アメリカ・デトロイトの美術館で、課外授業に訪れていた12歳の少年が、およそ150万ドル、日本円で2億円近い名画にチューインガムを貼り付け、大問題になっています。この名画は、アメリカの現代画家ヘレン・フランケンサーラーの代表作『The Bay』で、この美術館の目玉展示物でした。名画の異変に気づいた警備員が、近くにいたこの少年を問いただしたところ、イタズラを自供。絵には25セント硬貨ほどの「ガムのかす」がついてしまったものの、キャンバスまでは傷めておらず、どうにか修復は可能だといいます。美術館側は少年の罪を問わない方針だそうですが、この少年、学校や家族にこっぴどく叱られ、現在停学中だとか。 ▲Page Top 「ココアをたくさん飲む人は、まったく飲まない人に比べ、病気で亡くなるリスクが50%も低い」。そんな興味深い調査結果が、オランダの研究グループによって発表されました。この調査はオランダの高齢男性470人を対象に、15年間にわたって実施されたもの。もともとココアは血圧を下げる作用がある事で知られていますが、この研究結果によると、ココアは心臓病やガンなど様々な病気に効果があり、たくさん飲んだ人間は病死するリスクが半減するといわれています。研究グループは、「ココアに含まれている酸化防止物質などが、体に良い影響を及ぼすため」と分析してます。 ▲Page Top 地中海の小国キプロスの裁判所が今週、パスポート偽造の容疑でパキスタン人に禁固8カ月の判決を言い渡しました。このパキスタン人が偽造したパスポートは、非常に精巧に作られており、専門家によってもほとんど識別は不可能。様々な偽造パスポートの中でも、類を見ないほどの「完璧な技術」で偽造されていたそうです。ところが、思わぬところに落とし穴が。何と誤字脱字だらけだったのです。現地メディアの報道によると、英語で「省庁」を意味する「Ministry」が「Menistry」に、「政府」を意味する「government」が「goverment」に間違えられていたとか。警察関係者らは「いくら精巧な偽造技術を持っていても、この英語力では…」と呆れ顔だったとか。 ▲Page Top

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