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ボクも握手にはこだわりがあるんです
◆コマーシャル中、太田さんに「なんか難しい感じがするんでしょ、見てないのは」って聞かれたんで、「そうです」って答えたんです。「DVD、何か見ようかな?」ってときにパッと見ると、全作品あるからやっぱり目立つんですよ。いつも「見ようかな」って思うんですけど、まず“白黒”感が…。チャップリンもそうなんですけど、時代の違うもの感みたいなものがあって、「ちょっと難しいんじゃないか」とか「重いんじゃないか」っていう錯覚みたいなものを感じてしまうんですよね。太田さんが言うには、「そこに負けちゃいけない。そんな難しいものじゃないし、本当によく出来ていて面白いから」っていうことでした◆あと、これも太田さんに言ったんですど、難しそうだな、って思っちゃうときに、新作のCGバリバリの映画とかがあると、いまのボクはこれを先に見たほうがいいんじゃないか、って思っちゃうんです。先へ先へ、というか…。でも、どっかには黒澤作品を全部見ている、という自分がほしいんです。そうじゃなければいけないんだと思う。そういう気持ちがあるのに、“先へ先へ”に負けちゃってるから…。そこは、チャップリンもそうなんだけど、どこかで一旦、ストップしないとダメですね。見たい映画、いっぱいあるから。新しいのから、ちょっと前にDVDになったヤツとか…◆ボクは、勉強のために映画を見るわけじゃないないんです。とりあえず見ればいいんです。それだけで、必ず何かしら感じるものがあると思うから。だから、どうにか時間を作ってチャップリンや黒澤作品を見ようと思います◆黒澤監督のエピソードで特に印象に残っているのは…実は暖かい人だった、っていうのを仲代さんがおっしゃってたでしょ。全員と握手したりとかっていう。それを聞いて、「あ、俺も握手するなぁ」って思って嬉しくなりました。握手にはこだわりがあるんです。ボクも握手はしていきたいんですよ。握手って簡単なことなんだけど、触れたりするじゃないですか。言葉で何か言うより、触れ合うとわかることってあるでしょう。例えば、キスシーンとか、女の子を後からギュって抱きしめるシーンのときも、本番前に「ちょっといい?」って言って触れさせてもらったり、抱きしめさせてもらったりするんですよ。何もないままそのシーンを演じちゃダメだと思うんです。せめて握手させてもらうとか、両手で握手してギュッと握るとかしているんですよ。そういう“握手感”がボクにもあるので嬉しかったですね◆あと、日本刀の話もそう。「新選組!」のときも、何かのときに真剣を握らせてもらって、「あ、これか!」って。撮影が始まる前に、自分で一度持ってみたかったんですよ。だから、そのエピソードのとき、ボクは凄く頷いてたと思います、小さいワイプの中で(笑)。それが、“侍の重さ”ですよね◆ボクのこと、黒澤監督は見たことあるかもしれないですよね。監督がお元気だったころ、もうボクもこの世界で仕事をしていたので、ちらっとでもCMで見たりとか、歌を耳にしたこととかあるんじゃないかな。そう考えるだけでも、凄く嬉しいです◆ちなみに、裏表紙の写真、今回で最後です。1年間、やり遂げたのは嬉しいけど、ちょっと寂しいですね…。
(編集長:香取慎吾)
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