◆モスクワです。嬉しいですね。ボクもある程度怒ったりもしてるんですけど、やっぱりクサナギにとって、木村くんと中居くんがいないっていう空間は、ちょっと羽ばたき過ぎちゃうと思うんで、いつものようにアルコールが入り過ぎたりしないように…ボクも一緒に飲みます（笑）。でも、今回のニューヨークから納得がいかないんだけど、吾郎ちゃんは別にモスクワ来なくてもいんじゃ…。一緒に行く意味がわからない（笑）◆怖くなってきましたね。SmaSTATIONという番組をここまでやってきて、クサナギを筆頭にウィルスのように広まっていく感じが…。「SmaSTATION-3 in モスクワ」って出た時の、大下さん含めての4ショットが、「新選組！」みたいな感じでした。自分が芹沢鴨みたいな気持ちになってきましたよ（笑）◆アメリカのリアリティー番組は嫌いじゃないです。自分もああいう番組好きだし、それでいてあそこまでの規模…。あの規模は行き過ぎな感じもあるけど、ああいうみんなで参加して、っていうのはいいですよね。あれを見てて、スマステって、ちょっとリアリティー番組のような感じがするって思いました。ボクがいろんな場所に行ってみたりとか…。アメリカだから、日本だから、っていうことじゃなくて、いろんな人が見て、疲れを癒すことが出来るような番組…6500万人が投票する番組に負けないような気持ちで、これからもスマステをやっていきたいな、と思います。近藤や土方に負けないように（笑）◆考えてみれば、スマステではいままでもいろんな国の番組…それも、日本で知られていないようなものをいっぱい紹介してきたんですよね。だから、ボクの大好きな番組なんですけどね。しかも、何でもOKな感じもあるでしょ。ニッポンの歴史を語ってみたりとか、英語とか、歌舞伎とか、サッカーとか…。最近、忙しくて「こんなものを見たいんだ！」っていうのをあまり発言していないような気がします。でも、これだけ何でもありなスマステになったんだから、もっと考えてみますよ、自分がいま何を見たいのか、とかね◆「新・O嬢の物語」は全然間違っていますよ。あの言い方は全然違いますね。あれは、普通にボクも見たかったんですよ。ああいう作品を見る機会ってあんまりないじゃないですか。ああいうものばかり好きな人とかじゃないと（笑）。でも、芸術として、じっくり見てみるのも面白いんじゃないかと思ったから選んだのに、「慎吾は見たくないよ」とかワケのわからないことを言ってて…。あのへんがどうも、吾郎ちゃんとは昔から合わないところなんだよね（笑）◆ボクの今回のランキングは、吾郎ちゃんの意見も聞きつつ、最近お疲れな、ちょっとセコセコ忙しい香取慎吾的な…そうだからって、ゆっくり映画見たい、っていう方向じゃなしに、セコセコしてるからそんな合間を縫ってパッと見るときに、「シルミド」とかは迫力ありそうだし、プラス歴史を知ることが出来るかな、って…。そんか感じだから、「メダリオン」を1位にしようかな、っていう気分もあったし、刺激的だから「新・O嬢の物語」かな、とか。「天国の本屋〜恋火」ももちろん嫌いじゃないんですけど、ああいうのは時間をとってゆっくり見たいな、って思うから、いまの精神状態だと1位じゃないな、と。吾郎ちゃんが1位に選んだのは意外だったけど…ね。それにしても、厳しいスケジュールとはいえ、ニューヨークに行けば、ある程度街を歩いたりすることも出来るわけで、それを考えると悔しいですね。ボクはNHKにしか行ってません、最近…。だから余計、モスクワは楽しみですね。 (編集長・香取慎吾)

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