◆吾郎ちゃんのコメントは凄かった！「ここまできたか！」って感じでした。SMAPの吾郎ちゃんがやってくれているコーナーというより、いち映画ファンとして楽しんで見ることが出来るコーナーになってきたような気がします。例えば、『シュレック3』のときにいきなり「3本目はいらない！」っていうのも、稲垣吾郎がCGアニメ嫌いっていうところもあると思うんですけど、そこさえも本物っぽい。ランキングをつける人間としてね。『ゾディアック』はもっと上なのかな、って思ってたけど、あれを敢えて3位にして「ヒーローにしてはいけない！」っていう締め方にもやられました。D・フィンチャーに関しても、「今回はシンプルで、斬新なカット割りとかカメラワークはなかった」「『ゾディアック』にほれている監督の話なんじゃないか」っていう…。でも、最後は「ヒーローにしてはいけない」。なんてまとまったコメントなんだろう？ただ、『女帝　エンペラー』のときの『英雄　Hero』『グリーン・デスティニー』のコメントには、ボクは納得いかないですね◆高額離婚慰謝料…面白かったですね。「へぇ！」とか「おお！」って言えないレベルってあるんですよね。10位で18億円とかこられちゃうと、あそこでもう「おお！」ってなっちゃうじゃないですか。そうすると、半分くらいからはもう言葉も出ないような感じはありました(笑)。だけど、10位からのランキング、となればどうしても1位は気になるものですよね。ただ、今日みたいな金額的なものだと、もうグーの音も出ない、みたいな感じ。あそこまで行くと、ジョーダンがきても、その上のアブラモビッチをもってこないと、「おお！」っていうのをもう言い尽くしちゃってるから…◆110億円のあとに120億円になっても、その差があんまりわかんなくなりますよね。そこで1回突き抜けちゃって、その後に橋下さんに日本の話を聞いて、「100万円から1000万円だ」って教えてもらって現実に戻され…。でも、次に日本の離婚慰謝料の最高額が50億円だ、って聞いて、また「えぇ!?」ってなって。で、浮気の証拠の話のときにまた身近なところに戻されて…って感じで、こんな短い間でも、人の気持ちとか考えることってこんなに波があるんだな、っていうことを凄くリアルに感じた1時間でしたね。 (編集長：香取慎吾)

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