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SmaSTATIONアウェイ初上陸!香取が見たバーレーン戦勝利の全貌大公開!
2006年のワールドカップ・ドイツ大会出場をかけたアジア地区最終予選もいよいよ大詰め。我らがジーコジャパンは、アウェーのバーレーン戦に1対0で勝利し、W杯出場にまた一歩近づきました。そこで今回は、現地に飛んだ香取慎吾応援団長&大下容子副団長や、両チームのサポーターたちの姿を交えながら、バーレーン戦を振り返ります。
香取慎吾応援団長&大下容子副団長、決戦の地バーレーンへ
現地時間の6月3日深夜3時、バーレーン国際空港に香取編集長と大下アナが降り立ちました。実はおふたりが日本を飛び立つ直前、小野骨折というニュースが飛び込み、日本中のサポーターを震撼させました。それでも香取編集長は「大丈夫!いけますよ!」と、日本の勝利を信じ、力強いガッツポーズを見せてくれました。

そして迎えた試合当日。日本から弾丸ツアーでやって来たサポーター達もバーレーン入り。サポーター達は一路、会場へ。一方、香取&大下両名も決戦の場、バーレーンナショナルスタジアムに到着。地元バーレーンのサポーター達も続々と会場に詰め掛けていました。この日、遥々日本から駆けつけたサポーターは1100名。在留邦人700名を合わせ、計1800名がスタジアムの一角に陣取ったのです。

試合開始1時間半前の午後6時、日本代表を乗せたバスがスタジアム到着。キックオフ50分前、ウォーミングアップのため日本代表選手がピッチに登場すると、日本人サポーターから大きな声援が上がりました。そんな中、運命のスターティングメンバーが発表されました。疲労骨折のため離脱した小野に代わり、中田英寿をボランチに、中村俊輔、小笠原を1・5列目に、そして柳沢をワントップに据えるという、予選初めての布陣です。実は香取編集長は、試合前にこんなことを…。「中田が魅せてくれます!」。そしてその予感は、現実となったのです。
運命のキックオフ!小笠原のゴールで日本先制!!
ついに選手入場!3万3000人のバーレーンサポーターと、1800人の日本人サポーターで埋まったバーレーンナショナルスタジアムが大歓声に包まれました。現地時間19時34分、気温32℃、湿度40%の中、運命のキックオフです!

最初にチャンスを迎えたのは日本。3分、ボランチに入った中田からのロングパスを受けたサントスがセンタリング。さらに、7分には俊輔が、11分には中田のカットからチャンスが生まれました。が、16分、福西のファールからフリーキックを与えてしまうと、25分には、サントスがぺナルティーエリア内で倒れ、シミュレーションを取られ、イエローカードをもらいました。しかし、ここから日本の怒涛の攻撃が始まります。加地、そして中田がゴールを狙いました。

そして34分、遂に歓喜のシーンが!起点は中田。DFふたりを切り裂くスルーパスを送ると、ペナルティーエリア手前に走り込んだ中村がヒールで中央に流し、小笠原がパスと見せかけたフェイントでDFをかわし、低い弾道のミドルシュート!これがゴール左隅に突き刺さり、日本に待望の先制点をもたらしたのです。絶叫し、抱き合いながら大喜びする香取編集長&スマステスタッフ軍団。日本の先制弾に静まり返るバーレーンサポーターたち。しかし前半終了間際の45分、ヒヤッとする場面が…。サントスがボールを奪われ、右45度からタラル・ユセフが強烈なミドルシュート! ボールは、GK川口の手をかすめながらゴール左に飛び、ポストを直撃したのです。

そして後半がスタート。2分、いきなり中田のカットからチャンスが生まれると、5分には、中村がファールを受け、小笠原のフリーキック、11分には中村のフリーキックがありましたが、得点には結びつきませんでした。14分、サントスがファールを取られると、ここからバーレーン怒涛の攻撃が始まります。そんな流れの中で、なんと中村がイエローをもらってしまいました。中村は、サントスに続いて累積警告2枚目で、次の試合は出場できなくなってしまったのです。その後、一進一退の攻防が続き、後半23分、福西がファール。この辺りから試合が荒れ始め、ついに25分には中田までもがイエローカードをもらってしまったのです。31分、ここでジーコは中村俊輔に代えて中田浩二を投入しました。

