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オオシタアナ
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松田優作さん、かっこよかったですね。熱狂的に愛される理由がわかった気がしました。
いやー、かっこよかったですね、松田優作さん。関心なかったわけではないのですが、ずい分前に、『ブラック・レイン』を見たくらいで、あまり作品を見たことがなかったので、ちょっと衝撃的でした。なんとなくですけど、熱狂的に愛される理由がわかった気がしました。文句なしにかっこいいうえ、かわいらしいところもある方で。でも、本当にスタイルがいいですねー。長身で顔が小さくて、手足が長いから、ジーンズが本当によくお似合いになって。でも、あそこまで作品に情熱を傾けられるって凄いことですよね。役のために、太る痩せるくらいならわかりますけど、歯を抜いたり、足を切ろうと思うなんて。その発想自体が凄いですよね。かっこいいとか才能があるというのはもちろん、人が10やるなら20をやってという、人の倍も努力された方だったんだなって。ああいうタイプの俳優さんってほかにいないですよね。あのまま、40代、50代になられていたら、どんな俳優さんになられていたんでしょうね。
そして、ゲストの太田さん。チャップリン、黒澤監督特集のときもそう思いましたけど、本当にお好きでよくご覧になっていましたし、「蘇える金狼」のあんな長いセリフもご記憶になっていて。太田さんは、自分がそれがわかる感性なのかってことを、作品を見るたびに常に試されている方という印象が、今回、さらに深まりました。ああいう風に、夢中になれるものがおありになるってステキなことだなとも思いました。
また、次回の特集でじっくりおうかがいしたいと思います。
(大下容子アナ)
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