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シンクロW杯開催中のなか、今回もマーメイド・プリンスとして白いスーツに身を包んでの登場となったイナガキ氏。「今回は、どれもレベルが高かった」という5本ですが、イナガキ氏が高得点を出した作品は?
イナガキベスト5
X-MEN:ファイナルディシジョン
「前2作を見ていない人にもわかりやすく作られていないといけないのでは?パワー不足を感じる。」
【作品DATA】
2006年(アメリカ映画)
監督:ブレット・ラトナー
出演:ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、パトリック・スチュワート、ジェームズ・マースデンほか
●日比谷スカラ座ほかにてロードショー
イルマーレ
ラブストーリーとしての根幹が緩い。愛し合うようになったきっかけが描かれていない。会ってもいないのに急加速し過ぎ!
【作品DATA】
2006年(アメリカ映画)
監督:アレハンドロ・アグレスティ
出演:キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、ショーレ・アグダシュルー、クリストファー・プラマーほか
●TOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにてロードショー
アガサ・クリスティの奥さまは名探偵
心地よいし、リズムもいいし、セリフのやりとりもおもしろい。アガサ・クリスティーを読み直したくなりました。
【作品DATA】
2005年(フランス映画)
監督、製作:パスカル・トマ
出演:カトリーヌ・フロ、アンドレ・デュソリエ、ジョヌヴィエーヴ・ビジョルドほか
●シネスイッチ銀座ほかにてロードショー
グエムル―漢江の怪物―
良かった。監督、キャストともに大好きなので、期待していましたし…。怪物のサイズがいい。家族愛、地球環境…いろんなテーマがちりばめられている。
【作品DATA】
2006年(韓国映画)
監督、原案:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナほか
●有楽町スバル座ほかにてロードショー
セプテンバー・テープ
ショッキング…。ある意味、不快感も感じるし、考えさせられる映画。こんな映画、無い!1秒たりとも目が離せない。
【作品DATA】
2004年(アメリカ映画)
監督、撮影:クリスチャン・ジョンストン出演:ジョージ・カリル、ワリ・ラザキほか
●シアターN渋谷ほかにてロードショー


インタビュー イナガキゴロー 「セプテンバー・テープ」を見て感じる衝撃は、未来のために必要なショックかもしれない。
――先月に続き、マーメイド・プリンスとしての月イチゴローでした。

いやぁ、面白いですよね。こういう現場で全然違うものの収録をするっていうのもないことだし(笑)、いつもとは違った臨場感があってね。そういえば、僕は、スポーツ観戦自体をあまりしたことがないんだよね。野球とか、サッカーは何度かあるけど、特に、シンクロみたいに個人競技があるスポーツはないよね。みんなが一生懸命やっている姿を見てて、逆に元気をもらったっていうか。

――そんな現場で…。

うん、そのまま元気なテンションを収録でも生かせたっていうか。いつもよりも、元気だったんじゃないの、僕?(笑)。

――「イルマーレ」について、大下アナと盛り上がっていたのは、その影響でしょうか?

うふふ。かもね。大下さんとはあまり対立はしないんですけど、珍しく違ったよね(笑)。でも、そのくらい話し合うきっかけとなる、いい映画なのかもしれないですね、僕は4位にしちゃったけど。

――総体的に見て、今回の5本はいかがでしたか?

今回の5本は、どれもレベルの高いものだったと思いますね。特に、「セプテンバー・テープ」と「グエムル−漢江の怪物−」は、非常に出来がよかったですね。「セプテンバー」が1位だったのは、ショッキングかつ斬新で、心に残る映画だったってこと。そういう意味での1位でしたね。

――「セプテンバー・テープ」は、「今まで見たことがない映画」と、盛んにおっしゃっていたのが印象的でした。

新しい映画の形っていうのかな…映画を超えてますよね。ただ、映画として考えても新しいと思いますし。

――相当、ショッキングなんですか?

ショッキングですね。結局、フィクションの部分もあるんですけど、それがどこだかわからないから、リアルだと思って見てしまうんですよね。だから、相当に驚いてしまう。でも、その騙しは、やってもいい騙しっていうか、ついてもいい嘘だと僕は思いますね。

――グラウンド・ゼロにも行かれたことのあるイナガキさんですが、9・11から5年目ということで、ご覧になって何か思われたことはありましたか?

早いなって。早いとは思うけど、5年の月日が流れて、じゃあ、世の中どう変わったかといえば、まだ戦争は続いているわけじゃないですか。ニュースを見るたびに、ネガティブな気持ちにもなるんですが、こういう作品をきっかけにして、戦争やテロといった現実を風化させずに記憶に留めておくってことは必要だなって。この間の「ユナイテッド93」もそうだけど、今やるべき映画なんじゃないでしょうか。

――忘れたり、語れなくなったら、終わりですもんね。

ですね。こういう作品を見ることによって、嫌な思いをしたり、やるせない気持ちにもなるんですが、それは未来のためには必要なショックかもしれないですよね。

――慎吾さんへ、何かメッセージはありますか?

そうですね。やっぱり、「X-MEN」ですかね。彼には、僕が前作を見ているかどうか、確認してからセレクトしてほしかったですよね。もしかしたら、素晴らしい作品だったのかもしれないのに。でも、まあ、僕が前作を見ておけばよかったんですけどね(笑)。
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