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ヘンシュウコウキ
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「THE 有頂天ホテル」は必ず映画館で見ます!
◆三谷さんとは、最近たくさんお仕事をやらせていただいているので、ちょっと知りすぎてしまっている空気になってきてるんですよね。もちろん、作品を見たときの三谷幸喜の凄さっていうのはよくわかっているんですけど、近くにいるときは三谷さんの凄さをつい忘れかけてしまうというか(笑)。だから「この人、凄い人なんだぞ!」っていうのを今日また、改めて実感しました。もし三谷さんがこれを読んでもガッカリしないでほしいんですけど、だからといって、凄い人っぽく距離を置くわけじゃないんです。ただ、そのくらいギャップがあるというか…。一緒にいても気さくに話せる三谷幸喜さんなのに、とにかく凄い作品の脚本家であり、そして監督でもある、ということですね◆それくらい凄い三谷さんに、「今日、これから(『THE 有頂天ホテル』を)見に行こう」と言われたのを、本気で断ってきました(笑)。三谷さんとは、最初のころから…最初は何だったかな? それこそ「合言葉は勇気」とか、その前の「古畑任三郎VS SMAP」とか、そのころから、「次はこれをやろう!」とか、先へ先への話をたくさんしてくれたんですよね。そういう仕事の関係が築けているのは、三谷さん以外には、あまりいないと思います。例えば、ボクが他の監督さんとお仕事して、「一緒にやれてよかった」「いい作品が出来てよかった」って思っても、そこで「次、何をやりましょうか?」って言えるところまでボクはまだ来ていないというか…。あるとしても「いつかまた、何かやりたいですね」っていうくらいだと思うけど、そこを三谷さんは直球で踏み込んでくれるんで。今日も言われましたね。どのタイミングだか忘れたけど、どっかでボソっと(笑)。「初日、お客さんがいっぱい入っています」みたいな報告を受けて、みんなで喜んでいたときに、ボソッと「さあ、次何やりましょう?」って。「おお〜!」って思いながらも、嬉しいですよね◆舞台も、ホントに何年も誘ってくれていて…。でも、舞台はどうもねぇ…っていうと、舞台が嫌みたいに聞こえちゃうけど、そうじゃなく(笑)。舞台やったときも凄く楽しかったんですけど、最近の自分のスケジュールとかメンタル面を考えると、同じ場所に行って同じお芝居を何度も繰り返す、っていうことに、頭の方がもつかな、って思うんですよね。キツくて辛い中でも、毎日違うセリフを吐いている方が、まだ少し頭の中に隙間が出来るような感じがするので…◆もう結構前に、「THE 有頂天ホテル」もDVDに焼いてもらったんですよ。ただ、「DVDで見るのも…」って思って、試写会とかどっかで見に行けるんじゃないかな、って思ってたんですよ。でも、結局行けなくて…。最後の約束としては、「明日も『西遊記』があるんで早いから、今日はちょっとダメですけど…」って言ったら、「じゃあいつ行きましょうか?」って。「何で、一緒に行く、って話になってるんですか?」「いや、一緒に行かないと、見ないで終わりそうだから」「それはわかりますけど、ボクも映画館で見たいんで、必ず行きます!」って言って…。もし今後、三谷さんとボクの関係が怪しくみえてきたら、それはこの「THE 有頂天ホテル」をボクが映画館で見なかったせいだと思ってください(笑)。
(編集長:香取慎吾)
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