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パク・ヨンハさんからのメッセージ

8月18日ゲストのパク・ヨンハさんが香取編集長と大下アナの放送後感想を読んで掲示板にメッセージを投稿してくださいました!!

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SmaSTATION!! 秘められた伝説シリーズ  元祖ハニカミ王子 パク・ヨンハ
ドラマ「冬のソナタ」のサンヒョク役で、大ブレイクしたパク・ヨンハさん。放送当初は、ペ・ヨンジュンさん演じるミニョンのライバル役だったため、「憎たらしい」という声も上がりましたが、回が進むにつれ、そのひたむきなイメージと人懐っこい笑顔で、多くの女性の心をつかんでいきました。そんなヨンハさんのもう一つの顔が、歌手。韓流シンガーとして初の日本武道館ライブ、そして昨年には全国ツアーも成功させました。マルチな才能を発揮し、日本でも絶大な人気を誇るパク・ヨンハさん。しかし、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。その激動のヒストリーを紹介するとともに、ヨンハさんの知られざるプライベートにも密着。その華麗なる私生活をすべてお見せします!

韓国で軍事政権に対する民主化運動が日に日に激しくなっていた1977年の8月12日、ヨンハさんは、父・スンインさん、母・ヨンランさんの長男として生まれます。幼少時代は静かで大人しい子供だったヨンハさんは、小学校に上がると、色白で小柄、性格も引っ込み思案だったためイジメの対象となります。そんなヨンハさんでしたが、中学生になりバスケットボールを始めることで、急激に変わり始めます。友達がたくさんでき、社交的になったのです。すると、女の子にもモテ始め、毎日、山のようなラブレターやプレゼントをもらうように。この頃から女性を虜にする、はにかんだような“ヨンハ・スマイル”は、すでに完成されていたのでしょう。順風満帆に思えた学生時代ですが、高校に上がるとある事件が…。

パク・ヨンハの秘められた伝説
『カンニング疑惑』

高校2年生の数学の授業でのこと。ヨンハさんの答えは正解・・・しかし、途中の計算式が滅茶苦茶。これを見た先生は、カンニングを疑います。嘘をついていると一方的に決め付けられたヨンハさんは、先生に殴られてしまいます。この一件が原因で、ヨンハさんは登校拒否に。勉強嫌いになってしまったというのです。

「僕が見た限りでは、個人的な感情が入っていたと思います。当時、その先生は体罰がひどかったので、子供心に学校へ行きたくなかったんです」(ヨンハさん)


パク・ヨンハの秘められた伝説
『倒産、そして芸能界へ』

学校嫌いとなってしまったヨンハさんをさらなる試練が襲います。父・スンインさんが経営していた芸能プロダクションが倒産してしまったのです。いつも笑いが絶えなかった家から笑い声が消え、ヨンハさんは自立し、働くことを考えざるを得ませんでした。そんな時、ある1本の電話が。それは、芸能事務所からのスカウトでした。実はこの少し前、街で1枚のスナップ写真を撮られていたのです。この写真が「街で見かけたかっこいい人」という雑誌の特集に掲載され、それを見た芸能関係者がスカウトしてきたのです。まさに渡りに船でした。そして、ヨンハさんは芸能界に入ることに。その初仕事の日。撮影現場に来たヨンハさんは愕然としました。それは、主人公の後ろをただ歩くだけのエキストラだったからです。その後も、もらえる仕事はエキストラばかり。つまらなくて、芸能界をやめようと思っていたそんなある日。あるドラマへの出演が、パク・ヨンハさんのその後の人生を大きく変えることとなります。


パク・ヨンハの秘められた伝説
『先生役で大ブレイク』

それが、最高視聴率57.3%を記録したドラマ『ずっと会いたい』。ヨンハさんの役どころは、メガネがトレードマークの情熱的な小学校教師でした。当初の予定ではほんの脇役でしたが、ヨンハさんの熱演に手ごたえを感じたスタッフが、大幅にヨンハの出演シーンを増やしていったのです。やさしくて誠実な役柄が受け、『娘の旦那さんにしたい人』第1位にも選ばれるほど、幅広い層からの人気を獲得することになります。さらに、『MBC新人賞』という名誉ある賞を受賞。ヨンハさんは、一躍トップスターの仲間入りを果たしたのです。新人賞を受賞すると、ヨンハさんの周辺は急激に変わり始めました。

「ドラマ出演依頼も増えましたし、周りの待遇も…。周りで変わらなかった人は誰もいません。全員、変わりました」(ヨンハさん)

周囲にチヤホヤされる日々を過ごすうち、ヨンハさんは次第に自分自身を見失っていったのです。ドラマで得たギャラを車や高級な服につぎ込み、毎晩、酒浸りの日々を過ごしたのです。

「やりたいことだけをやり、食べたいものを食べ、着たい服を着て、何か言うときも、それが相手を傷つけるかどうかなんて考えずに、言いたいことを言ってました。1年間、仕事をせずに遊びほうけて楽しんで、当時は自分がダメになってたと思います」(ヨンハさん)

