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――前回から1カ月足らずでのご出演ですね。ほとんど、準レギュラーという感じですね。
いえいえ、めっそうもないですよ。でも、この番組は好きでよく見ていますし、去年は、「オトタケが行く」と銘打って、広島にも行かせていただきました。外国人の方と交流もできましたし、たくさんの貴重な経験をさせていただいたんですよね。また、ああいうことができたらいいなとは、思いますけど(笑)。

――今回は、スポーツは少なめでしたが、何か気になるテーマはありましたか?
クレムリン、凄かったですね。あんなにきらびやかなところがあるなんて。ロシアには行ったことがなかったので、興味深く見ました。それにしても、よく、取材の許可が下りましたよねぇ。ロシア人だってほとんど入れないところでしょう。慎吾くんの日頃の行いが、よっぽどいいのかな(笑)。

――先週のモスクワ編もご覧になったとか?
はい、見ました。「ホテル ビーナス」、実はまだ観ていないんですが、ますます観たくなりましたね。絶対に劇場で観たかったので、再上映が決まって、ホッとしているんですよ。早く観に行かなくちゃですね。

――映画もお好きだそうで。「月イチゴロー」は、いかがでしたか?
あの5本の中では、「誰も知らない」を観ていたんですが、評判通り素晴らしい作品でした。観た後に、切ない思いが残るんですが、そこから感じ取るべきこと、学ぶべきことがたくさんあるんですよ。特に、強く生きるということと、親が子供を愛する気持ちについて、教えてくれる映画。たくさんの人に観ていただきたいですね。柳楽(優弥)くんは、ゾクゾクするほどキレイな目が印象的でした。これからどんどん、素敵な役者さんになっていくでしょうね。楽しみです。

――映画のタイプとしては、どんな作品がお好みなんですか?
男性ホルモンが少ないのか、アクションとか、戦争ものはあまり見ないんですよね(笑)。どちらかというと、ストーリーがしっかりあるものがすきですね。

――ところで。番組でも取り上げましたが、サッカーユーロ2004は、ギリシャ優勝という結末でしたね。
(優勝は)開催国のポルトガルか、強豪のフランスかと思っていたんですが、まさかギリシャとは! ノーマークでした。あれは、監督の戦略勝ちでしたね。たとえ美しくなくても、ファンタジーがなくても、勝つためのサッカーをしていたんですよ。ギリシャの戦略を見ていて思ったのは、日本もやり方さえ考えれば、ワールドカップで優勝というのも夢ではないんじゃないかなってこと。

――本当ですか!?
ただ、ジーコ監督がやっている限りは無理でしょうね。これは批判じゃなくて、ジーコはサッカーを本当に愛しているから、ファンタジーのあるプレーを重んじるんですよ。だから、ギリシャのような、「つまんないことをしても、とにかく勝つ!」的なサッカーはできないのかなって。サッカーを愛していればいるほど、ファンタジーが重要なんですよね。

――乙武さんはどちらを重んじるタイプなんですか?
どちらかというと、面白いプレーよりも勝つ試合を観たいほうですかね。僕は、サッカーよりも野球で育った人間なんですけど、例えば、西武ライオンズ時代の森監督の野球は「強いけど、つまんない」なんて批判もされましたからね。本当に強いチームを作るには、スポーツ本来の魅力が失うことも、時にはあるのかなって…。凄く難しい選択ですよね。とはいえ、この夏は、サッカーも野球も、そして、オリンピックと、スポーツは盛りだくさんですからね。素晴らしいプレーがたくさん見られると、期待しています。
(乙武洋匡さん・談)
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