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今回のお相手は、東京大学出身の菊川怜さん。「ニュースもよく見ている」というお言葉どおり、かなり難しい問題を用意してきてくれました。「英語が、最後の方で調子悪かったからここで挽回する」と張り切っていた香取編集長でしたが…。

  出題の前フリで、菊川さんに「あの宗男さんと誕生日同じなんですよね?」と言われてしまった香取編集長。「毎週言われてるよ、それ…」とちょっぴり困惑気味?でしたが、「日本があの島をとられちゃったから」と答えて、かろうじてgood!って感じです。そもそも、日本とロシアの国境がひかれたのは、1855年の日露通好条約。ここで、択捉島とウルップ島の間に国境が確認されました。その後、日露戦争の勝利などから、第2次大戦開戦当時には、日本は樺太の南半分と千島列島を領有していたのです。しかし、1945年8月15日に日本が無条件降伏をする直前の8月9日、ソ連は日本と中立を守るという条件を破って突如日本に侵攻し、北海道の直前まで占領してしまったのです。これは、日本が降伏する前に、出来るだけ領土を奪ってしまおうという意図があったようです。
敗戦後、日本は千島列島と南樺太の放棄を承認し、国際社会に復帰します。しかし、択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島は放棄した千島列島に含まれない――という1855年の日露通好条約に基づいて、日本固有の領土である、と主張。政府はこの4島を「北方領土」と呼び、長年ロシアに返還を求め続けているのです。ちなみに、この4島は日本の領土という立場なので、政府は10年前から食料や医療、そして施設の援助に乗り出しました。この援助のお金はもちろん国民の税金ですが、このお金を使っていわゆる「ムネオハウス」が建てられたんですね。それを建設を請け負った業者から、鈴木宗男議員に政治献金…要するにお金が回っていたんです。「同じ誕生日の香取くん、どう思いますか?」と、今度は佐々木アナに言われてしまった編集長は「オレは別に悪くないでしょ、誕生日一緒でも」
と…。別に、編集長を責めてるわけじゃないんですよ。
  「ニッポンは、お金とかいっぱい出してあげるから」と答えた菊川さん、good!です。ちなみに香取編集長的正解は「わがままなことを言っても引き受けてくれるから」でした。
サッカー・ワールドカップの出場国は、日本・韓国を除いて30カ国。そのうち、実に23カ国が日本でキャンプを張る予定です。ゲストの中井美穂さんも「まったく知らなかったです…」と驚いていましたよね。、何故、こんなにも日本でキャンプを張る国が多いのでしょうか。出場国には、FIFA(国際サッカー連盟)から、旅費・期間中の食事代・宿泊費のほか8000万円ほどの準備金が支給されます。が、韓国ではこの規約以外の費用負担は一切しないのに比べて、日本は候補地同士による熾烈な誘致合戦の結果、規約以外のいろいろな“おいしい条件”を提示しているのです。こうした条件面での違いから、日本でキャンプする国が多くなったようです。というわけで、キャンプ地に決定した自治体は、まさに至れり尽くせりの対応を決定しています。例えば、エクアドルのキャンプ地・鳥取市は専属料理人を含むチームの滞在費など3000万円を負担。アイルランドのキャンプ地・出雲市はチャーター機費用など、6000万円を負担します。一方、ユニークな条件を提示されている自治体もあります。パラグアイに「卓球台を設置してくれ」と要求されている長野県松本市、アルゼンチンに「ビリヤード台が欲しい」と言われている福島県広野町、チュニジアに「部屋にプレイステーションをつけてくれ」と要求されている奈良県橿原市…このように、出場国にとって日本はまさに買い手市場。色々なおいしい条件をのんでくれるから、多くの国が日本でキャンプを張りたがるようです。韓国には芝生のグラウンドが少ない、といった環境面の問題もあるようですが、それにしても、ちょっと足下を見られすぎって感じじゃありませんかねぇ…。ところで、「ワールドカップの優勝国はどこだと思いますか?」との問いに、菊川さんは「イングランド!」となかなか通なお答えを。我らが香取編集長は、かたくなに「優勝国はニッポン!」と言い続けていますが…。
  「凄い寒くて、辛い時期」と、予想外の答えを返した編集長。「まあ、○といえば○かな?」という菊川さんの判断を尊重して、good!です。タリバンが一掃されたアフガニスタンでは、禁止されていた娯楽や女性への教育が復活し、開放感に溢れています。現在、首都カブールの道路はタクシーだらけです。これは、海外から報道陣やNGOなどが大挙して押し寄せたからです。また、タリバンが統治していた頃は非常に貧しかったのですが、今では報道陣の通訳やNGO職員として働くと、たった1日で今までの1カ月分の給料が貰えます。そのため、以前より貧富の差が広がっているのも事実です。また、犯罪も増えました。タリバン時代は、犯罪を犯したら腕を切り落とされたり、死刑になったりしたため犯罪はほとんどなかったのですが、今では強盗や殺人などが頻発しているようです。ちなみに、空爆時はアフガニスタンに行くにはパキスタンから国連の飛行機で行くか、危険な陸路で入るしかなかったのですが、今はインドから週に2~3便民間機が首都カブールに乗り入れています。ただし、外務省が規定する危険度は最高レベルの5。やはり、まだまだ気軽には行けない場所ですね。
というわけで、香取編集長は2問全問正解、菊川さんも1問だけでしたが正解で、今回は引き分けといったところでしょうか?

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