーンへと展開し…。アンジェリーナ・ジョリーは、この映画で共演したブラッド・ピットとの間に1女の子をもうけます。パパラッチがこぞって子供の写真を撮ろうとしましたが、写真を掲載する権利をイギリスの「Hello!」誌が約3億6,000万円アメリカの「People」誌が4億4,000万円で獲得。合計約8億円は、すべてはボランティア団体に寄付されました。

第20位 ミランダ(252ポイント)

■映画『プラダを着た悪魔』より
メリル・ストリープ演じる雑誌「ランウェイ」の鬼編集長

“女性版ロバート・デ・ニーロ”と呼ばれるほど、役になりきることにストイックになるメリル・ストリープ。アカデミー主演女優賞にノミネートされたこの作品で、彼女は冷酷な雑誌編集長を演じるため、撮影中「共演者と会話をしない」ことを貫きました。撮影中に唯一話した言葉はクランクイン初日、主役のアン・ハサウェイへのこの一言だけだったといいます。「あなたは良い女優になると思う。でも、あなたを誉めるのもこれが最後よ」。

第21位 エレン・リプリー(219ポイント)

■映画『エイリアン』より
シガニー・ウィーヴァー演じる未知の生命体と戦う宇宙航海士

1979年に公開された『エイリアン』は、後半になるまでほとんどエイリアンは出現せず、“見えない恐怖”を巧みに描いたSFホラーでした。しかし、ジェームズ・キャメロンが監督となった2作目からは作風が一変。エイリアンが続々登場する娯楽性の強いSFアクションとして作られたのです。当初、シガニー・ウィーヴァーはシリーズ2で辞めるつもりだったそうですが、演出にも関わることを条件にパート3への出演を承諾したといいます。

第22位 サティーン(203ポイント)

■映画『ムーラン・ルージュ』より
二コール・キッドマン演じる不治の病に侵されたトップダンサー

この映画の最大の見せ場が二コール・キッドマンの歌とダンスです。二コールは、4ヵ月のトレーニングを行い全て吹き替えなしで演じています。なかでも最も困難を極めたのが、コルセットで体を締め上げてのダンスシーン。身動きするのも苦しい状態での撮影中、ユアン・マクレガーの拳が誤って彼女の脇腹を直撃し、肋骨を骨折。さらにクランクアップ直前にはハイヒールで階段を踏み外しヒザの軟骨を損傷。体がボロボロになっても撮影を中断することはなかったそうです。

第23位 マリア(192ポイント)

■映画『ウエスト・サイド物語』より
ナタリー・ウッド演じるロミオとジュリエットを元に描かれた悲劇のヒロイン

この映画といえば…指の音のみで始まるオープニングはもちろん、ミュージカル映画の常識をくつがえし、ジェット団とシャーク団の抗争を通して、人種問題や移民問題など深刻なテーマを掲げた映画史に残る名作です。ナタリー・ウッドが演じるヒロイン、マリアの美しい歌声も素晴らしいのですが、実はマリアの歌の部分は、全て吹き替えだったと言うのです。スクリーンの外では、ナタリー・ウッドは恋多き女性で、エルビス・プレスリー、クリストファー・ウォーケン、デニス・ホッパーなど数多くの俳優とのロマンスが噂されました。

第24位 エマニエル(186ポイント)

■映画『エマニエル夫人』より
シルヴィア・クリステル演じる性を開放させたエロティックな夫人

1974年、日比谷「みゆき座」で公開された『エマニエル夫人』は、性描写が過激なポルノ映画だったにもかかわらず、多くの女性が足を運び、大ヒットにつながりました。しかし、『エマニエル夫人』は「芸術か?ポルノか?」という議論を呼び、それがきっかけで、中学生以下入場禁止という「R指定」制度が設けられることになりました。

第25位 アニー・ポーター(173ポイント)

■映画『スピード』より
サンドラ・ブロック演じる爆弾搭載のバスに偶然乗った乗客

ヒロインを演じたサンドラ・ブロックが一躍有名となったこの作品、全世界での興行収入は、3億5000万ドル…日本円にして400億円に上ります。サンドラは、この作品での演技が評価され、「パート1」での出演料は30万ドル(約3000万円)だったにもかかわらず、『スピード2』の出演料は、1000万ドル(約10億円)に。一躍、ハリウッドトップクラスのギャラを稼ぎ出すスターとなりました。

第26位 ニキータ(169ポイント)

■映画『ニキータ』より
アンヌ・パリロー演じる愛を知らずに育った悲しき殺し屋

自分が愛した女優のために主演作を撮ることで有名なリュックベッソン監督が、アンヌ・パリローのために撮ったのがこの作品。ベッソンはフランスの映画祭でアンヌ・パリローをナンパし、交際に発展。その後『ニキータ』を製作するものの、作品完成後、ふたりは破局したそうです。その原因は、ベッソンがほかの女優をナンパしたからだと言われています。

第27位 メリー・ポピンズ(165ポイント)

■映画『メリー・ポピンズ』より
ジュリー・アンドリュース演じる傘で空飛ぶ魔法使い

この作品の見どころは、なんと言ってもメリー・ポピンズの美しい歌声。ジュリー・アンドリュースは1964年度アカデミー主演女優賞をこの作品で受賞します。その後の『サウンド・オブ・ミュージック』のマリア役でも美しい歌声は人々を魅了し、人気を不動のものにしました。

第28位 キャサリン・トラメル(163ポイント)

■映画『氷の微笑』より
シャロン・ストーン演じる、男を惑わすエロティックレディー

脚を組みかえるシーンで、キャサリンが下着をはいていないことが大きな話題となりました。実はこのシーン、撮り終えた時点で使わないことになっていたものを監督が無断で使用。試写会でこれを見たシャロンは激怒しましたが、予想以上にエロティックに撮れていたので使用を承諾したといいます。この作品は全世界で興行収入3億5千万ドル、およそ400億円を越える大ヒットとなりました。

第29位 ヴェルマ・ケリー(153ポイント)

■映画『シカゴ』より
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じる殺人を犯し堕ちていく妖艶なミュージカルスター

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、劇中で使用される「オール・ザット・ジャズ」という曲を歌いたいがために、この作品への出演を決めたといいます。映画で、見事な歌とダンスを披露した彼女は、実は17歳にして「42nd STREET」で主役を務めるほどの実力派ミュージカル女優でした。とはいえ、『シカゴ』の撮影時の彼女は33歳。14年のブランクを埋めるべくハードなトレーニングを繰りかえし、椅子を使ったシーンでは全身アザだらけになりながら撮影に臨みました。

第30位 イルザ・ラント(151ポイント)

■映画『カサブランカ』より
イングリッド・バーグマン演じるふたりの男に愛されたロマンティックガール

数多くの名セリフを残した伝説の映画『カサブランカ』で一躍スターとなるものの、ロベルト・ロッセリーニ監督との不倫を世論に激しく非難され、ハリウッドから追放。しかし、1956年には映画『追想』で電撃的に復帰し、2度目の主演女優賞を受賞します。晩年は、ガンを患い、10年にも及ぶ闘病生活を送りながら、映画やテレビドラマに積極的に出演。1982年、67歳の誕生日を迎えたその日に亡くなり、激動の女優人生を終えました。彼女のお墓にはこう書かれています。

「人生の最後まで演技をした女優…イングリッド・バーグマン」




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