SmaSTATION-6

――今までご出演になった番組とは随分趣向が違うと、驚かれたそうですね。
まず、こんな雰囲気の番組に出ることがないですからね。でも、楽しかったですよ。思っていたよりすぐ終わっちゃったし。

――スタジオは、かなりにぎやかな雰囲気ですよね。
正直、最初はちょっと大丈夫かなと思ったんですよ。キツイな～って。僕は、芸能界の人じゃないですし。凄く盛り上がっていて、ビックリしましたよ、あの雰囲気には(笑)。

――環境問題を取り上げた特集は、いかがでしたか？
最初にスタジオに入ったときは、環境問題といっても、「どんな内容を取り上げているんだろう？」って思いましたけど、始まってみたら、真面目な番組で。環境問題の特集についても、まず、知ってもらって、何かをするきっかけを作ってくれそうな特集だなって思いました。それに香取さんが出ているってことで、若い人にも影響があるだろうし、いいことだなって思いましたね。

――「地球が危ないんじゃなくて、人間が危ないんだ」という岡田さんのコメントが印象的でした。それにしても、日本人の環境に対する意識は低いですよね。
それは、本当に遅れていると思いますよ。経済ばかりを重視していてね。もっと、環境問題について知ってもらう広報をしないといけないですね。だから、こういう番組をやることは意味があると思います。そして、みんなの意識が高まってくれば、変わってくると思います。

――岡田さんのなかにも、広報の意識はあるのでしょうか？
僕は、専門家じゃないですけど、僕が番組に出ることによって、何かの手助けになるのであればと思って出るんですけどね。

――今日は、マイ箸もご持参いただきましたが、ほかに、どんなことを実践されているのですか？
できるだけ車に乗らないようにしてますし、電気をこまめに消すとか、ゴミの分別をしっかりするとか、本当に小さなことですよ。でも、ひとつやり始めるといろんなことに気付くようになるんですよ。そうなってくると、ちょっとずつできることが増えてくると思いますね。

――香取さんもまだまだできていないと反省していましたが。
いやいや、もう一歩踏み出しているじゃないですか。エアコンの温度設定にも気を遣っていると言っていましたし、ほかにも、いろいろ意識しているみたいですし。結局、「ここまでやらなきゃいけない」ってことじゃないんですよ。突き詰めていくと、人間はいないほうがいいってなるから。それは、不可能じゃないですか。環境問題に解決策ってないんですと。それぞれが、少しずつでもできることをやるしかないと、僕は思っています。

――そんな香取さんにメッセージがあれば。
今まで持っていたイメージと違って、非常にステキな方だったのが嬉しかったですね。

――どんなイメージをお持ちだったんですか？
もっと、軽い感じの方かなと思っていたんですよ(笑)。でも、失礼ながら凄く真面目で素直そうで、根がしっかりしている好青年だという印象を受けました。こういう人が環境問題に興味をもって、サッカーも応援してくれているのはすごく嬉しいなって。これからもぜひ、頑張っていただきたいですね。

(岡田武史さん)