トップ
トップニュース
セカイノニュース
ジャパニーズ in the ワールド
スマクリニック
スマメール
スマデータ
ゲストトーク
シンゴ5
オオシタアナ
ヘンシュウコウキ
スマギャラリー
バックナンバー

スマデータ投票
モバイルサイト
メールマガジン
ケイジバン
番組へのご意見
最新号のTOP

かつて、「国民病」と呼ばれた、日本最大の感染症。
すさまじい感染力を持ち、自分だけではなく、家族や周りの人を巻き込む病気です。あてはまるものにチェックを入れてください。
最近、やたらと痰がからむ…。
このごろ、ダイエットにハマッている。
朝起きると、汗で布団がビッショリだ。
カラオケボックスなど、たくさんの人と密閉された部屋にいる事が多い。
下痢をしている事が多い。
かなりのヘビースモーカーだ。
野菜は大嫌い!肉ばかり食べている。
最近、仕事ばかりでまともに休んでない。
恋なのか…胸が痛くなることがある。
かれこれ1カ月ほど、風邪っぽい症状が続いている。
0〜3個:とりあえず安心です。
4〜7個:症状によって医師の相談を受けた方がよいでしょう。
8〜10個:結核症を発病している可能性があるので、胸部レントゲンなどの検査を受けたほうがいいでしょう。
結核とは、結核菌によって主に肺に炎症を起こし、その強い感染力から、かつて日本で死亡率の第1位を占め「国民病」「死病」と恐れられた病気。この結核菌の伝染方法は、空気感染。患者の咳やくしゃみなどで噴出されたしぶきにより空気中に放出され、滞在し、その空気を他の人が吸い込むことにより伝染します。症状は、(1)倦怠感、咳など風邪のような症状が、1カ月以上続く。(2)何もしていないのに、胸や背中が痛い。(3)やたらと痰がからむ、血痰が出るというもの。特に、初期症状は風邪と酷似しているため注意が必要です。とはいえ、結核菌が体内に侵入しても、ほとんどの場合、すぐに発病するわけではありません。体内に菌が侵入しても、体の免疫機能により抑え込むからです。しかし、病気やストレスなどで体の免疫機能が低下していると、抑えていた菌が活動をはじめ、症状が出るのです。発病すると、他人へ伝染させる要因になるのはもちろん、肺に炎症を起こし、組織が壊死して空洞になり結核菌が増殖。血液に乗って全身に菌が回り、最悪の場合、死に至ることも。実際、発病患者が症状を放置した場合の5年生存率は、49%。現在も、3万人が発病し、年間2300人の人が亡くなっています。発病に発展するリスクファクターとしては、不規則な生活やストレスの蓄積、無理なダイエット、偏った食生活などの、自己免疫力を低下させる行為。治療法としては、薬の服用が効果的。たとえ発病しても薬の服用で結核は完治することができるんです。あまり恐れずに、まずは、日常生活の改善を目指しましょう。
Copyright(C)2004
tv-asahi
All Rights Reserved.