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ヘンシュウコウキ
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VTR中に、「世界に一つだけの花」を一緒に歌ってくれているお客さんのことを思い出してグッときました
◆放送中にも言いましたけど、国立競技場でのライブは、何だかちょっとヘンでしたね。ヘンっていうのは、いい意味での違和感というか、何か感じる空気があったんです。コンサートも半分終わったところなんですけど、「何かいつもと違うよね、木村くん?」って言ったら、「国立じゃねえか」って木村くんが言ったのがズシーンときて、「それだぁ!」って思いながら、ふたりで次の歌のためにステージに上がったんですけど…◆そんな思いの中での今日の特集は、面白かったですね。またさらに明日も国立でコンサートをやるんですけど、気持ちも全然違う感じで…。関東大震災の話とか、戦争のときの話とか、いろんなエピソードも出てきましたけど、それから何十年か経って、ボクらが今日、単独アーティストとして初めて、4時間コンサートをやらせてもらって…。平和を願う気持ちはやっぱり誰でも持っていると思うんですけど、そんなことを考えながら「世界に一つだけの花」をはじめ、いろんな歌を歌ったんだな、っていうのをVTRを見ながら思い出しました。「世界〜」でみんな振り付けを一緒にやってくれて、笑顔で歌ってくれてるお客さんのことを思い出して、グッときました。ひとつになって歌える喜びを改めて感じました◆聖地と呼ばれる国立競技場の歴史に、SMAPの名前も刻まれたのも嬉しかったです。スポーツもそうですけど、東京の、さらにど真ん中にある国立競技場に、あれだけの人が集まってくれてコンサートが出来る、っていうのは、アーティストにとっても最高の幸せだと思うんですよ。だから、これからはアーティストにとっての聖地にもなっていったらいいな、と思います。ボクらも、これからもやれたらいいな、と思うし、「コンサートやるなら国立目指す」っていうのもいいですよね。
(編集長:香取慎吾)
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