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今回は「友へ チング」。おすぎさんの評価はいかに!?
韓国映画の興行記録を塗り変えた作品「友へ チング」。過去に大ヒットした韓国映画「シュリ」や「JSA」が持つ観客動員記録は約600万人。が、「友へ チング」は800万人を超える観客を動員、その経済効果は150億円を超えるとも評価されています。この作品は監督/脚本を担当するクァク・キョンテクが自らの体験をもとに、運命に翻弄される4人の幼なじみの壮絶な人間ドラマを描いたもの。“韓国版スタンド・バイ・ミー”、“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・プサン”と、韓国中で社会現象となるほどの人気を博しました。出演はユ・オソン、チャン・ドンゴンほか。今回、香取編集長が選んだこの作品――おすぎさんはどう評価したのでしょうか? 投票結果はこちら→

韓国の映画なんですけど、ソウルではなくプサンが舞台です。プサンっていうと、日本では名古屋とかになると考えてもらっていいと思います。
1970年代、そのプサンに幼なじみの小学生の男の子たちがいるんです。ヤクザの親分の息子、葬儀屋さんの息子、普通の家庭で育った秀才の子、とってもお調子者の子――この4人が一緒に海水浴やったり、色々やってるんですけど。そこから、'90年代までの話、最後はヤクザの息子と葬儀屋さんの息子が敵対して戦うところまでを描いた話です。語りは秀才の子がやってるんですけど、その子が見た通りのことを描いてます。宣伝部の方では「スタンド・バイ・ミー」の韓国版だとか色々言ってますが、私はブラッド・ピットが出てた「スリーパーズ」っていう映画と、「仁義なき戦い。」を足して2で割ったみたいな作品だと思ってます。
見た人が何がすごいって思うかっていうと、昔の日本の風景とすご〜く重なるところがあるんです。今みたいにCGだ、ナントカだっていうんじゃなくて、抗争する時でも、お互いに本当は惹かれあってるんだけど、組が違うがために憎しみ合いながらやっていかなきゃいけなかったっていう…。友達だった人間が大人になってこう変わらなきゃいけなかったっていうのが、こっちに伝わってくるのね。あたしはオカマだから、男同士の友情ってわからないけど、見てるうちに何が何だかわからないんだけど、どんどんこみ上げてきて、ラストには涙が出てきて…。男ってもしかしたらいいかもしれない!! とか思える映画になってるんで、涙を流したい人はぜひ御覧になればいいと思います。1800円、十分です!!
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