 ――初めてのご出演でしたが、香取さんとの息もぴったりで、とても楽しんでいらっしゃるように見えました。
そうですね。いつも、家で酒を飲みながら見ている番組だったので、オンエアでも言いましたが、これに自分が出ているのが不思議な感じでした。でもまあ、これを毎週生で、しかも何年もやっている香取くんは凄いですよね。土曜の深夜にねぇ。たいしたもんだと思います。
――ドラマにちなんでの「西遊記」特集はいかがでしたか？
ありがたかったですね。他局なのに、宣伝的ものもチラッと見える感じでやっていただいて(笑)。まあホント、この番組は、勉強になりますね、いつも。「西遊記」も知らなかったことをたくさん教えていただいたので、明日からの撮影も、またちょっと違う感じでできそうな気がしています。
――「西遊記」について、一番、意外だったことはなんですか？
ナーランダってああいうとこだったのかって(笑)。実際に、映像を見ちゃったし、我々は、ああいうところを目指して(ドラマを)撮影しているんだって。あとは、三蔵法師のモデルになっている玄奘さんが、本当に立派な人だったんだなってことも。超人ですよ、凡人にはできないですよね。そんな偉大な人をモデルにしたドラマをやっているんですから、身が引き締まる思いです。でも、(中国の作品の)沙悟浄が、あんなにデカクてヒゲ面だとは思いませんでしたね(笑)。
――ドラマ「西遊記」の見どころを教えてください。
一大エンターテインメント作品に仕上がっていると思います。まだ、完成品を見ていないので、詳しくは言えませんが(笑)。予告とかを見た限りでは、壮大なスケール感もありますし、みなさん芝居が達者な方ばかりなので、お芝居でもしっかり見せられると思いますし、そんななかで、孫悟空以下、4人のチームワークといいますか、掛け合いとかも面白く見ていただけるのではないかと思っています。
――CGも凄いらしいですね。
そうですね。でも、アクションシーンは、意外とアナログなんですよ。純粋に、殺陣で戦っていますし、本当に肉弾戦なんですよ。結構、アザも作りながらやっております。
――そして、初の監督作となる映画『ピーナッツ』も、公開間近ですね。
ぜひ、みなさん劇場で見てくださいね！「内村プロデュース」の出演メンバーの仲のよさといいますか、一体感っていうものを出せていればいいですね。みんな事情や悩みを抱えつつも、最後、野球の試合に向けてひとつになるという。そういうところに、共感してもらえたら嬉しいですね。
――初監督作ということで、ご苦労もあったのでは？
撮影期間が25日しかなかったんですが、そのなかでやりくりしなきゃいけないっていうのが大変でしたね。あと、野球のシーンは、手を抜きたくなかったので、かなり時間を割いて撮ったんですよ。大変なこともありましたけど、凄く楽しかったです。
――最後に、香取さんへのメッセージをお願いします。
本当に睡眠不足が続いていると思いますから、どうぞ、お体だけには気をつけてくださいと。あと、ビールの飲みすぎにも気をつけて、健康でまい進していただきたいと思っております。
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