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テーマは特にありません。学校で、仕事場で…、ふと感じたこと、社会に対してどうしても言いたい…そんな事をお送り下さい。
採用されたエッセイは映像をつけて、番組内で紹介させていただきます。
真実
今から5年前。私はまだ15歳だった。先生から「将来のことを考えなさい」と言われて考えた結果、看護の道に進もうと思った。
ドキュメンタリー番組を見て、毅然として働くナースに憧れた。自分も弱い人々のために働きたい、と。
看護短大に入学して3年目。自分が選んだ道は思った以上に過酷だった。
人間対人間。医学対看護学。
命の大切さを知る前に、私は、己の弱さと人間への恐怖心から、いま挫折感を味わっている。でも、5年前の自分に申し訳なくて、挫折はできない。お世話になった患者さんにはもっと申し訳ない。命の大切さを知るには、命を預かる責任を持たなければならない。その重荷を背負ってこそ毅然とできるのだ。
憧れだけじゃ、看護の道には進めない。憧れだけで臨むなら、その道を外れるしか術はない。
(秋田 水沢晶子 20)

「人が死ぬ」ということ
10月11日、72歳で父が亡くなりました。肺炎で入院して2日後のことでした。家族みんなが看病する中、息を引き取った父。全員が揃うのを待っていたような最期でした。
きっと、父は自分の死を納得して亡くなったと思います。私たち家族も最期を見届け、父の死を受け入れることができました。
9月11日――父が亡くなるちょうど1カ月前、私は元気な父と一緒にテロのニュースを見ました。何千人もの人が、人の手によって一瞬のうちに命を絶たれ、その何倍もの数の家族が納得のいかないまま現実を目の当たりにしました。が、それはあまりにも不自然なことです。
今日もニュースでは、米軍の空爆で何人もの方々が亡くなった、と報じています。いつまでこんな不自然な死が許されるのでしょうか。
(愛知 bellベル 40)

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