そんなヨンハさんが、半年振りに実家を訪ねた時のことでした。仕事もしないで堕落しきった生活を送っていたヨンハさんを両親は叱ろうとはしませんでした。その時、ヨンハさんは母親にシワが増えているのに気づきました。

「そのとき、どれほど自分を失ってたかというと、両親に毎月おこづかいさえ渡せばいいと思ってたんです。生活費を渡せばいいと。若い頃は目に見えるものしか見えてなかったんです。
いろいろ感じた後からは、両親に対して気を使うようになり、両親を見ながら我慢することも覚えたし、一生懸命に生きなきゃいけないとも思ったし・・・今はまだ両親は生きてるけど、いつまでも生きてるわけじゃないから、親がいるうちは、親のために生きるのも悪くないと思うようになりました。こんなふうに話すと、すごく親孝行な息子みたいだね。親孝行じゃないのに」(ヨンハさん)


その後、ヨンハさんは人が変わったように、仕事にまい進するようになったのです。そして、ついに、あの作品と出会うことに…。


パク・ヨンハの秘められた伝説
『“冬ソナ”大抜擢の真相』

その頃、「冬のソナタ」の製作現場で、ユン・ソクホ監督はあることに頭を悩ませていました。主人公のチュンサン役にペ・ヨンジュンさん、ヒロインのユジン役にチェ・ジウさんが決まり、既に台本の読み合わせもスタートしていたのですが、サンヒョク役だけが決まっていなかったのです。“冬ソナ”の中でも最も難しい役と考えられていただけに、キャスティングが難航していたのです。サンヒョク役の候補の中には、ヨンハさんの名前も挙がっていたのですが、若すぎる年齢がネックとなっていたのです。ペ・ヨンジュンさん演じるチュンサンとサンヒョクは同級生という設定。しかし、当時、ペ・ヨンジュンさんの年齢は29歳。ヨンハさんは、24歳と5つも年下だったのです。しかし、それでもヨンハさんをサンヒョク役に強く推薦したある人物がいました。ほかならぬ、ペ・ヨンジュンさんが「サンヒョクを演じられるのはヨンハしかいない」とヨンハさんを推したのです。

「ヨンハさんは好青年で純情なイメージですが、当時、俳優業に復帰したばかりだったので新しい作品に向けたエネルギーに満ちていました。その情熱が『冬のソナタ』には大いにプラスに作用したと思います」(ソクホ監督)


こうして、難航していたサンヒョク役はヨンハさんに決まったのです。


パク・ヨンハの秘められた伝説
『整形疑惑』

ヨンハさんにとって、「冬のソナタ」のサンヒョク役は、演技派俳優として認められる願ってもないチャンスでした。それまでのイメージを払拭し、執着心の強いサンヒョクを演じるためにヨンハさんが最初にしたことは、ダイエットでした。スポーツジムに通い続け、9キロもの減量に成功。そして、次に、トレードマークの「メガネ」を外したのです。しかし、これにより思いもよらぬ問題が持ち上がってしまうことに。「整形疑惑」です。

「目を小さくしたとも言われました。目を小さくするなんてあり得ますか? とにかく、いいイメージになったんだと思うことにして、やり過ごしました」(ヨンハさん)

この減量とメガネを外したことで、ヨンハさんは、柔和なイメージを払拭することに成功! 神経質で鋭い印象のサンヒョクが誕生したのです。ヨンハさんのイメージ・チェンジは狙い通りでした。「冬のソナタ」のサンヒョクに対する視聴者の声は、今までの誠実で真面目というヨンハさんのイメージとはかけ離れたものだったからです。『サンヒョクは酷すぎる!』。チュンサンとユジンの仲を引き裂こうとするサンヒョクに対し、放送直後には視聴者から苦情の電話が鳴り止まなかったといいます。それでも、ヨンハさんは動じないどころか、脚本家にこう言ったそうです。「必要ならば、サンヒョクのキャラクターをもっと悪くしても構わない」

番組放送当初は多くの女性視聴者から反感を買っていたサンヒョクでしたが、ひとりの女性を一途に思い続けるサンヒョクに対し、次第にこんな声が上がり始めたのです。
「チュンサンとサンヒョク、結婚するなら、絶対にサンヒョク!」

そんな風に女性聴視聴者の見方が変わっってきたのは、コーヒーショップでのユジンとの別れのシーンがきっかけでした。

「監督に、涙が出すぎて見苦しいので、控えめに流せと言われるほど、すごく涙が出たんです。ウソみたいだけど、本当に恋人と別れたような気分になったんです」(ヨンハさん)

ここでヨンハさんは、ある秘話をスマステだけに明かしてくれました。

「これは初めて話すことですが、大学時代に付き合ってた彼女と別れた店が、あのコーヒーショップだったんです。本当なんです。本当だよ! 証人もいるよ。ソ・ジソプというんだ(笑)」(ヨンハさん)


