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ピーターさんの答えは「個人用と、企業用のラインが違ってて、システムが混乱して…」。おまけで、good！です。香取くん的な正解は、「一緒になる前の銀行のコンピューターがそれぞれバラバラで、それを無理やりつなげたのがうまく働かなかったから」でした。
みずほフィナンシャルグループは11日、復旧作業を続けている口座振り込みの未処理分を、10日発表の15万件から40万件になった、と発表しました。みずほによると、これは４日までに処理されるはずだった分に加え、新たに未処理分が見つかったため、ということです。復旧は早くても来週中になりそうなみずほグループのシステム混乱。信じられない今回の大規模システム障害が起きた一番の原因は、合併前の３つの銀行のコンピューターシステムがそれぞれバラバラだったこと！ 第一勧銀は富士通、富士銀行はＩＢＭ、日本興業銀行は日立とバラバラ！ 更に、これらがお互いのデータを直接やり取りできる互換性がなかったから、今回のような大混乱になったといわれています。
「銀行が統一するんだったら、当然システムも統一するべきだ！」と考えるのが一般的。しかし、それぞれの銀行が「自分達のシステムを残したい！」と主張したため、結局「それぞれのシステムを中継する」ということにしてしまったのです。銀行統合初日、結局、命綱の「中継システム」が上手く機能せず、３万件の二重引き落としや、２５０万件の振込み遅れなど信じられないトラブルを引き起こしてしまったのです。「自分達が長年使い慣れてきたシステムを残すことで新銀行での主導権を取りたい！」という各銀行のエゴが、利用者の信頼を失うこのような事態を招いてしまったと言えます。この騒動で、クレジットカード会社には利用者から、「引き落とされないとブラックリストに載っちゃうの？」という問い合わせが相次いだということす。「安全・確実」がモットーである銀行にあってはならないトラブルですよね。
「二重振り込みでウチらが得したとか聞かないですよね。もっと早くわからなかったのかな」（香取）、「（みずほの経営陣は）全然謝ってない！往復ビンタですよ」（ピーター）と、おふたりとも今回の騒動には怒りが収まらない様子でした。 |
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「タバコ…ヒーターが…」なんて答えた香取編集長。too bad！です。正解は、飛行機のチケットです。地球温暖化の原因とされているＣＯ２・二酸化炭素。工場からの排煙、自動車の排ガスが主な出どころと思われがちですが、実は、最も二酸化炭素を排出していると言われているのは、旅客機などの航空産業。例えば、平均的な航空機がロンドン・ニューヨーク間を飛ぶ場合、乗客１人につきなんと１トン近い二酸化炭素を大気中に放出していると言うんです。これはオドロキです。そこで、イギリス政府は「環境税」としてなんと飛行機のチケットに税金をかけることを決めたんです。この税金が実施されれば、例えばロンドン～ＮＹ間で３５ポンド（およそ６３００円）、カリフォルニアまでは５０ポンド（およそ９０００円）の税金がチケット代に上乗せされることになります。イギリス政府はこの環境税導入で航空会社がより環境にやさしい燃料を使用することを期待しているようです。ちなみに、この環境税、直接利用客にかかるので、航空会社は特に反対はしていないとか。一般の利用客と格安航空会社がもっとも影響を受けるといわれています。それに対して香取編集長は「イヤだ！」とコメント。確かに、利用客だけが負担する、なんてちょっと変な感じですよね!?。 |
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「35億…30億円！」とピーターさん。これまたおまけでgood！です。アメリカ大手企業２００社の経営トップの平均年収は、なんと１５５２万ドル、日本円にして２０億円になるのです。コレ、最高額ではありません！あくまで“平均”なんです!! そして、２００社の中で一番年収があるのは、通信機器大手「シスコシステムズ」の最高経営責任者ジョン・チェンバース氏。その額はなんと１億５４３１万ドル、日本円にして２００億円にもなるのです！ コレはメジャーリーグの球団を買収できるほどの金額です。それに比べ、日本の社長さんの平均年収はというと、上場企業でおよそ４５００万円。アメリカの４０分の１にも満たないのです。この驚くべき差はなんなんでしょうか？ ひとつの理由として、アメリカには「成功者が大きな見返りを受けるのは当然だ」というアメリカンドリームの考えがあり、一般に経営者が巨額の報酬を得ることに対して寛容なお国柄だからなんです！ それにしてもスゴすぎますよね。かつて「アメリカの経営者が会社が赤字なのに日本に比べ段違いの報酬を得ているのはケシカラン！」と問題になったことがありましたが、そのとき彼らは、「日本の経営者は報酬は少ないように見えるが、会社の金で豪遊しているじゃないか！」と反論したということですが、「ジャパニーズドリームって言葉はないんでしょうかね？」と香取編集長がコメントしたのも無理はないですよね。ちなみに「テレビ朝日の社長さんの給料はいくらなんでしょうね？」という香取発言に対して、大下容子アナは「調べておきます」と答えましたが、ホントに？ |
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「家事…子育て…ミシンとか細かい仕事」と答えた香取編集長。too bad！です。ＰＫＯとは国連平和維持活動＝Ｐｅａｃｅ Ｋｅｅｐｉｎｇ Ｏｐｅｒａｔｉｏｎｓの頭文字をとったもので、国際的な紛争の平和的に解決しようとお手伝いする活動を言います。例えば停戦監視や道路などの建設、難民の救援、選挙の監視などです。今回、自衛隊は内戦が終わった東ティモールに派遣します。そこで彼らは、破壊された道路や橋の建設、維持補修などを担い、その規模は過去最大の６８０人。そして初めて女性の自衛官が７人参加します。彼女達は現地で医療や通訳、広報、書類の整理、国連との調整など後方支援として働くことになるそうです。
こちらは今年の２月までにＰＫＯに派遣した人員の国別順位です。
| １位 |
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６０２５人 |
| １７位 |
アメリカ |
７７５人 |
| ２５位 |
韓国 |
４７４人 |
| ５５位 |
日本 |
５１人 |
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日本は５１人と５５番目。韓国は日本の１０倍近く派遣しています。アメリカも１位じゃないんですね。さて、６０２５人も派遣している１位の国はどこだと思います？答えは、バングラディシュ。２位はパキスタンと南アジアの国なんです。ＰＫＯは国連から一人当たり１０００ドル支給されるんで、これらの国にとっては大きな収入源となっているんです。
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「１年以上２年未満、10万円以下の罰金」とピーターさん。残念ながらtoo bad！ セクハラは、とても重い罪なのです。セクシャルハラスメント【sexual
harassment】とは「性的に人間性を傷つけること。特に、職場などで女性を不快・苦痛な状態に追いこみ、人間の尊厳を奪う、性的なことばや行為」（岩波書店『広辞苑』より）。このセクシャルハラスメント事件で記憶に新しいのが、横山ノック前大阪府知事。これは、横山前大阪府知事が、選挙運動中に車の中で女子大生の下半身を触るなどわいせつな行為をしたもので、これらの行為は強制わいせつ罪にあたるとして、ノック氏は逮捕されたのです。この「強制わいせつ罪」は最高７年もの懲役を課せられる重罪です。民事上でもノック氏はこの女子大生に訴えられ、セクハラ裁判史上最高額の１１００万円の慰謝料を支払うことになりました。これがアメリカになると慰謝料はケタ違いです。三菱自動車のアメリカ子会社では「男性社員に胸やおしりを触られた」「性行為の好みを聞かれた」と女性社員が裁判所に訴えたんです。一時は三菱自動車の不買運動まで起き、結局、日本円にして総額なんと４９億円もの和解金を支払うことになったんです。ちなみに、アメリカでは信じられないことに小学１年生の男の子が同級生のほっぺにキスをしたのが「セクハラ」だとして停学処分を受けてしまったんです。さすがに「これはセクハラじゃないだろう！」と覆されましたけどね。それくらいアメリカではセクハラに敏感なんですよ。もうひとりのゲスト・乙葉さんは、アメリカでのセクハラ訴訟の高額和解金の話を知り、「セクハラされたらお金持ち？」なんておっしゃっていましたが、「その考え方はどうなの？」（ｂｙ香取）。 |
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| というわけで、香取編集長は２問とも不正解。ピーターさんは、３問中２問正解でした。今回は、香取編集長の採点が若干甘かったとはいえ、これでピーターさんの１勝２引き分けという結果に。 |