34分、後半に入って最大のチャンスが。中央からのスルーパスに柳沢が抜け出し、ペナルティーエリア内でGKをかわし、バックパス。中央でパスを受けた小笠原が、ワンフェイントを入れて無人のゴールへシュートを放ちましたが、DFのスライディングに阻まれてしまいました。36分、小笠原が右サイドからクロスと見せかけてシュートを放ちますが、GKがキャッチ。このころ、観客席のバーレーンサポーターの中には早くも席を立つ人々の姿が…。また、一部バーレーンサポーターからはピッチにペットボトルが投げ込まれました。43分、中田英寿がペナルティーエリア内で後方からのチャージを受け、倒されましたが、ファウルの判定はなし。ジーコ監督の怒声が響きました。ここで先制点を挙げた小笠原に代わって稲本が、さらに、46分には、柳沢に代わって玉田が投入されました。そして試合終了。日本中が歓喜に包まれました。絶対に負けられないアウェーのバーレーン戦に見事勝利したジーコジャパン。これで勝ち点は9で、イランに続いてグループBの2位。次の北朝鮮戦に引き分け以上でドイツ・ワールドカップ行きが決定するのです。
イランは快勝!A組では韓国が苦戦!
ではここで気になる、B組もうひとつの試合、北朝鮮対イランの結果と、A組の結果をお伝えしましょう。まずは日本対バーレーン戦の2時間前、イランホームで行われた、イラン対北朝鮮戦。FIFAの裁定により5万人に入場制限されたこの試合。前半終了直前の44分、イランが先制。後半、徐々にボールがつながるようになった北朝鮮ですが、後半37分には、ユン・ジョンス監督が判定をめぐって主審と口論となり退場。結局1対0で試合終了。この結果、イランは勝ち点10に、北朝鮮は0、最下位のままに。

一方、A組のトップを走る韓国は、アウェーで最下位のウズベキスタンと対戦。アン・ジョンファンら3人のFWを起用した攻撃的な布陣で終始、怒涛の攻撃を見せ続けた韓国。しかし、後半18分、一瞬の隙を付かれ先制を許してしまいました。リードされ猛反撃に出た韓国は、終了間際の後半44分、19歳FWパク・チュオンのゴールでなんとか同点に持ちこみ、アウェーで貴重な勝ち点1を獲得しました。A組もう一試合は、サウジアラビアホームで行われたクエート対サウジアラビア。A組首位を走るサウジが、ホームでその実力を見せ付け、前半19分、オウンゴールによる先制。その後停電による20分の中断があったものの、後半4分、後半40分とシャルフーブが2得点をあげ、結局3対0と快勝。この結果、A組の順位は勝ち点8のサウジがトップ、韓国は7で2位。8日には、2位の韓国と3位のクエートが対決しますが、韓国にとってはアウェー。もしこのゲームを落としてしまうと勝ち点で並ばれてしまうため、依然厳しい戦いが続くことに。そして日本代表の次の試合は4日後の北朝鮮戦。北朝鮮戦の会場は、タイ・バンコクのラーチャマンカラー国立競技場。史上初、無観客試合でのワールドカップ出場決定となるのでしょうか。しかし、中田英寿、中村俊輔、サントスと、主力3人がイエローカードの累積により出場停止。更に、高原、小野はケガにより出場できず・・・。主力を欠いた状態でジーコ監督の采配はいかに!? ドイツは正に目前!がんばれニッポン!がんばれジャパニーズ!!
6/8 クウェート× 韓国
6/8 サウジアラビア × ウズベキスタン
8/17 韓国 × サウジアラビア
8/17 ウズベキスタン × クウェート
6/8 北朝鮮 × 日本
6/8 イラン × バーレーン
8/17 日本 × イラン
8/17 バーレーン × 北朝鮮
イランは快勝!A組では韓国が苦戦!

日本代表・ジーコ監督
 本大会がグッと近くなる一勝。ただ、もっと点差を広げられるチャンスがあった。決められていたらもっと楽になれたと思うが、大事なのは勝ち点3を取ること。この勢いを持って北朝鮮戦に向かいたい。選手たちはやってくれた。次の北朝鮮戦も勝つ。今日見ていただいたチームの力強さをもう一度見せて、次もしっかりと勝ちにいく。

宮本恒靖
 結構長い90分だったけど、全員が集中してそれぞれの仕事をしっかり果たした結果だと思う。今日のテーマとしては玉際をしっかり負けない、とにかく戦うんだというところを強調して試合に入った。こぼれ球を拾うこともできたし、戦う姿勢は出せたと思う。13番の選手(タラル・ユスフ)がミドルシュートが得意なので、気をつけようというところもあった。とにかく戦うのと同時に、冷静な判断をして、最後にボール回しができてその辺は良かった。北朝鮮戦は何人か出られない選手がいるけど、全員の力で次の試合でワールドカップ出場権を取りたい。

中田英寿
 この勝利は大きいけど、次の北朝鮮戦に勝って必ずワールドカップ出場を決めたい。もちろん今日はこれでよかったが、また試合に出られない選手も多いのでしっかり準備をしたい。このチームはどの選手が出たから強いとかではない。みんな高いレベルを持っているので、きちんとしたゲームで勝ちに行けば決まると思う。

小笠原満男
 得点はうれしいけど、みんなで取った一勝だと思う。次もあるのでしっかり勝ってワールドカップに出られたらいいと思う。楽な試合ではなかったけど、チーム一丸となって頑張った成果が出ていると思うし、あと2試合あるのでしっかり勝ちたい。伸二のためにもという思いもあったし、一緒に練習してきて試合に出られない選手たちもいるから、そういう人たちのために頑張って、いい結果が出てよかった。あと2試合とも勝てるように頑張りたい。
 
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