キリンカップ２００８　日本×コートジボワール

１９７８年に「ジャパンカップ」という名称で開催されて以来、２８回の歴史を誇り日本代表の強化に大きな役割を果たしてきた歴史的大会キリンカップ。
今回は日本、コートジボワール、パラグアイによる３カ国対抗戦で行われる。アフリカ最強の攻撃力を誇るコートジボワールを迎え撃つ岡田ＪＡＰＡＮ。６月に行われるＷ杯アジア３次予選に向けて重要な試合となるだけに、アフリカの雄にどう挑むのか！？
注目はついに合流することが決まった海外組。松井大輔にとっては２００７年９月のオシムＪＡＰＡＮオーストリア遠征以来となる日本代表復帰で岡田ＪＡＰＡＮでは初の代表招集。３月のＷ杯アジア予選では国内組でバーレーンに敗れた日本にとって、彼らの活躍がＷ杯出場へ大きく影響を与えてくることは間違いない。ここから日本代表の新たな戦いが始まる！！

■コートジボワール
アフリカＮＯ．１を決める大会、アフリカネーションズカップで、２００６年準優勝、今年行われた同大会では４位に入るなど近年アフリカを代表する強豪国として定着してきたコートジボワール。２００６年Ｗ杯ドイツ大会にカメルーンを抑え初出場を果たしている。２００６−２００７シーズンリーグ得点王に輝き、アフリカサッカー連盟より年間最優秀選手に選ばれているイングランドプレミアリーグ・チェルシー所属のドログバが有名。ヨーロッパのリーグで活躍する選手も多く、来日メンバーにはイングランドの強豪アーセナルで不動のセンターバックをつとめるＤＦコロ・トゥーレらがいる。間違いなく岡田ＪＡＰＡＮ史上最強の敵でＦＩＦＡランク２２位で日本の３７位を大きく上回る。（５月１１日現在）

■パラグアイ
１９９８年フランス大会より３大会連続Ｗ杯出場を果たすなど、ブラジル・アルゼンチンに迫る南米を代表する国。１９９８年フランス大会、２００２年日・韓大会ではベスト１６進出、２００４年にはアテネ五輪で準優勝もしている。注目選手はイングランドプレミアリーグ・ブラックバーン所属ＦＷロケ・サンタクルス、クラブ・アメリカ所属ＦＷサルバドール・カバニャス、ボカ・ジュニアーズ所属ＤＦクラウディオ・モレルなど。ＦＩＡランク２４位（５月１１日現在）