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何かに興味を持って体験したり経験したりしたことが、別の何かに生かされる、ということはありますよね。勝新太郎さんのことを知りたくて見た「悪名」で、香取編集長の心にひっかかったのは今回の主人公・田宮二郎さんでした。「山崎豊子さん原作の映画『女の勲章』ですね。あの田宮さんの演技に、何だか心をひかれました。ナレーションでもありましたけど、あの早口な関西弁の感じが…。ボクがお芝居をさせてもらうときは、感情でというか、自分が思ったままとかなんだけど、あの関西弁の早口な感じはそれとは違うような感じがしたんですよね。もっと計算されていて、でもそんな風には見えないようになっているというか…。そういうお芝居もしてみたいな、って思いました。そんな風に考えると、自分が知らない映画にも、何か自分のためになるものってまだまだたくさんあるんだろうな、って思いました。まさか、『悪名』のあの人だったとは…」。
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(香取慎吾編集長) |
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