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ばあちゃんの“その後”のVTRを見て、泣きそうになりました ーー島田洋七さん
島田洋七さん――前回の大反響を受けての、二度目の特集でした。再登場されたご気分は?
同じ番組に同じテーマで呼んでいただけるなんて、本当に初めてのことですよ。マネージャーから話を聞いたときに「違う番組なんじゃないの?」って言ったくらい。ありがたいことです。

――それにしても、前回の放送後の反響は凄かったですね。
本が一日で10万部も売れるなんて、ほかの人でもそんな前例ないんじゃない?驚きましたわ。VTRにもありましたけど、一軒の本屋さんで600冊売れたところもあるって。まあ、そんなに在庫があったってことも、凄いけどね(笑)。もともと、九州とか関西では地元ってこともあり売れていたんですけど、東北とかには届いていなかったんです。ところが、前回、スマステに出て、番組をご覧になった東北地方の方からの問い合わせが凄かったそうです。やっと、全国に認知されました。

――テレビの影響力は、凄いですね。
そうですね。でも、だからこそ、みんなもっと意識して番組をつくらなあかんね。ものをムダにしたり、人を陥れたりするようなテーマじゃなくて、「見てよかった」「元気になれた」って思えるものを、もう少し増やしたほうがいいね。そういうニーズがあるから、前回のスマステは、反響があったと思うよ。

――「がばいばあちゃん」のその後を紹介した特集の内容はいかがでしたか?
その後について、映像でこれだけ紹介したのは初めてのこと。だから、俺自身が凄く新鮮でしたね。それと、前回も思ったけど、VTRの作り方が、非常にうまいね。俺、泣きそうやったよ。これから、映画を作るときに、このVTR参考にさせてもらうわ(笑)。

――ご自身監督をされるという、その映画第二弾は、いつ頃公開に?
まあ、いつでもいいんですよ。でも、一応、今年の夏か秋頃には…って思ってます。今、いろいろ考えているところです。

――台湾、中国でもブームになっていますが、どんな心境ですか?
「ほんまかいな!?」って(笑)。でも、ほんまに凄いばあちゃんだと自信があるんで、世界にも通じるんだろうなって。だから、そんなばあちゃんのことを、紹介できてよかったなって思います。。

――国境を越えて、支持される理由はどこにあると思われますか?
例えば僕らは、「フランスにはモデルさんばかりおるのかな?」という思い込みがあったりするけど、どこの国に行っても貧乏な人、悩みを抱えた人はいるでしょう。それは、全世界同じことですよね。ばあちゃんから母ちゃんが生まれて、母さんから孫が生まれるってことも、全世界で一緒でしょ。

――今後、アジア以外でも展開されていくそうですね?
英語に翻訳した本を出すのと、原作を凝縮したものを、ハリウッドにもっていければいいなと思っています。それで、ゆくゆくは、向こうでも映画化されればいいなって。

――世界に「がばいばあちゃん」の思いが届くといいですね。
ばあちゃんはよく「みんな、頭がいいっていう意味を忘れている」って言ってました。国を作っている人が頭がいいなら、なんで、国どうしがケンカをするんだって。「そんなん、頭悪かとよ。アホはケンカせんばい」って。戦争を凄い恨んでましたよ。なんで、こんなことになるのって。人様のものを奪ってまで、贅沢したいとは思わないってね。

――今、生きていらっしゃったら、今の世界情勢をどう思うでしょうね。
「この世におらんでよかった。つかれるばい」って、きっと言うでしょうね。残念なことです。

(島田洋七さん)


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