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香取編集長が気になって仕方がないというアメリカ発“映画投資”
実は、韓国ではこのシステムがすでに存在していることが判明。
スマステ・スタッフは早速、韓国へ飛びました!
 米・ハリウッドで今年4月開始予定の新らしい映画投資システム。映画製作そのものを株式会社として設立し、その株を株式市場に上場することによって、多くの個人投資家を募るという画期的システムなのですが…。前回放送で、大下アナから驚くべき発言が! なんと、このシステムは韓国ですでに実施されているというのです。そこで早速、スマステ・スタッフはその真相を確かめるべく韓国・ソウルへ。実際にこのシステムで集めた資金を使って映画製作に関わった人々を直撃しました。

 まずはどのようにして投資システムが確立されたのかについて。韓国のシステムはアメリカ同様、インターネットを使っての投資。多くの個人投資家は、韓国を代表する大手のインターポータルサイト「シンマニ」を利用しています。実は、韓国のコンピューター普及率は高く、全国民の50%以上がインターネットを利用。そこで、映画市場の活性化のため、インターネットを使ったシステムを始めたのです。
これまで韓国映画界では、法的な部分などから投資には様々な問題がつきまとっていましたが、インターネットという媒体を利用することで、一般の投資家が気軽に参加できるようになったといいます。ただ、インターネットを通して公募するので、映画全体の予算から見ると投資で集まった額は大きくはありません。しかし、投資者が映画製作の一員になったつもりで多くの人に宣伝し、その映画に関心を持つ人が増えるという、大きな広報的効果があるとか。
では、投資の流れやその額、利益はどうなっているのでしょう? 一般投資家は映画が完成した後、監督やキャストによって投資を決めます。投資額は、ほとんどの映画が一人につき20口(10万円程度)と、低めに設定されています。昨年はこのシステムに約1万人の一般投資家が参加。およそ20億ウォン(2億円)のお金が動きました。

 昨年3月に公募した、韓国有名俳優ジャン・ドンゴン、ユ・オソン主演の「チング」では1億ウォン(1000万円)の投資がありましたが、公募開始わずか1分でサーバーがダウンするほどの熱狂ぶり。その収益率は300%で、10万円の投資でなんと20万円も儲けたことになります。また、昨年日本でもヒットした「JSA」も収益率250%と、かなり高い数字を記録しました。もちろん、中には失敗した映画もあり、その成功率は今のところ約50%。が、現在韓国の銀行の金利が平均で5%だとすると、かなりの高配当。そのため、サラリーマンを中心とした若い人たちの間では、普通の株を購入するのと同じ感覚で、投資を楽しんでいるようです。ちなみに、このシステムでは韓国人が持つ住民登録番号というセキュリティー番号が必要なため、海外からの投資はできないとか。

 韓国では手ごろな財テクとして浸透している映画投資システム。果たして、アメリカで誕生するシステムはどうなのでしょうか!?

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