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今月、香取編集長がセレクトしたのは、ハリウッドの大作あり、大人気の韓流あり、骨太の邦画ありと、バラエティに富んだ5本の映画。ファンタジックなもの、かなり濃いものもあったようですが、イナガキさんのお気に入りは?
韓国映画の中でも新しい作品。すごくよく出来た映画だと思う。こういうタイプの作品は決して好きではないけど、何も言わせないような説得力とスピード感がある。最後はショックだった…。
【作品DATA】
2003年(韓国映画)
原作:土屋ガロン(作)、嶺岸信明(画)
監督:パク・ヌチャク
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョンほか
●シネマスクエアとうきゅうほかにて、ロードショー
凄いテーマがあるわけでもなく、新しいわけでもない。でもこういう映画を見たいときもある。B級の良さ。個人的には、チェ・ジウさんが演じた次女が好き。誰にでもお勧めできる映画だと思う。
【作品DATA】
2004年(韓国映画)
監督:チャン・ヒョンス
出演:イ・ビョンホン、チェ・ジウ、チュ・サンミ、キム・ヒョジンほか
●全国東宝洋画系にて、ロードショー
言葉を失うような映画。主人公は、たけしさんしか出来ないと思う。愛人役を演じた濱田マリさんにも、表現者としての心意気を見せられた。女の人ってああいう役を演じるとき、どんな気持ちなんだろう?
【作品DATA】
2004年(日本映画)
原作:梁石日
監督、脚本:崔洋一
出演:ビートたけし、田畑智子、オダギリジョー、利重豊、國村隼、鈴木京香ほか
●丸の内プラゼールほかにて、ロードショー
レトロフューチャーというか、CGを使っているんだけど古臭い、という映像が逆に斬新だった。でも、中途半端なSF加減は、飛行機好きとしては許せないところも。
【作品DATA】
2004年(アメリカ/イギリス映画)
監督、脚本:ケリー・コンラン
出演:ジュード・ロウ、グイネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーほか
●日劇3ほか、東宝洋画系にてロードショー
アミューズメント・パーク的な感じで、気楽に見ることが出来る作品。J・チェンのファンはもちろん楽しめる。凄くお金もかかってると思う。最後に、NG集がなかったのがちょっと残念…。
【作品DATA】
2004年(アメリカ映画)
監督:フランク・コラチ
出演:ジャッキー・チェン、スティーブ・クーガン、セシル・ド・フランス、ジム・ブロードベントほか
●渋谷東急ほかにて、ロードショー
インタビュー:イナガキゴロー
――今日は、いつもとテンションが違うような気がしましたが…。
 疲れているからテンション上げなきゃ、って思って…。それに、寒かったしね。だって、セットは豪華だったけど、社食の外のテラスでしょ。今日、初めて冬を感じました。セットは秋だったけど、あそこから見る夜景も、空気が澄んでて冬の夜景っぽかったし。冬は好きだからワクワクしたけどね(笑)。あとは…映画で話すこともなかったからかな(笑)。やっぱり、しゃべることがない映画ってあるからね。

――確かに、良くも悪くもそういう場合はあると思いますが…。
 それがね、良くも悪くもないの(笑)。それってかえって難しくないですか?

――今回は、吾郎さんの飛行機マニアぶりから始まりましたね。
 飛行機は…珍しいですよね、2本とも飛行機の映画だったから。

――大下アナはついていけなくなってましたね。
「なぜ日本が第二次世界大戦で負けたか」っていう話までしちゃったからね(笑)。でも、男って基本的に好きですよね? 子どものころ、ホントに好きだったからね。子どものころ学習したものって忘れないですよね。

――1位、2位はこれで決まり、という感じだったんですか?
 いや、別に今回は…1位は決まりだけど、あとは別に。「オールドボーイ」は後味悪いけど、まあよく出来ている映画だったし、熱意が伝わった。安易には作っていないし、勢いも感じた。あの手の映画にあの勢いっていうのは、日本にはないですよ。韓国映画の中でも、新しいんじゃないかな。韓国映画って、どっちかっていうとベタなものが多いからね。そういった意味では新しいし、ヨーロッパとかの映画を上手く真似てるよね。ワンカットで撮っていく感じとか…。いろいろ取り入れてる感じがしますね。作り手が映画マニアな感じがする。

――前回の「月イチゴロー」を見た香取編集長は、「このコーナーが面白くなってきた」とおっしゃってました。
 それはどういう意味で?

――「唯一、好き勝手に文句を言ってもいいし、みんながコーナーの存続を心配しているというのも面白い」と。
 ポジションが見えてきたってことかな(笑)。まあでも、僕も楽しんでやってますよ。大変だけどね。5本も見なきゃいけないのに、使われるのはちょっとでしょ(笑)。みんな、僕が2時間近くしゃべってるって思わないでしょ? 生では出来ないことだから、そこからいいものが生まれるんならいいけどね。僕自身、勉強にもなるしね。心苦しいことはありますよ、敢えて評価するわけだから。「これ、僕見たんだけど、よかったから見てよ」っていう方がいいもんね。何でもかんでも評価しなきゃいけない、っていうのは大変だし、辛いこともあるけど、でもキチンと誠意を持って接したいから…。あくまでひとつの意見として聞いてもらえればいいんですけどね。「見に行こうと思ってたのに、稲垣吾郎が5位にしてたからどうしようかな?」っていう風には思ってほしくない。僕のキャラクターを面白がってくれて、5位でも余計見に行きたくなるようにしたいですね。
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