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兄マイケル・ジャクソンによる一連の騒動の中、今年2月にステージの生放送中に胸をあらわにして世間を騒がせたジャネット・ジャクソン。
そんな彼女のショッキングな半生を、スマステが独占入手したアメリカの番組「Eトゥルー・ハリウッドの真実/ジャネット・ジャクソン」を軸に大紹介!
芸能一家ジャクソン家。ジャクソン・ファイブの成功で富と名声を得る中、苦悩していた娘がいました。それがジャネット・ジャクソン。もちろん、彼女にも兄や姉たちと同様、父ジョーの厳しい指導の手が伸びていました。ジャクソンは父の計らいで、7歳の時に兄ランディーと共にラスベガスのステージでデュエットをします。これが大物プロデューサーの目に止まり、ドラマの子役として人気者となったジャネット。が、父はこの活動に反対。「ジャクソン家の人間たるもの、音楽をメインにやるべきだ」と主張し、その気のないジャネットに音楽活動を無理強いしたのです。気付けば、彼女はアルバム「Young Love」のレコーディングをしていました。ところが、いざ発売されると、売り上げは今ひとつ。「必ず成功しなければならない」というジャクソン家の重圧に耐えかねたジャネットは、恋に身を投じたのです。
18歳になると、ジャネットはミュージシャンのジェイムズ・デバージと駆け落ちして結婚。母キャサリンの半生記によると、家族の誰もこのことをマイケルに知らせようとはしなかったと言います。ともあれ、この事実を知ったマイケルは、ジェイムズと別れるようジャネットを説得していたという記事もあります。1985年1月、ジャネットは結婚からたった5カ月で訴訟を起こして離婚。失意の中、ジャネットはドラマ出演を辞め、歌手活動に専念することを決断します。当時世界的なスターとなっていたマイケルに憧れながらも嫉妬していたジャネットに、光が差しました。アルバム「Control」がチャートのトップにランクイン。19歳にしてグラミー賞2部門を獲得したジャネットは1987年、マネージャーである父をクビにするという辛い選択をし、ますます音楽活動に没頭していきます。1989年にはアルバム「Rhythm Nation 1814」で全世界1400万枚のセールスを記録。兄に負けず劣らずの、世界的スターの座を手に入れたのです。
その「Rhythm Nation 1814」の制作に参加していたルネー・エリザンドが、ジャネットの新たな恋の相手となりました。ふたりの関係が深くなるにつれて、ジャネットのキャラクターも黒ずくめの無機質スタイルから、肉体を露出するセクシー路線に変わって行きました。もちろん、ジャネットの快進撃も続きます。1993年にはマイケルが少年への性的虐待で訴えられ、彼の歌手活動に暗雲が立ち込めました。一方のジャネットはというと、1996年には破格の8000万ドル(=約88億円)で別のレコード会社と契約するなど、歌手としては絶好調だったのです。しかしその裏で、ルネーとの関係は悪化。1999年、彼女はルネーと結婚していたことを告白。翌年には10年におよぶ結婚生活にピリオドを打ったのでした。吹っ切れたジャネットは、ますます恋に奔放になって行きました。
2002年夏、ジャネットとジャスティン・ティンバーレークがデートしていたという噂が浮上します。その一方で、ヒップホップ界の有名プロデューサーとの結婚の噂も囁かれます。秘密主義ゆえ、真相は謎に包まれたままでしたが…。2004年、ジャネットはスーパーボウルのハーフタイムショーで、ジャスティンとデュエット。そこで、生放送にもかかわらず胸をあらわにするというパフォーマンスを敢行したのです。これが大問題となり、アメリカ中のバッシングを浴びる中、今度はその2カ月後に「サタデーナイトライブ」で事件をパロディー化したコントを自ら演じたジャネット。スマステの単独インタビューによると、「露出事件に関することは、もう過去のこと。一切話したくないの。パロディーはどう面白くするかが大切だったの」という本人の弁ですが…。想像を遥かに超えた人生を経て、現在やや迷走している感のあるジャネット。この先、彼女はどこへ向かおうとしているのでしょうか。
1966年 5月16日、米・インディアナ州ゲイリーで9人兄弟の末っ子として生まれる。
1974年 父ジョーからナイトクラブ・ツアーに誘われ、ラスベガスのステージで初舞台。兄ランディーとデュエットする。
1976年 大物プロデューサー、レーマン・レオの目に止まり、ドラマ・デビュー。
1982年 本人の意思とは裏腹に、父ジョーの言いつけ通り、歌手としてアルバム「Young Love」でデビュー。売れ行きは悪かった。
1984年 アルバム「Dream Street」発表(チャート147位)。夏にミュージシャンのジェイムズ・デバージと駆け落ち結婚するも、3カ月で離婚。
1985年 ドラマ出演を辞め、歌手活動に専念。
1986年 アルバム「Control」発表。チャートのトップに。
1987年 「Control」でグラミー賞2部門を獲得。マネージャーだった父ジョーをクビにする。
1989年 アルバム「Rhythm Nation 1814」発表。1400万枚を売り上げ、全米チャート7部門ランクイン(4部門でトップ)。
このころ極秘で、クリエイターのルネー・エリザンドと恋に落ちる。
1993年 アルバム「janet.」発表。1500万枚を売り上げる。兄マイケルが少年への性的虐待で訴えられる。
1995年 アルバム「Design of a Decade」発表。650万枚をセールス。
1997年 アルバム「The Velvet Rope」発表。700万枚をセールス。
1999年 ルネーと極秘で結婚していたことを告白。
2000年 5月、ルネーと離婚。主演映画「Nutty Professor2」が大ヒット。
2001年 アルバム「All For You」発表。
2002年 ジャスティン・ティンバーレークと噂になる。
2003年 有名プロデューサー、ジャーメイン・デュプリとの結婚の可能性を報じられる。
2004年 スーパーボウルのハーフタイムショーで、ジャスティンとデュエット。ジャスティンがジャネットの衣装を剥ぎ取り、胸があらわに。大騒動となる。
アルバム「Damita Jo」発表。
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