――今日のワッツミサカの特集、スポーツ通の中井さんから見ていかがでしたか？ 番組でも言いましたけど、日本人初っていうんじゃないのが、もの凄いことですよね。黒人の選手よりも前なんですから。日本に住んでいると、人種の壁とかって、そうそう感じられないけれども、日本人が有色人種なんだなってことも、改めて思いました。ミサカさんは、実力があるのに3試合で解雇させられてしまいましたけど、でも、それでも、活躍の場を与えられたってことは、価値があると思う。どんなに才能があっても、それを発揮する場所がない人って、どの世界にも大勢いるはずですからね。 ――田臥選手もそういう場所を与えられた日本人ですね。 そうですね。田臥選手、去年よりもうまくなっているって言われていたじゃないですか。凄いことですよね。プロになった人ですら、そこからスキルアップしていくのって、凄く難しいそうなんですよ。それをキープしていくだけで精一杯で、ほっておいたら、どんどん下手になっていってしまうそうで。そういう意味で、うまくなっているという田臥選手には、今後もっと、もっと期待したいですね。 ――それにしても、多くの先人のお陰で、いまや外国でプレーする日本人は珍しくないです。 現役で頑張っている人たちも凄いですけど、やっぱり、最初に道を切り拓いて位置づけた人が凄いと思うんですよ。野球で言うなら、イチローも松井も凄いけど、やっぱり、野茂さん。しつこいようですけど、野茂なんです（笑）。野茂あっての、いまの日本のメジャーリーガーだと思うんですよ。 ――ほか、今日は「月イチゴロー」もありましたが。 「月イチゴロー」、私、大好きなんですよ。いつも、楽しみに見ています。ゴローさんの言葉の捉え方が好きなんですよね。独特の表現と、独特の感性が素晴らしいですね。今日は、東山さんの分け目問題に言及したのが、面白かったです（笑）。あとは、「アレキサンダー」の「男同士の抱擁にグッときた」っていうのも。いいですね、ゴローさん。それと、慎吾さんが、あんなにホラーが嫌いっていうのにも驚きました。好きなのかと思っていましたから。 ――今日の5本でご覧になったものはありますか？ 「プリティ・プリンセス2」を、飛行機のなかで見ましたけど、半分、寝ていたので、あまりよく覚えていないんですよ（笑）。でも、確かに英語はきれいでしたし、ジュリー・アンドリュースは素敵でしたね。見たいと思ったのは、「大統領の理髪師」かな。韓国映画の底力みたいなものを、去年、いろんな韓国映画を見て感じていたので、興味をひかれました。 ――最後に、3月6日に六本木ヒルズアリーナで開催される、チャリティイベントに関するメッセージをお願いします。 一応、平和を訴え、命の尊さを伝えるイベントなんですが、難しく考えず、「牧瀬里穂や川原亜矢子が見てみたい！」という興味からで結構ですので、ぜひ、いらしてください。足を運んでくだされば、きっと何か感じていただけることがあると思いますので。みなさまのご来場をお待ちしておりますね！ （中井美穂さん・談）

Copyright(C)2005 tv-asahi All Rights Reserved.