|
|
先日、ゲスト出演してくださった東山紀之さん主演作「MAKOTO」もラインナップされた「今月の月イチゴロー」。ホラー、歴史超大作、ファンタジー、ヒューマンドラマと、今月もバラエティに富んだセレクションとなりましたが、イナガキさんのお気に入りは? |
|
|
|
|
「2時間53分、全然長く感じなかった。まさにハリウッド。ボクの中の男の子の部分、やんちゃな部分が出てきた。ボクはゲイじゃないけど、男同士のラブシーン、切なかった…」 |
|
【作品DATA】
2004年(アメリカ映画)
監督:オリヴァー・ストーン
出演:コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー、ヴァル・キルマー、アンソニー・ホプキンスほか
●丸の内ピカデリー1ほかにて、ロードショー |
|
|
|
「優しい映画。上質な映画。いまの時代に求められている映画だと思う。三谷幸喜さんの作品などに通ずるユーモアもあって…。ソン・ガンホの演技がとにかくよかった」 |
|
【作品DATA】
2004年(韓国映画)
監督:イム・チャンサン
出演:ソン・ガンホ、ムン・ソリ、リュ・スンス、イ・ジェウンほか
●渋谷Bunkamuraル・シネマほかにて、ロードショー |
|
|
|
「斬れない…。泣けるホラーでした…。風が強くて、髪の分け目がいつもと逆になった東山さんが妙に色っぽかった。もっと、崩れる東山さんを見たかった気も…」 |
|
【作品DATA】
2005年(日本映画)
監督・脚本:君塚良一
出演:東山紀之、和久井映見、哀川翔ベッキー、室井滋ほか
●丸の内ピカデリー2ほかにて、ロードショー |
|
|
|
「怖い…何でこんなに怖くするの? そういう意味では、もう大成功だと思う。日本のホラーとアメリカのホラーの両方を兼ね備えている。いままでにない、新しい“怖さ”を発明だと思う」 |
|
【作品DATA】
2004年(アメリカ/日本映画)
監督:清水崇
出演:サラ・ミシェル・ゲラー、ジェイソン・ベア、ウィリアム・メイポーザー、クレア・デュヴァルほか
●渋谷東急ほかにて、ロードショー |
|
|
|
「そんなに深いものはないけど、十分楽しめる、期待を裏切らない映画。ゆっくり、はっきりしゃべるので、英語が聞きやすい。慎吾の勉強にもいいと思う」 |
|
【作品DATA】
2004年(アメリカ映画)
監督:ゲイリー・マーシャル
出演:アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース、ヘクター・エリゾンド、へザー・マタラーゾほか
●日比谷みゆき座ほかにて、ロードショー |
|
|
|
――「最近、(香取編集長の)セレクトがいい」とおっしゃっていましたが…。
うん。やっぱり…一時期、セレクトが悪すぎたからね(笑)。何か、どんどん良くなってる感じはする。
――香取編集長は、「どんどん『月イチゴロー』が好きになってる」とおっしゃっていたので、“愛のあるセレクト”なのかもしれないですね。
あ、逆にね。協力してくれ始めたのかもしれない(笑)。でも、彼はちゃんと見てるのかな?
――今回の場合、吾郎さんがインフルエンザにかかってしまったこともあって、5本の作品を見るのは大変だったのでは?
今回、一番大変でしたね。ドラマの撮影やってる最中だしね。そこにインフルエンザでしょ。でも、ホントに面白かった。「アレキサンダー」見る前なんか、本編が3時間って言われてゾッとしちゃったけど(笑)。
――東山紀之さんの主演作「MAKOTO」が入っているというのが、大きなポイントでした。
そう…。「コーナーの存続をかけて斬って」って言われても(笑)。でも、東山さんはクールでカッコいいけど、崩れるのもまたカッコいいんだよね。
――もうひとつ、全米を震撼させたジャパニーズ・ホラー「THE JUON/呪怨」をどう評価するか、というところも注目だったのですが…。
う〜ん…あれは、怖かった。どうなんだろうね?
――「新しい怖さの発明」というコメントには納得でした。
まあ、怖さを味わいたい人には絶対お薦めであることは間違いないよ。十分過ぎるほど怖いから(笑)。そういった意味では、大成功だと思う。
――1位は超大作「アレキサンダー」ということになりましたが…。
うん。いろんな前評判があって、正直言って決して大絶賛ばかりではない作品だけど、良かったですよ。やっぱり、オリバー・ストーン監督って凄いんじゃない?ちゃんとしてるよね。マスターベーションの部分もないし、作品としての完成度は高い。絵に緊張感があったし、吸い込まれるような感じだった。考えてみると、どんなストーリーだったとか、どのセリフが印象的だったとか、どこの場面にとても感動したとか、何かひとつ挙げろと言われても迷うんだけど、吸い込まれて3時間見てしまうというのはやっぱり凄い! |
|
|
|