――初登場とは思えないほど、リラックスされていたようにお見受けしました。
香取さんとは「笑っていいとも!」で1年間ご一緒させてもらっていたこともありましたので、久々の再会という感じで楽しかったです。しかも、一対一で、ああやってフランクにお話しできるっていうのが嬉しくて。本当に楽しい1時間でした。
――離婚の慰謝料についてのテーマはいかがでしたか? あまりに額が大きくて、庶民にはリアルに感じられませんでしたが…。
自分の仕事の範疇のテーマですから、話しやすかったですが、海外の、しかも、有名人の離婚や慰謝料の事情にはそこまで詳しくないですからね…。僕もあの額には驚きました。あれは、ハリウッドを中心にした本当に世界でもトップクラス方たちの額なんでしょうけど、それでもやっぱり、「ハリウッドは違うな〜」って思いましたね。日本でも、あんなふうに額が大きくなれば、僕ら弁護士の仕事としてはいいんですけどね(笑)。
――香取さんも興味津々な様子でした。
そうでしたね。まだ、ご結婚されていないとはいえ慰謝料の額もそうですが、浮気の証拠となる携帯メールを写真に撮るというのも、興味深そうに聞かれていましたね。
――橋下さんがおっしゃった「証拠の携帯メールは写真に撮る」は、すぐにでも役に立つアドバイスでした。
何にしても現場の写真をおさえるというのが一番なので、行動記録というか、そこに狙いを定めるっていうことですかね。でも、今日、番組でそれを言ってしまったので、男性陣は防御に入っちゃうかもしれないですね。さっきも、スタジオを出た瞬間に、男性スタッフから「何も、あそこまで具体的に言わなくても」と、言われましたので、これは、男女間の熾烈な駆け引きが始まるじゃないかと(笑)。
――日本でも離婚は増えているんですよね。
そうですね。ただ、ここ数年、年金分割の問題があって控えていた人が、今年になり離婚しているというケースがあるので、少し増えている程度で、急激にというのではないと思います。それでも、結婚したカップルの3組に1組程度が離婚するといわれていますから、決して少なくないとは思いますが。
――視聴者から橋下さんに「夫婦円満の秘けつを聞きたい」というメールも多く寄せられていたようです。
それは、夫婦が一緒の寝室で寝ることじゃないですか。そうすると、何かしらちょっとした話もできますし、お互い生活の時間がずれていたとしても、一緒に数時間を過ごすことで、翌朝は、すっきりと目覚められるっていうか。そんなことじゃないかと思います。
――最後に、これから結婚するであろう香取さんにメッセージを。
そうですね。行動記録と携帯メールにだけは注意してください(笑)。
(橋下徹さん)
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