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――本番中、「元気のいいスタジオ」とおっしゃっていましたが、初登場のご感想は?
この時間帯の生放送に出たことはありますけど、それとはまた違った活気があって。若い現場にいるって気がしたね。時間の流れもあっという間で、楽しかったですよ。後ろにいるオネエちゃんたちも、いい時代の六本木の雰囲気を思い出させてくれたしね(笑)。

――香取さんとは、初対面ということでしたが、印象はいかがでしたか?
去年の彼の仕事で言うと、「NIN×NIN忍者ハットリくん THE MOVIE」と「新選組!」を見ました。「新選組!」は三谷幸喜さんの仕事に関心を持っていたというのもあるんですけど、よく見てましたね。今の香取くんは、役の幅が広がっているというか、いろんな役をやりたがっている時期なのかなって。悪いことじゃないですよ、それは。自分の中の可能性を、確かめていきたいと思っているんじゃないのかな。今日、1時間、同じスタジオのなかにいて、それを感じた。詳しく話したわけじゃないんだけど、そういう空気を感じたんですよね。

――口約束とはいえ、「一緒に仕事を」なんてお話にもなっていました。香取さんと組むなら、どんな作品を作りたいですか?
(崔監督の映画)「血と骨」でガツンとやっちゃったんで、少し静かな映画がいいかな。それでまた、非常に能動的なヒーローものとか、あとは、ジョークの通じる人なので笑いもありなのかなって。あまり限定しないで、僕が持つ企画を彼が気に入ってくれたら、出会えるのかなと思いましたね。何がっていう具体性があるわけじゃないけど、いつか、この人と仕事をするなっていう勘はしました。それは、近い将来かもしれないし、僕がもっと爺さんになって、香取くんがとっつあんになった頃かもしれないけどね(笑)。

――今日の、「ハリウッド映画の作り方」の特集はいかがでしたか?
面白かったですね。プリ・プロダクションと言っても、普通の視聴者は分からないじゃない。それを分かりやすく説明していたし、ハリウッド映画のデカさが、どういうデカさなのかってことがよく分かって、凄くよかったよね。でも、何百億とかって数字がボコボコ出てくると、僕なんかは「う〜」ってなっちゃったけど(笑)。次の放送も、ぜひ見てみたいと思っていました。

――今後の日本映画は、どんな風になっていくのでしょう?
今は、「世界の中心で、愛をさけぶ」「いま、会いにゆきます」とか、早い話が泣ける映画ブームでしょう。それは、来年あたりまで続くんじゃないでしょうか。それはそれでいいんですが、ただ、あまり肯定的に捉えるだけではなく、そこから先はどうなんだよってことを考えることも必要だと思うんですよね。みんな、予定調和で泣いているところがあると思うからね。それだけでは、映画は衰退しますよ。その、ネクストっていうのが、どういうものになるのか、今、映画関係者が模索している最中だと思う。僕は、泣けるものも、笑えるものも、ガツンとくるものも、デパートみたいにいろいろあったほうがいいと思います。それで、お客さんが自由に選べるっていうね。そんな風になってほしいと思います。
(崔洋一さん・談)
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