中国で、携帯電話と数1000元を盗んだ泥棒が、感動的な携帯メールに心を打たれて盗品を持ち主に返しました。山東省の教師パン・アインさんは金曜の夜、自転車で家へ帰る途中にバイクに乗った若い男性にバッグを奪われました。中には携帯電話、クレジットカード、現金4900元(約7万6600円)が入っていました。最初、パンさんは警察を呼ぼうと考えましたが、バッグを返すよう泥棒を説得しようと同僚の携帯電話から盗まれた自分の携帯電話に電話をかけてみることに。しかし、電話には出なかったのでメールを打ったのです。「私はパン・アイン。ウトウ中学校の教師です。あなたはいま困難に直面しているのでしょう。もしそうだとしたら、私はあなたを非難するつもりではありません」。1通目のメールに、返事はありませんでした。「本当に必要ならば4900元はあげます。ただし、他のものは私に返してください。あなたはまだ若い。 間違いを犯すのが人間です。 間違いを正すことが何よりも大切なのです」。このような21通のメールを送りましたが返信はなく、さすがにパンさんも諦めることにしたのです。日曜日の朝、でかけようとしたパンさんは、家の中庭で袋につまずきました。それは盗まれたバッグで、中身も何ひとつ無くなっていませんでした。しかもバッグの中には「親愛なるパンさん。申し訳ありません。私の間違でした。許してください。私が盗みを行ったにもかかわらず、あなたは非常に寛容でした。心を改めて正しい人間になります」と書いた手紙が中に入っていたそうです。 ▲Page Top サウジアラビアの裁判所は、麻薬を使用した罪で裁判にかけられた男性に、半年でイスラム教の聖典コーランを暗記するよう命じました。もし暗記に失敗したら、懲役1年の刑に服することになるそうです。この「選択刑」によって、コーランを覚える期間としての半年、被告の男性は「懲役半年」という刑の執行を猶予されます。しかし、コーランを暗記できなければ、刑は2倍の懲役1年になるそうです。コーランに書かれている単語は7万7000語。通常、暗記するのに2年かかるといわれています。裁判所に難しい挑戦を命じられた被告、果たして半年後の結果は・・・？ ▲Page Top マレーシアの首都クアラルンプールで、巨大なヘビが犬11匹を丸飲みしていたことが明らかになりました。このヘビは体長が7.1メートル、住民らに発見されるまでに果実園の番犬を少なくとも11匹飲み込んだとみられています。被害を受けた果実園のオーナー、アリ・ユソフさんは『ニュー・ストレーツ・タイムズ』紙に、「このような巨大なヘビを見てショックだった」と話している。同紙は体長がテニスコートの幅ほどあり、木の幹ほどの厚みをしたヘビの写真も掲載しました。同紙によると、発見した住民らはこのヘビに危害を加えることなく、木に縛り付けた上、野生動物の管理当局者に引き渡したそうです。 ▲Page Top

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