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 ――初登場の広末さんですが、終始、笑顔でとても楽しそうに見えました。
広末：はい、楽しかったです。始まる前は、自分が緊張しているかどうかも分からないくらい実感がなかったんですが、いざ、始まってみたら、特集もそうですけど、ニュースのVTRとかが充実していて。凄く熱中しちゃって。気が付いたら、終わっちゃった感じで、「お客さんと変わらなかったな」っていうくらい楽しかったです。
――ドラマで共演されていたおふたりですから、なんだか、いい雰囲気でしたね。
草なぎ：そうでしたか。それは、よかった。広末さんは、今日、番組初出演でしたし、僕も久しぶりでしたので、ふたりともあんまりしゃべれなかったと思いますけど、ラブレターの特集がもの凄く感動的だったので、今日は、いい時間を過ごせたって感じですね。
広末：いえいえ、草なぎさん、たくさんしゃべってくださったので、助かりました。ちょっと、ビックリしました。
草なぎ：そう。そうだよね。俺、凄いしゃべってたよね。自分では、何を言ってるか、分からないんだけどね(笑)。ラブレター特集の内容に合ったコメントしてた？
広末：うん。そう思います。
――ラブレター特集は、おふたりが共演したドラマ「愛と死をみつめて」にちなんでの特集でしたが、感動的でしたね。
広末：ですね。見ているときに、すっごい鳥肌立っちゃって、涙を我慢してました。家でテレビを見ていたら、絶対に泣いてましたけど、「いかん、いかん」って(笑)。
――どのラブレターが一番、グッときましたか。
広末：やっぱり、「アナタ」かな。
草なぎ：みんなよかったよね。僕は、なかでも、85年ぶりに届いたラブレターに感動しましたね。
広末：娘さんも嬉しそうでしたね。パパとママが、どのくらい思いあっていかが分かったんですから。
――おふたりは、筆まめなほうですか？
広末：そうですね。私は、結構、書くほうですね。友達とかにもちょっとした手紙は書きますし。でも、ラブレターっていうのは、なかなかね…。学生時代のほうが、タイムリーって感じがしますけど、でも、大人になって書くというのも、いいものですよね。
草なぎ：僕は、あまり書かないですけど、ホント、そうだよね。いいのものだと思いました、ラブレター。
――今日は、久しぶりに「ベラベラ」もありました。おふたりとも、パーフェクトでしたね。
広末：最初は、同時通訳みたいになってましたでしょ。だから、どこから日本語がなくなって、どこから自分が答えればいいのか、分からなくて…。
草なぎ：それで、自然の流れで答えちゃったんだ。
広末：うん。実は、あんまりよく分かってなかったんですよ(笑)。
草なぎ：でも、パーフェクトだったもんね。やるじゃん(笑)！
広末：ラッキー(笑)！でも、草なぎさんのほうは、全然、分からなかったよ。
草なぎ：あれは、超簡単だったんだよ。
――最後に、来週放送のドラマ「愛と死をみつめて」の見どころ、エピソードなど、スマタイムズの読者のために、お願いできますか？
広末：よくドラマとかで、「すべて見どころです」って言っちゃいがちなんですけど、本当にすべてなんですよね。それくらい、すべてのシーンが愛しくて、大事に思えます。正直言って、結構、長いと思うんですね。1夜が2時間半ですので。しかも、派手な脚色をしたりしていませんし、でも、凄く贅沢で気持ちのいい作品になっていると思いますので、見てほしいなと思います。どこっていうのは、凄く難しい。どこですか？(草なぎさんに)
草なぎ：う〜ん。そうですね。どこですかね。
――一番、苦労されたのは、どんなシーンですか？
広末：穴に落ちるところとかは、ロケが大変でした。夏のシーンを撮っていたのに、冬の寒いときで、しかも、凄く長いシーンで。
草なぎ：ああ、あれは、大変だったね。
――…穴に落ちるんですか？
広末：そこだけ聞くと、「どんなドラマなの？」って思いますよね(笑)。
草なぎ：病気であることを知らされて、ショックを受けたみち子(広末)が、自殺を図るようなことをするんですけど、そこで、僕(実)も「一緒に死んでくれ」って言われて、死のうとするようなところで、穴に落ちゃうんです。お互いが惹かれあっていく、きっかけになるシーンなんですよ。そこから、ふたりで歩んで行こうって思うです。そこが、1夜の見どころかもしれない。
広末：うん、うん。そうですね。
草なぎ：それが、一口では言えないくらい、大変だったのよ(笑)！ それを結構、さっぱりと編集しているんですけど、いいシーンになってましたね。あとは、2夜のクライマックスですね。
広末：そうですね。特に、あそこは、見逃してほしくないです。ぜひ、見てください！ |
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| (草なぎ剛さん、広末涼子さん) |
「愛と死をみつめて」
3月18日(土)、19日(日)
テレビ朝日系午後9：00〜
原作：大島みち子
河野実『愛と死をみつめて』
『若きいのちの日記』
『愛と死をみつめて〜終章』(大和書房刊行)
脚本：鎌田敏夫
監督：犬童一心
出演：草なぎ剛、広末涼子ほか |
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