――初のご出演でしたが、とてもリラックスされているようにお見受けしました。 登場するときに、香取さんとふたりで箱のなかでコメントするのが、凄く緊張しましたけど、あとは、うちで見ているのと同じように楽しめました。以前に番組を見たときに、ヨガをやっていたので、今日もやるのかなと思ってきたんですけど、なかったですね(笑)。 ――香取さんとは共演されたこともありますよね？ 「スマスマ」に出演したときに、一度、お会いして以来ですね。「バレエ漬け」のタイトルが好きだとと言っていただけたのが、嬉しかったです。 ――「世界で活躍する日本人女性」の特集はいかがでしたか？ みなさん、やはり顔つきがとても美しくて。あとは、発言を聞いても行動を見てもそうですけど、しっかりとした意思をもって取り組んでいるだなってことが、よく伝わってきましたよね。力強くて、清々しい感じがしました。 ――オンエアでは、ボクサーの中村チカさんが印象に残っているとお話されていましたが、ほかにどなたか印象に残った方はいらっしゃいますか。 NFLのトレーナーの方(磯亜里子さん)ですね。日本で技術を学んで渡米したのかと思っていたら、向こうの学校を出てアメリカ人と同じトレーナーの勉強をなさっていると聞いて。それが、ちょっと意外でした。やはり、現地で学び、現地のプロフェッショナルなチームで活躍できるようなトレーナーの方は、日本人では、まだあの方以外いないと思うので、そういう意味でも、女性というだけじゃなく、新しい分野の開拓者なんじゃないでしょうかね。 ――日本人の献身さが、生かされる職場だとおっしゃっていましたね。 日本人が外国人と比べて有利だなと思うのは、人に対して、仕事に対して、理由もなしに献身的にできるってことだと思うんです。それは、日本人として、理屈なしに身に付いているものだと思います。それは、外国人のなかにはない特性ですから。 ――最後に、草刈さんの著書「バレエ漬け」について教えてください。 セールスポイントは、読んでみると、私の印象が変わるってことでしょうね(笑)。私はよく、「黙っているときとしゃべったときの印象が違う」って言われるですけど、そんな感じで、素の私と言いますか、私自身の個性が非常によく表れていると人から言われます。ぜひ、読んでいただければ、嬉しいですね。 ――やはり、バレエに関するエピソードが多いのでしょうか。 バレエの話も出てくるけれども、バレエダンサーである私自身のエピソードを書いた本です。子供の頃、バレエをやってなかった頃の私がどんなだったかとか、育った環境の話とか、自伝的な本ですね。ですから、バレエを見たことがない人とか、あまり知らない人でも、楽しんでもらえるんじゃないかと思いますし、逆にバレエを見る入り口になるような本だったらいいなと思っています。 (草刈民代さん) 草刈民代著書「バレエ漬け」 幻冬舎より好評発売中！ 定価1470円(税込み)

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