パク・ヨンハの秘められた伝説
『口パク疑惑』

2003年、イ・ビョンホンさん主演のドラマ「オールイン」が最高視聴率47.7%と大ヒットを飛ばすと、イ・ビョンホンのテーマ曲となっている挿入歌「初めて出会った日のように」も大きな話題となりました。この歌を歌っているWHOという歌手は一体誰なのか? ネット上では様々な憶測が乱れ飛びました。その中の有力な説が、「WHOは俳優のパク・ヨンハではないか?」というものでしたが、「あんなに上手いわけがない」と言う否定的な意見も多かったのです。

そんな論争に終止符を打つべく、ヨンハさんはKBSの人気番組「ユン・ドヒョンのラブレター」に出演することに。そこで、ヨンハさんはドラマ「オールイン」の挿入歌「初めて出会った日のように」を生放送で歌ったのです。以降、ヨンハさんは多くの音楽番組でこの歌を歌うことになるのですが、ここで新たな疑惑が生まれてしまいます。『口パク疑惑』です。「ヨンハは歌番組で実際に歌っていないのではないか?」さらには、「本当はこの歌自体、ヨンハ以外の人物が歌っているのではないか?」という憶測まで飛び出したのです。

今回、ヨンハさんはスマステだけにその真相を明かしてくれました。

「ああ、一度(口パクで歌ったことが)ありました(笑)。なんてこった…。なぜそんなことをしたのか覚えてないんですが、多分、体調が悪かったりとか、収録時間があまりにも早い時間だったりしたので、そうしたんだと思います」(ヨンハさん)

音楽番組では一度だけ口パクで歌ったことがあると潔く認めたヨンハさん。「ヨンハ以外の人物が歌っているのではないか?」という噂に対しては、それ以降、数々のライブをこなすことで、疑惑を払拭していったのです。

数々の事件や疑惑に巻き込まれながらも、その度に逆境をバネに、ステップアップしてきたパク・ヨンハさん。韓国で日本で、そして子供から大人まで幅広い層に支持されているのは、そんな経験があるからかもしれません。


SmaSTATION!!特別企画(番外編)パク・ヨンハ完全密着!華麗なる素顔

パク・ヨンハさんの素顔に密着するために、韓国へ渡ったスマステ・スタッフ。今回、仕事の都合で来られなかった大下アナの代わりに、堂真理子アナが、ヨンハさんに密着します。
早速、待ち合わせの場所に向かうと、そこに自ら車を運転してヨンハさんが現れました。ふたりは、ヨンハさんの運転する車で、とある場所へと向かいます。

まず、最初に向かったのは、「ソウル中央高校」

「冬のソナタ」の高校のシーンのほとんどを撮影した高校です。早速、ふたりは懐かしの教室へと向かいました。5年ぶりに戻ってきたサンヒョクの席。そこで、ヨンハさんは、当時の撮影秘話を明かしてくれました。

「当時は、ハードスケジュールで、ちゃんと寝られたのは、1週間に1日くらい。撮影中に、チェ・ジウさんが寝てしまったり、『カット!』という声が聞こえないから見てみると、監督もカメラマンも疲れ果てて寝てしまったことがありました。ペ・ヨンジュンさん? ヨンジュン先輩は、休んでいるようにかっこよく目を閉じていることはありましたが、とにかく居眠りはしていませんでした」

そして、次に向かったのが、「スポーツジム」

ヨンハさんが毎日通っているというスポーツジム。韓国では、「美しい体」が、人気俳優になるための重要な要素なのです。ヨンハさんもかつて、ドラマ「Loving you!」で鍛え上げられた肉体を披露し、女性視聴者の視線を釘付けにしたことがあります。

そして、次は「韓国料理店」へ

そこは、ヨンハさん行きつけの韓国料理店「トンナムチブ」。ここは、「サムギョプサル」という料理の店。「サムギョプサル」とは、豚の3枚肉のこと。専用の鉄板で油を落としながらカリカリになるまで焼いて、いろんな薬味と一緒にサンチュなどに巻いて食べるのが一般的な料理。韓国では、牛肉のカルビよりも人気のある焼肉なのです。「サムギョプサル」初体験の堂アナも、大満足でした。

おなかも満足したところで、今度は、さらにプライベートな質問を。ヨンハさんの「理想の女性」について聞いてみました。

「どちらかというと、物静かな人が好きです。それと、僕に尽くしてくれそうな女性かな。日本人女性? 好きですよ。でも、言葉が通じないので、付き合うとなると心配ですけど、できることなら、お付き合いしてみたいです。だけど、紹介してくれる人がいないんだ(笑)」

そして、SMAPについては、こんな発言を。

「SMAPは、有名な方たちですから、みんな知ってますよ。とても才能が豊かな人たちというイメージですね。稲垣さんは、「星の王子さま」のようなイメージですし、香取さんは人間的な魅力にあふれている方、僕と同じ年なんです。1月生まれですよね? 中居さんはすごく紳士で、人に対する気配りができている方だと思います。木村さんは、隙のない完璧主義な人のような気がします。個人的に大好きな俳優です。草ナギさんは、韓国に対する関心がとても高く、韓国と日本の文化交流に貢献してくださっている方なので、二度ほどお会いしましたが、とても親近感を感じています」


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