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 衆議院議員・鈴木宗男、54歳。自民党所属。橋本元総理、野中元幹事長が目をかけているとも言われ、橋本派次世代のホープともうたわれている人物です。以前から「田中真紀子の天敵」として知られ、一連の「外務省に圧力をかけた・かけてない」問題の当事者でもあります。
この鈴木宗男議員… なぜこの人は外務省に強い影響力をもっているのでしょうか？
それは…北海道が地元ということで、北方領土問題に力を入れてきたためロシアと強いパイプを持っているんです。また、外務大臣の次に偉い外務政務次官を務めたこともあり、その時に外務省の役人たちにイロイロと世話をしてあげたからだと言われています。だから、鈴木宗男議員にとって、外務省の役人にいろいろ口出す田中真紀子さんは何かと面白くない「不愉快な存在」だったのでは…と考えられているのです。
ちなみに…鈴木宗男さん、血液型はB型。拓殖大学政経学部卒。趣味はスポーツジムに通うことと、大相撲観戦。そして…、なんと誕生日が1月31日。香取クンと同じ誕生日！おとといの木曜日に54歳になったばかりですよ。 |
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外務省にはおよそ5000人の官僚が働いています。そしてキャリア組と呼ばれるエリート官僚の中で、出世争いに勝ち抜いてたどり着く最高の位、それが官僚のトップ・事務次官、いわば出世街道のゴールなのです。とはいっても、一番偉いかというとそうではなく、一番えらいのは大臣。ですので、外務省で一番エラかったのはもちろん田中真紀子さん、野上さんは田中さんの部下だったんです。ではなぜ部下の野上さんは上司である大臣に逆らってケンカしていたのか…？実質的な権力者は野上さんだった、という見方をする人も多くいます。
ちなみに…同期の誰かが事務次官になったら、もう自分は事務次官になれない…ということでそれ以外の同期は定年前に官庁を辞めていきます。そして、関連する企業やナントカ公団とかいわれる特殊法人に役員待遇として転職していきます。これがいわゆる「天下り」。こういう天下りの人は何もしないで高い給料をもらってさらには退職金もせしめちゃうというので、世間から批判されているんですよ。 |
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「首都機能移転」。これは、国会や中央省庁そして最高裁判所…これらいわゆる三権の中枢機能を東京から別の場所に移すという計画です。（「首都移転」ではなく「首都機能移転」と言っているのは皇居が移るわけではないからです。）現時点でのその候補地はご覧の3ヶ所…。
「栃木・福島地域」が候補となっている理由としては、更地に近い広大な国有地があるということ。また「岐阜・愛知地域」が候補となっているのは、人口のバランスで言えば日本の真中にあたり、アクセスするのに均衡が取れるという点から。
この首都機能移転には12兆3000億円もの費用がかかると見られており、赤字だらけの現在の財政状況から反対の声があがっています。そしてこの人も当然反対しています。
ちなみに…首都機能移転の話をしているにもかかわらず、新しい首相官邸が建設ています。地上5階、地下1階、総工費はなんと700億円…移転が決まれば、必要ないのに、どう考えてもおかしいよね。 |
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エンロンは1985年、天然ガスのパイプラインを運営する会社としてスタートしました。その後わずか15年でエネルギー卸売りの全米第7位の巨大企業に成長。しかし去年、実に2兆円もの負債をかかえ経営が破たん。2万人の従業員が失業の危機にさらされています。これをきっかけに、エンロン社には巨額の使途不明金や、さらには政治家への600万ドル、およそ8億円もの献金ばら撒きが発覚。上院議員の3分の2以上が献金を受けとっており、さらにブッシュ大統領にも70万ドル、およそ9300万円もの献金がわたっていました。ブッシュ政権の環境保護を軽んじ、また、エネルギー会社を優遇する政策のウラにはエンロン社の働きかけがあった可能性があると見て、調査が進められています。
ちなみに…日本で開かれた環境サミットにおいて、アメリカは二酸化炭素の削減に関するいわゆる京都議定書に調印せず、各国からひんしゅくを買っていました。地球の環境よりアメリカ1
国の利益を優先するブッシュ大統領の姿勢には、このエンロン社からの莫大な政治献金が影響していたとも考えられますね。 |
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| というわけで、香取編集長VSデーブさんの対決は、おふたりとも２問中１問正解で引き分けでした。対戦を振り返って、「慎吾さんはタレントとして、バラエティーやドラマが中心ですからわからなくても『かわいい！』って思ってもらえるけど、ボクは毎日何かしらの情報番組に出てますから、それでニュースを知らなかったら、他の番組でとぼけてることになるからねぇ。プレッシャーはボクの方が相当大きいんですよ」とデーブさん。 |
