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とにかく、すごい顔合わせよ。スター、スター…オールスターなのに、わざとハズして犯罪映画にしてます。とっても上手に、おもしろく作ってます。なんせ、スターを立ててない。役者として、一流として扱ってます。慎吾ちゃんも見るべきよ。ま、ジュリア・ロバーツは全然良くない。「口の大きな女」だけって感じで引き立ってない。そうねぇ、この映画なら2000円払ってもいいわ！（おすぎ談）
オーシャンズ11あなたは見ますか？ 投票結果はこちら→ |
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 現在公開されている映画の中から、香取編集長が見たい映画を１本チョイス。その映画をおすぎさんが批評し、最終的にチケット料金、1800円の価値があるかを独断と偏見で決定する「スマムービー オスギハイクラ！？」。
今回、香取編集長が選んだのは「オーシャンズ11」でした。
「オーシャンズ11」はフランク・シナトラ主演「オーシャンと11人の仲間」（'60）のリメーク版。オーシャン（ジョージ・クルーニー）とその仲間たちが、ラスベガスのカジノから大金を盗み出すことに挑むクライム・ムービーです。この映画の売りは、なんといっても夢のようなキャスティング。
Ｊ・クルーニー、ブラッド・ピット、アンディー・ガルシア、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツら豪華ギャストが一堂に会しているのです。このような豪華キャスト実現の裏には、こんな事情が…。
 この作品の監督スティーブン・ソダーバーグは「エリンブロコビッチ」、「トラフィック」などでアカデミー賞を獲得している人物。ハリウッド俳優が今一番出たい映画を撮る監督なのです。そんなソーダーバーグから、今回のプロジェクトを聞いたＪ・クルーニーは「ギャラを削って出演する。それを土台に、みんなも同じ比率でカットしてもらおう」と言い、自らＢ・ピットをはじめ大物俳優に交渉し、低額ギャラで出演させてしまったのです。
さらに、こんな裏話も。現在ハリウッド女優の中では、最高額の出演ギャラを獲得しているＪ・ロバーツ。彼女は通常の映画だと出演ギャラが１本＝2000万ドル(26億円）といわれています。そんな彼女を口説くため、Ｓ・ソーダーバーグとＪ・クルーニーは台本・スケジュールに「僕の映画に出てくれないか？ 君が今では１本あたり20（2000万ドル）取るって話だからね」と書いたメモを付けて渡しました。そして台本の中には、20ドル札も挟まっていたのです。
こんなハリウッドならではのシャレ心で揃った夢のキャスティングによる「オーシャンズ11」。現在の興行収入は全米で１億8500万ドルと、「ハリー・ポッターと賢者の石」を押しのけて２週連続１位を記録。全世界で３億900万ドル、日本では２／２公開から２／17現在までで、36億2638万円もの興行収入をあげています。
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