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芸術家が、平和を非常に大事にするのは、差別することがまったく無意味だってことをよくわかっているからなんだと思うね。。――寺尾聰さん
――普段もご覧になっていただいているというスマステーションに、ご出演になっていかがでしたか?
見ているときは、出演するなんてまるで思ってなかったもんだから。映画の紹介もしてもらえるし、香取くんにもあえるし、嬉しいなと思って出てきたんだけど、これでよかったのかな。コメントとかも、みなさんが考えてたスタイルに合ってたのかな、なんて、心配な部分もありました。

――作品では見られない寺尾さんの素顔が垣間見られて、とても楽しかったです。
ホント? だったら、よかったよ。

――「イサム・ノグチ」の特集は、いかがでしたか?
番組でも言ったけど、“提灯”を“提灯”にとどめず、アートとしてアイデアを発想させるっていうのが、芸術家って凄いなと。あとは、国籍の話も印象的でした。彼の場合は、アメリカと日本の狭間にいたことが、次のステップへ向かうための原動力にはなったけれども、基本的には、芸術には国境がないものだし、もっと言うと、すべてのことに人種も国境も関係ないと思うんだよね。芸術家が、平和を非常に大事にするのは、差別することがまったく無意味だってことをよくわかっているからなんだと思うね。地球は一個だってことだよね。

――香取さんも感銘を受けていたようですね。香取さんとは、ご共演もあるそうで、楽しそうにお話されていました。
何本かご一緒したことがあったんで、とても親しみをもっているんです。SMAPの人たちはみんなそうだけど、音楽、お芝居、バラエティーと、とても多才な方ばかりだし、僕から見ると、息子っていってもいいくらいの年の人たちだけど、でも、大人の男性としてとても輝いているよね。香取くんも、自分の世界をしっかりもっていて。だから、今日、話していてもとても楽しかったです。1時間がとても短かった。来週も、稲垣くんが「博士の愛した数式」を取り上げてくれるというからね。順位をつけるのは、難しいことですけど、いいところに入ってくると思いたいですね(笑)。

――来週、オンエアをチェックされますね。
もちろん、もちろん。絶対、見るよ!

――その寺尾さんの主演映画「博士の愛した数式」の見どころを教えていただけますか?
数学っていうのは、あまり好きではなかったんだけど、それが、全然違うものに見えてくる映画なんです。先入観で、「苦手だ」「嫌いだ」と思っていたものが、そうじゃなく見えると思う。数字といえば、冷たくて硬くて、とんがったものという印象があるじゃない?それが、感情があるように見えたり、人と人をつなげる、何かのポイントでもあったりもするんですよ。これ以上、中身を具体的に話しちゃうと、つまらないから、ぜひ、映画館で見てほしいです。それこそ、中学生から大人まで、みんなに楽しんでもらえる作品になっていると思いますので。
(寺尾聰さん)

寺尾聰さん主演映画「博士の愛した数式」
全国松竹・東急系にてロードショー
監督:小泉堯史
出演:寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆、浅丘ルリ子ほか
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