SmaSTATION!!

◆前回のときは、こんなおばあちゃんがいて、素敵なお言葉がたくさんあって…という感じでしたけど、今回は“その後”ということだったんで、「がばいばあちゃんはもういないんだ…」という思いにもなり…。ボクも、もうひとり新しいおばあちゃんが増えたんだ、っていうような気持ちだったのでそれを淋しく思いつつも、だからこそおばあちゃんの言葉を自分のものにしなきゃな、っていう風にも強く思いました。今日は、「山あり谷あり」の言葉が一番印象に残りました。あれはたまらないですね◆がばいばあちゃんは洋七さんに「5年頑張ったんだから、5年遊べ」っておっしゃったそうですけど、もしボクがそう言われたら…多分、そこの踏ん切りはつけられないですね。もし山の頂上にいけたとしたら、何とかそこから下に落ちないように踏ん張っちゃうのが普通だと思うんです。頂上に行き着いて、それより上がないところでどうしたらいいのかわからなくなったら、一旦そこから下りて、美味い水を飲んでもう一回挑戦しろ、っていうのは…洋七さんは実際にそうしたわけじゃないですか。でも、そうしなくても、その言葉をもらえるだけでもホッとすることが出来ると思うし、もう一回、自分を見つめ直すことが出来る言葉だと思いました。素晴らしいですよね。頂上にたどり着いたら、水もないし、酸素だって薄くなるわけじゃないですか◆番組の中で聞けなかったことは、洋七さんはいままた頂上にいるんじゃないかな、っていうこと。これだけ本も大人気でしょ。「もしボクがそう聞いたら洋七さんはどう受け止めるのかな？」って思っていたんだけど、映画の話をしているときに、「最後に…」ってポロッとおっしゃったんですよね。「最後に自分で監督したい」って。それが気になりましたね。もしかしたら洋七さん、この後、5年休むつもりなんじゃないかな、って(笑)◆それから、がばいばあちゃんの動画、どうしても見たいです。でも、難しいらしいです。調べようと思っても、見つからなかったとか。まだビデオデッキとかが普及していなかったころらしいので…。でも、ここまでくると、どうしても見たいですよね。みなさん、もしビデオを持っていたらスマステまで連絡ください◆『ストリングス』に出演することになりました。新聞でもコメントさせていただいた通り、『ストリングス』の糸がボクにもつながっていたんだ、と。映画の中で、絆というものが描かれていきますけど、みなさんにも糸がつながっていると思うので、是非劇場でそれを確かめていただきたいと思います。ボク自身は、声だけのお仕事で言うと、いままでで一番、思いっきりやらせてもらえたと思っています。現段階で見たスタッフの方々からは、ボクだとわからない、と…。普段、凄く近いところにいるスタッフの方も、「気づかなかった」って。それを聞いて最高に嬉しかったです！なので、皆さんにも是非、見てほしいです！

(編集長：香取慎吾)