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AFCアジアカップ2004中国大会を死闘の末に制し、見事アジアチャンピオンの座を守ったジーコ・ジャパン。その中から、香取編集長が個人的に選んだMVPはスーパーセーブを連発し、ゴールを守った川口能活選手です。そこで今回は、ニッポンの守護神・川口選手の活躍を振り返ってみました。
現在、自身2カ国目となるデンマークリーグ「ノアシュラン」で活躍する川口能活選手。29歳。川口の名を全国に知らしめたのは高校時代。静岡の名門・清水市立商業で1年生から正ゴールキーパーを務めチームを牽引した彼は、3年の時にはキャプテンとしてチームをひっぱり、見事日本一の栄冠を手にしました。その後、1995年に横浜マリノス(当時)に入団。1年目から出場した川口は、GKとして最年少記録となる19歳でJリーグデビュー。その年のファーストステージ優勝に貢献し、最優秀新人賞にも選ばれました。

そんな川口の名を世界に知らしめたのが1996年の「アトランタ・オリンピック」です。予選リーグ初戦、ニッポンの前に立ち塞がったのが、サッカー王国・ブラジルでした。若き日のロナウド、ロベルト・カルロスらを擁するブラジルとの試合。圧倒的な不利がささやかれる中で行われたこの試合は、ニッポンのサッカー史にひとつの言葉を刻む、歴史的な試合となりました。それが「マイアミの奇跡」です。この試合、ブラジルが放った28本のもシュートをことごとく跳ね返した川口。そして、少ないチャンスを生かしゴールを奪ったニッポンが奇跡の勝利をつかんだのです。当時のブラジル監督・ザガロ氏は試合後に「ニッポンに負けたことを屈辱だとは思わない。我々は全力を尽くしたが、ゴール出来なかったのは、GKが良かったからだ」とコメントしました。

当時のニッポンは、ワールドカップに出場したことのないサッカー後進国。そのニッポンが王国ブラジルを破った「マイアミの奇跡」は、川口の好セーブと共に世界中に衝撃を与えました。そして翌1997年、川口は22歳にして、初めてA代表のユニホームをまとうことになります。その年のフランスW杯予選で、ただひとり全試合フル出場を果たした川口は、ここでも好セーブを連発。ニッポンのワールドカップ初出場に大きく貢献しました。
その後、2000年のアジアカップ、2001年のコンフェデレーションカップなどで活躍した川口の元には、海外クラブからのオファーが寄せられ、2001年、イングランド一部ポーツマスに移籍します。が、デビュー直後はMVPに選出(11月25日マンチェスター・シティ戦)されるなど活躍を見せた川口ですが、その後、チーム低迷の責任を外国人であるという理由から背負わされ出番を失うことに…。そして、2002年の日韓ワールドカップに向け数々の試合をこなすニッポン代表でしたが、川口に出場の機会はありませんでした。

しかし、そうした経験が川口を大きく成長させることになりました。ゴールキーパーとして更なる進化を目指した川口は、シュマイケルなど数々の世界的ゴールキーパーを生んだデンマークへの移籍を決意。ニッポン代表の監督に就任したジーコは、世界で戦い続ける川口を、再び代表のキーパーとして召集したのです。現在、ニッポンの最大の目標は、2006年に開催されるドイツワールドカップ。ニッポンの守護神・川口能活は、きっと私達をドイツに連れて行ってくれるはずです! 頑張れカワグチ!!頑張れニッポン!!
香取: バーレーン戦で、10人になって、延長になったりしたじゃないですか。ボクね、家の壁に穴が空きました。嬉しかったりとか、悔しかったりとかで家の中走り回ってて、壁をキックしたら壁に穴が空きました。
川口: アハハハ。
香取: 川口選手は、どの試合が一番緊張しましたか?
川口: そうですね、予選リーグのイラン戦も緊張しましたけど、やはり準決勝のバーレーン戦が一番ハードな試合でしたよね。
香取: (ヨルダン戦で)PKをいっぱい止めたじゃないですか。あの時の気持ちはどういうものなんですか?
川口: PKの時は…最初は凄く不安もあったんですけど、PKを何本も受けていくうちにどんどん自信が出てきまして、もうPK合戦の後半からは楽しくプレーすることが出来ました。
香取: 楽しく〜!? スゲー!! 見てるボクらは胃がはち切れるかと思いました。
川口: (笑)PK合戦は、見てる方の方が体に良くないと思いますね。止めた時は最高に嬉しかったですね。最初はちょっとリズムに乗れなかったんですけど、途中からリズムに乗ることが出来まして、PKを止めることが出来ました。
香取: 優勝したときは嬉しくて朝8時まで飲んでたんですけど、川口さんたちは何時ころまで飲んでたんですか?
川口: あの…次の日、飛行機の時間が早かったんですよ。ですから遅くまで飲むことは出来なかったんですけど…。でも、みんな試合終わった後は結構飲んでました。
香取: 一番酔っぱらってた人は誰ですか?
川口: 酔っぱらってた人は…ジーコ監督ですかね。顔が凄く赤くなってました(笑)。
(ここで柔道の野村忠宏選手が金メダルを取ったという速報が)
香取: 川口さん、柔道の野村選手が金メダル取りました!
川口: いやぁ、スゴイですね!
香取: YAWARAちゃんも取りましたよ!
川口: YAWARAちゃんも取ったんですか! いや、スゴイですね。嬉しいです!
香取: スポーツ、凄く盛り上がってますね。(サッカーの)オリンピック代表は初戦、負けてしまったじゃないですか。川口選手はどう思いましたか?
川口: 確かに負けてしまいましたけど、まだ初戦ですから。次の試合に切り替えて…。次の試合は非常に大事だと思います。もう初戦のことは忘れた方がいいですね。
香取: 忘れた方がいいですか…。ボクらサポーターも忘れます!
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