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ジャパニーズ in the ワールド
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ジャパニーズ in the ワールド 特別編 DEAR ジャパニーズウーマン vol.3 title=
これまでスマステーションでは、世界を舞台に活躍する数多くの日本人女性を紹介してきました。が、世界で羽ばたき続けるジャパニーズウーマンはまだまだいるのです!番組では、これまでに紹介してきたジャパニーズウーマンたちの最新情報、そして世界屈指の強豪ニッポン・シンクロナイズドスイミングの誕生に迫る緊急企画と合わせてお送りしました。
スマステが追いかけたジャパニーズウーマン最新情報
まずはこれまでに紹介したジャパニーズウーマンたちの最新情報から。ハリウッドで編集オペレーターとして活躍中の横山智佐子さん。彼女は現在、来年秋に公開が予定されているラッセル・クロー、デンゼル・ワシントンらが出演する「アメリカンギャングスター」の撮影が行われているNYでそのフィルムの整理に追われています。本格的な編集は11月からロサンジェルスで行うとのことですが、目指すは、来年のオスカー獲得です。更に、彼女が発起人となり始めた映画学校は今月2日、入学式が行われ早速授業が開始されています。現在の生徒数は5名と少数ですが、その授業内容は、脚本、撮影、編集、映画史、更に横山の知り合いのスタッフが働く撮影現場への一日体験など充実したものとなっています。
イギリス・バーミンガム・ロイヤルバレエ団においてプリンシパルを務める佐久間奈緒さん。現在彼女は、今月末公開の「ロミオとジュリエット」に向け連日稽古漬け。もちろん彼女は、ジュリエット役です。前回公開された「火の鳥」は、「ナオ・サクマの<火の鳥>は彼女のはじけるようなエネルギーとエギゾチックな美しさが観客を魅了した」(タイムス)、「ナオ・サクマのアラベスクは、<火の鳥>の情熱と気高さを見事に表現し、圧巻である」(オブザーバー)と、多くのメディアから賞賛されました。 ミュージカルの聖地、NYブロードウェイにおいて活躍しているのが岡本リカさん。これまでに人気作品である「ムービング・アウト」で舞台に立ち華麗なる演技を見せていた岡本さんは、現在、今年5月から公演が始まったブロードウェイ最新作「ターザン」に出演中です。23億円という過去最大級の制作費をかけたこのステージ。チケットは1年先まで売り切れという大人気。岡本さんは観客たちを魅了し続けています。
まもなくワールドツアーで日本に上陸するマドンナ。48歳という年齢をまったく感じさせない彼女のプライベートシェフを務めるのが、西邨まゆみさんです。彼女は元々、マクロビオティックという玄米などを主食とし有機野菜を無添加の調味料で調理する料理人でしたが、マドンナの息子、ロッコ君のアレルギーをそのマクロビオティックにより回復させたことがきっかけで、2001年からマドンナのプライベートシェフを務めることに。誰よりも健康に気を使うマドンナにとって、いまや西邨さんは無くてはならない存在。NYでのツアーに同行中の彼女に最近のマドンナの様子を聞いてみました。

「体調の方はいいみたいですよね。ツアーに一緒させてもらうのは今回で3度目なんですけど、今回が一番いいみたいな感じなんですけどね。何を食べてるかって?いや、それは今度マドンナが日本に行った時に答えてもらいましょう」(西邨さん)。

日本人女性としては初めてフランスにブドウ畑を購入し、独自の製法でワインを作り続けるジャパニーズウーマン・新井順子さん。ワイン作りを始めた当初は、畑を野ジカに襲われたり、豪雨によって出荷寸前のワインがほとんど流されてしまったりと、幾多の苦難を味わいながらも、フランス有名ワイン専門誌において2年連続ベスト6に選出されるほどのワインを作り上げた新井さん。手間と時間のかかる無農薬にこだわり続け、本場の人々も唸らせた新井さんの新作ワインが先月日本に逆輸入され店頭に並びました。「1本を2時間くらいかけてゆっくり飲んでもらえると嬉しい」と新井さん。スタジオでは香取編集長&稲垣さんが新井さんのワインを試飲しましたが、その味は、ワイン通の稲垣さんをうならせるものでした。
世界王者を目指すあの女性ボクサーに悲劇が!?
そして、7月に放送した「香取慎吾の日本女性応援番組 Dear JAPANESE WOMAN」で紹介した女性たちもさらなる活躍を見せています。
野生動物の宝庫、アフリカはケニアにおいて動物たちの命を守るべく獣医として活動しているのが滝田明日香さん。現在ナイロビで暮らす彼女は、月の半分を約350キロ離れたマサイ・マラ国立保護区で過ごしています。仕事は主に、マサイ族が飼っている家畜の診療。牛の鼻に指を入れながら一頭一頭、薬を与えていく滝田さん。今後は、診療活動だけに留まらず、マサイ族と共同の家畜の保護育成プロジェクトを考案しているといいます。そのため診療以外の時間は全て、治療方法の資料をスワヒリ語に翻訳する作業に追われているそう。「マサイの人たちがいるからマサイ・マラ国立保護区の動物たちは生きていける。だから私も、マサイの人たちが必要としている治療をしていきたいと思っています」(滝田さん)。

