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人気漫画「ドラえもん」を学問的に研究している富山大教育学部の横山泰行教授(62)が、単行本や雑誌などに掲載された全作品を調査した結果、登場する秘密道具は計1963個に上ることが分かりました。道具の数をめぐっては、出版社やファンの間でも諸説ありますが、横山教授は「これほど厳密に調べた例はほかにない」と自信をのぞかせています。「ドラえもん」は1969年12月発売の「小学4年生」(小学館)などで連載が始まり、のび太の家を訪れた際に使った「タイムマシン」が最初の秘密道具。「タケコプター」「どこでもドア」ととも頻繁に登場するが、道具の9割以上が1回しか使われていないとか。
法人化によって、予算に対する各大学の裁量権が拡大する一方で、自立も迫られる国立大学。金沢大では、温泉を巡る学問を幅広く学ぶ講座を今春スタートさせるそう。観光都市の最高学府としての独自性を打ち出すというのも温泉講座開設の狙いのひとつで、将来的には、キャンパス内で温泉を掘り当てて入浴施設を併設した研究施設を建てる構想も浮上しているとか。一方、静岡大では、新年度から全学部の共通科目として「地震防災」を新設。「東海地震が起きた場合に、社会貢献もできる学生を育てる」(里村幹夫理学部教授)が設置の狙い。文科省の国立大学法人支援課は「法人化で新しいことに挑戦しようという機運が高まっている。弱点とされてきた学生の教育機能やサービスの充実につながるのではないか」と話しています。
琉球銀行は、沖縄でキャンプを張るプロ野球7球団から選んだチームのシーズン成績に応じて、預金者が懸賞金を受け取れる1年ものスーパー定期預金「プロ野球応援・Vキャンプ」の預入金額が、2月2日の発売開始から今月5日までに過去最高の102億円(4662件)に達したと発表しました。球団別では阪神が52億円と過半を占め、落合博満監督の就任が話題の中日が20億円。本拠地移転と新庄剛志選手の入団で注目を集めた北海道日本ハムも人気だそう。同商品の販売総額は発売初年度の1999年の82億円をピークに伸び悩み、昨年は23億円に止まっていました。商品の預入金額は10万円以上1000万円未満。金利は預入時の店頭表示利率ですが、指定球団が日本シリーズで優勝すると0・5%、リーグ優勝で0・3%、3位以上で0・1%の金利に相当する懸賞金を上乗せするのだとか。
国土交通省高瀬川河川事務所が、小川原湖でマリモに近い藻類「サリナ」を国内で初めて確認しました。サリナは、大きさ約1〜3ミリ。水深10メートル以内の岩盤に付着し、マリモと混じってカーペット状に生えていたそう。サリナは、これまでオーストラリアやニュージーランド、南アメリカでは生息が確認されていましたが、国内での発見はこれが初めてのこと。同事務所は2001年に小川原湖で確認された「マリモ」の生息を追跡調査中にサリナを発見。事務所と阿寒湖畔エコミュージアムセンターの若菜勇さんらの研究チームで、DNA解析などをしてサリナと確認しました。同事務所調査設計課の下村泰司調査係長は「貴重な生物のいる小川原湖の環境を今後も保全していきたい」と話しています。
人工衛星の残がいやロケットの破片などの「宇宙ゴミ」を、専用レーダーで監視する世界で初めての施設が岡山県上斎原村の人形峠に完成し、6日、開所式が行われました。開所したのは宇宙分野の調査研究を行う財団法人・日本宇宙フォーラムの「上斎原スペースガードセンター」。レーダーは600キロ離れた直径1メートルの物体を観測でき、同時に10個を追跡可能で、高度約1000キロまでの低軌道を漂うゴミを探し出せるそう。これまでに各国が打ち上げた人工衛星は5000を超え、直径1ミリ以上のゴミ約3000万個がライフル弾の10倍近い秒速7〜8キロで地球の周囲を回っていると見られています。1996年7月には、フランスの人工衛星に衝突して機能が一時停止したことがあるだけに、建設中の国際宇宙ステーションにとっても脅威になっていました。
俳優・浅野忠信(30)が出演する映画「茶の味」(石井克人監督、今夏公開予定)が、第57回カンヌ国際映画祭(5月12日開幕)の「監督週間」部門オープニング作品として出品されることが発表されました。邦画がオープニング作品に選ばれたのは史上初。カンヌ参加は5度目となる浅野は、銀座ガスホールで行われた完成披露試写会で「外国人が見た時の反応が楽しみ」と抱負を語りました。個性派作品の発掘の場ともなっている監督週間部門には、過去に北野武監督(57)の「キッズ・リターン」や、「茄子 アンダルシアの夏」(高坂希太郎監督)などが上映されています。今回は同部門の中でも特に話題を集めるオープニング作品としての上映だけに注目です。
昨夏から「天使の牙」「スカイハイ」「荒神」「花」「解夏」と5本の出演映画(4本は主演)が続き、5月にはベストセラー小説の映画版「世界の中心で、愛をさけぶ」も公開される俳優・大沢たかお(36)が、米映画「INTO THE SUN(原題)」(ミンク監督、来年全米・日本公開)に主演し、ハリウッドデビューすることが分かりました。この作品で、米俳優スティーブン・セガール(53)演じる元FBI捜査官と対決する暗黒社会のヤクザ役に挑む大沢は「アメリカのアクション好きの人たちでも純然と楽しめる作品を作りたい」と“世界”を視野に入れて意欲満々。大沢は、2000年には香港の人気監督スタンリー・クワンの作品「異邦人たち」で海外進出を果たした他、ことし2月にはニューヨークで「解夏」が特別上映され、地元のジャーナリストから絶賛を受けています。
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