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――これまで戸田さんはジャネットに対して、どんな印象を持ってらっしゃいましたか?
正直言うと、そんなに興味深い人物ではないんですよ。一般的な興味の範囲かな(笑)。もちろんジャネットが結婚と離婚の経験があったなんて、知らなかったですし。今日は知らないことばかりでしたよ。ジャクソン家のことは、一連のマイケル報道の中で知ってることも多少ありますけど…。ただ、ジャネットは何と言うか、出てくるオーラやパワーが好きですね。表現するのは難しいんですけど、ジャクソン家の血というのかな。受け継がれたDNAのようなものを感じるんです。同じスターでもマドンナより個人的に好きですね。

――今回のVTRで報じられたジャネットの人生を、同じ女性としてどう感じますか?
一般的なレベルで考えると、そんなにビックリすることでもないと思うんですよね。例えば、世の中にはジャネットよりも結婚回数の多い人だって、奔放に恋に生きてる人もいますし…。もしかしたら、あまりにビックリするニュースが次々と流れてくるから、麻痺しちゃってるのかもしれないけど(笑)。ただ、ジャネットは“ジェラシーも愛”みたいな兄弟愛で育った、と言われてたでしょ。私は一人っ子だから、そのへんの感覚が分からないんですよね。家族の中の確執とか、私は経験してないから理解できないけれど、報道されるたびに凄く悲しく映るんですよね。ちゃんと何かを言ってくれる人がそばにいないのかなぁ…。それこそネバーランドとか、マイケルやジャネットに関するニュースって想像を遥かに超えた世界じゃないですか。本人が“常識を逸脱してる”って分かっててやってるんだったらいいんですけど、意識してなかったら…。それって大きな違いがあるじゃないですか。そういう部分を考えると、悲しくなっちゃうのよね。全盛期の彼らを見てきてる世代だから、特に…。だって、カッコよくてセンセーショナルだったでしょ? 私なんて、マイケルのダンス映像を見た時に早回しなんじゃないかって思ったくらい。それと今って、彼らを取り巻く環境があまりにも違い過ぎて…。スターゆえの光と影なのかもしれないけど、とてもそれが悲しいと同時に、別世界に感じちゃう部分でもあるんですね。日本で私たちが同じことやったら、許されないって話ばっかりでしょ? インタビューなんかでも、どこまで本当なのかって勘繰ってしまうくらい。かと思えば、ベラベラブックをもらって子供みたいに喜ぶ顔もあるわけでしょ。ああいうの見てると、“やっぱり私たちのような普通の感覚もあるんだ”って、ホッとしますよね。なんか別世界過ぎるから、逆に普通の部分を探したくなっちゃうのかも。日常的な営みがされてればいいなって…。それって実は一番幸せなことだったりするから。

――戸田さんがジャネットに疑問をぶつけるとしたら、やはりその部分ですか?
そうですね。香取くんの質問みたいに(笑)。「何食べてますか?」とか「何着て寝てますか?」とか、ホントに日常的なことを凄く尋ねたくなりますね。何も想像つかないから、逆に何を言われても信じちゃうかも。

――話は変わりますが、今日は久しぶりに香取編集長と会われたとか…。
前回スマステに出演した時以来ですよ! 結構経ってますよね? 凄く久しぶりなんですけど、その前が会い過ぎなくらいだったんで(笑)、あまり久しぶりという感じもしなかったですね。でも香取くんは偉いですよね。大河の主役といったら精神的にも肉体的にもハードだと思うし、多忙な中よくこなしてるなって。収録が全部終わった時、ちょっと気が抜けてダウンしてしまわないように気をつけてほしいですね。香取くんってこの仕事をしてる時がとっても輝いてると思うんですけど、たまには充実したオフも取って、お互い頑張りましょう!
(戸田恵子さん・談)
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