◆イラン戦は…言おうと思えば、あそこが惜しかったとか、いろいろ言えるんですけど、ボクだけのことを言いますと、昨日は凄く自分がよくわかりました。応援団長の意味が。初戦のときはまだ始まったばかりで、勢いで…サッカー好きだから自分もここにいられて嬉しい、とかいうことだったんですけど、昨日の試合は応援団長っていうのはこういうことで、ボクの役割はこういうことなんだな、って凄くわかった感じがして…。一緒に応援してた人から「団長、頑張りましょう」みたいなことを言われて、それだけでウルウルくる…凄いグッとくる感じがあって◆日本が負けた後、ボクもステージの上で、新聞記者のみなさんから取材を受けたんです。「いかがでしたか？」って聞かれて、「いやぁ……」みたいな。あそこは、選手のみなさんの気持ちがすっごくよく分かりましたね。負けた試合でもいろいろ聞かれてるじゃないですか。勝った試合で、「よかったですね、あのシュート」とか言うのとは全然違いますもんね。ボクもつらかったです。もう思い出したくもないことを、振り返るっていうのは◆やっとこう、普段家で見てる自分じゃない、応援団長・香取慎吾が生まれた感じがしました。負けも味わい…。ボクは…昨日の試合は引き分けでもいいって言えばいいんだけど、応援団長なんで、そうじゃないんですよね。『引き分けでいいんだから無理すんなよ！』って、家で見ながら言ってるのとは違いますよ。『今日はキツイかもしれないけど、とにかく勝ちにいこう』って感じでしたね。それが応援団長なんだな、と◆「月イチゴロー」はおもしろかったですね。辛口の稲垣吾郎に『何言ってんだよ！』とか言ってるボクは、凄く嬉しくて幸せな気分で見てると思ってください。ボクが文句言えば言うほど、慎吾くん的には楽しいんだな、って(笑)。『お前、プロデューサーかよ！』とか言ってるときなんて、最高な感じですから。「ピー」音をもっと聞きたいですね◆実は1年なんですね、「月イチゴロー」。なんとか乗り切ったんですね。最近、ホントに調子がいいんで、実は期待してます。最近は、映画自体、いい作品が多いんで、自分がホントに見たいものが多くて、順位付けられないみたいなものばかりなんですけど、そこになんとか『これはどうなんだろ？』みたいなものを入れたいな、と。それに対してのコメントを聞いてみたい。それにしても、あの人、60本も見たんだ？　ボクとしてはうらやましいお仕事ですよ◆中居くんが後ろにちょこっといましたけど、うらやましかったですね。それは、いまから野球のことを討論する場がある、っていう意味で。応援団長やらせてもらっているけど、応援団長なんで、勝とう、っていう気持ちが先にあるのは当然なんですけど、そこから深い話をする時間があまりないんで…。終わった後に、松木さんと話す機会があって、それが凄く面白かったり、興味深かったりするんですよ。だから、中居くんがいまから野球について2時間、3時間話せるっていうのは凄く羨ましい◆でもボクはサッカーひと筋です！ (編集長・香取慎吾)

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