今日のワッツミサカさんの特集には、ウルっときましたね。キング牧師よりも前、排日運動のさなかのアメリカに、ああいう方がいらしたというのが驚きでした。黒人選手よりも前に、白人選手のなかでプレーヤーになっていたなんて！　日本でも、もっと取り上げられるべきですよね。しかも、81歳の現在もお元気でいらして。田臥選手を、昔の自分を見ているようだとおっしゃる優しい笑顔が素敵でした。ですけど、当時は、私たちが想像などできない大変なご苦労があったんですよね。たった3試合で、理由もわからないままNBAを解雇させられてしまったわけですから、普通なら、そこで燃え尽きてもおかしくないのに、ちゃんと次にエンジニアリングの道へ進まれている。それも素晴らしいことですよね。信念が大事、あきらめなければ道は開けるとおっしゃった言葉。悔いなく、精一杯やってこられた方の言葉って、凄く清々しくていいものですね。今日のVTR、ぜひ、田臥選手に見ていただきたいですね。インタビューに答えてらしたから、あらかた話は聞いていたと思いますが、全米の大学選手権の模様ですとか、貴重な映像ばかりでしたものね。それにしても、あの映像、スタッフはどうやって入手したんでしょう。いつものことながら、感心させられます。それと、「月イチゴロー」では、稲垣さんと1位と5位がまるで逆になってしまって。「プリティ・プリンセス2」の1位には、「なんでぇ？」とおっしゃっていましたが、実は、あれを見た日、凄く疲れていたんですよ（笑）。あの映画には、心清らかな人がたくさん出てきますし、大好きなジュリー・アンドリュースが、もう、チャーミングで、気高くて、とにかく素敵で。その上、舞台になる王国も自然が豊かできれいで、見ているだけで、癒されてしまう映画だったんです。「アレキサンダー」も、素晴らしい超大作でしたが、その時は、手作り感があって、ほのぼのとしたものにひかれたんですね。そのときのコンディションって、意外とあるものなんですよね。改めて思いました（笑）。 (大下容子アナ)

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