(滝田さんHPはこちら>> http://www.asukafrica.com/

粘土の人形を人間の手で少しずつ動かし、それを写真のように1コマずつ撮影し動画に見せるクレイアニメにおいて、一昨年イタリア国際アート映画祭で特別名誉賞にあたるキャリア賞を受賞しクレイアニメ界にその名を轟かせた日本人女性・湯崎フサコさん。元々彫刻家を目指していた湯崎さんはイタリア留学時に出会ったクレイアニメのとりこになり、初めて作った作品がCMに大抜擢。トランスフォーメーションなる新技術まで編み出した湯崎は、ヨーロッパのクレイアニメ界の第一人者といわれるほどに・・・。番組では、現在も、ミラノで3人の弟子とともにクレイアニメを作り続ける湯崎さんの最新作を紹介しました。湯崎さんからは「香取さん、子どものころからやりたかったことを考えてください。それを一緒に作りましょう」というメッセージも。

F1へ最も近い登竜門といわれるイギリスF3。現在24名のドライバーが熱く過酷な戦いを繰り広げているサーキットにおいて紅一点走り続ける日本人女性・井原慶子さん。男性ドライバーでさえ辿り着くことが難しいこのクラスで、女性ドライバーは井原さんだけ。今期で2年目の参戦となる彼女は、第4戦で10位に入賞しポイントを獲得するも、その後は他のドライバーの執拗なマークを受け、更にマシントラブルも重なり成績はいまひとつ伸び悩んでいます。そんな井原さんは、何とマシーンとレーシングスーツにスマステーションのロゴを付け、次戦の入賞を目指しています。
WBC女子ジュニアウエルター級世界ランキング12位、デビューから4戦全勝。アメリカ女子プロボクシング界で注目を集めるジャパニーズボクサーが中村チカさん。翌週に迫った第5戦に向け、連日過酷な練習メニューをこなしている中村さんは、ジムでの練習後もランニング、筋トレ、シャドーボクシングと気合十分。日課としている生卵6個飲みのほか、ウエイトで勝る相手に対抗するために、最近ではプロテインの一気飲みも。日本で果たせなかった高校卒業のため通っている夜間学校は夏休みのため、夜は自宅でDVDなどでボクシングの研究…取り付かれたかのようにボクシングに打ち込む中村さんですが、ある日、彼女が通うジムにひとりの男性がやってきました。その男性とは、前IBFウエルターウェイト級世界チャンピオン、ザブ・ユダ選手。世界NO1の実力を間近に見ることが出来るということもあり、真剣なまなざしで練習を見つめる彼女。練習後、ユダ選手に王者になる秘訣を聞きました。「僕はこのおかげでチャンピオンになることができました。僕はこれをDDSと呼んでいます。献身(Dedication)、決意(Determination)、犠牲(Sacrifice)です。僕はこれらによって世界チャンピオンの地位を確固たるものにしました」(ザブ・ユダ選手)。
第5戦に向けて「負けるわけが無いと思ってます。全て完璧にやってるから。私が勝てないんじゃ誰も勝てないといつも思ってる。とりあえずこの調子で毎回試合のチャンスがあるたびに自分のベストのコンディションでパフォーマンスで乗り切って、そして来年に向けてチャンピオンに近づくことです」と意気込みを語っていた中村さん。ところが、この数日後、彼女に悲劇が・・・。実は、縄跳びの練習中に足を捻り左足の甲を骨折してしまったのです。結果は全治3ヵ月の重傷。試合直前に起こったアクシデント。それもボクサーにとって大切な足のケガでしたが、医師の診断の結果、年末ころまで試合は無理ですが、復帰には問題ないとのこと。すでに上半身での練習を開始した中村さんの夢はまだまだ続きます。

世界で羽ばたくジャパニーズウーマンの『夢』は…
イギリスの中でも、最高級の5つ星ホテルのひとつ「クラリッジスホテル」。全てにおいて英国調の最高峰を目指し、世界各国の大統領・総理大臣クラスのVIPやイギリスの王族、貴族たち御用達、最近ではミック・ジャガーやブラッド・ピットも愛用しているというこのホテルで、現在、最も人気があるのが指圧マッサージ。ヨーロッパではさほどメジャーではないこの指圧マッサージをイギリスで定着させ、昨年にはイギリスファッション雑誌「ステラ」でロンドンのTOPセラピスト10人の中に選ばれているのが、日本人女性・小林チカさん。19歳のときに語学留学のためイギリスへ渡り、その後現地で証券会社に入社。小林の指圧との出会いは、そのイギリスでのヒーリングアーツフェスティバルの会場でした。
「指圧はもともと日本のもの」。そう思った小林さんは、すぐさま荷物をまとめ、日本へ帰国。故・浪越徳治郎が校長を務める指圧学校に3年間通い、指圧マッサージ師の資格を得た小林さんは、再びイギリスへと渡りました。そこで、とにかく一度、イギリスの人々に自分の指圧を体験してもらおうと、偶然見つけた日本人が経営するヘアサロンに飛び込みで売り込みました。髪を切りに来た客相手に指圧を始めた小林さんの評判は次第に広まり、ついには彼女のマッサージを目当てにヘアサロンに来る客も・・・。そのお客さんのひとりが、クラリッジスホテルの経営者だったのです。クラリッジスホテルで仕事を始めると、彼女の指圧は更に広まっていきました。そしてついに、あのマドンナからお呼びが。体にいいものは何でも取り入れるマドンナは、彼女を自宅まで呼び日本式の指圧を体験したのです。

「私は指圧しながら緊張で汗がポタポタ。実はマドンナの頭に私の汗が落ちてしまって・・・。それくらいの大緊張でした。でも、マッサージが終わってから、彼女が『あなたの指圧はロンドンで一番だわ』って言ってくれたんですよ。私にとって、大きな力とこれからの支えになりました」

マドンナ専属の日本人マッサージ師がロンドンにいる――いつしかそんな噂がハリウッドでも広まり、ロンドンを訪れた多くのセレブが小林を指名するようになったのです。


スマステーションでは、世界に羽ばたくジャパニーズ・ウーマンをこれからも応援していきます!!
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