主演俳優が“女の匂ひ”のファブリックミストをプロデュース!
2024/05/11
俳優の斉藤陽一郎(53)、女優の秋谷百音(24)らが11日、都内で映画「蒲団」(山嵜晋平監督)の初日舞台挨拶を行った。
文豪・田山花袋の代表作「蒲団」を原案に、物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化。妻子ある脚本家・時雄(斉藤)が、弟子にした女学生・芳美(秋谷)に恋をし、嫉妬に狂う姿を描いた人間ドラマ。
斉藤は「時雄は普段から酔っぱらっていて、ダラっとしたダメな人間で、これをピッタリだと思ってキャスティングしたのかと思ったら『失礼だな』と釈然としない思いがあってですね、チッと思いながらお受けした」とオファー時を回想。
「僕はダメな人間じゃないですから、いかにダメに近づくかっていう努力しかしない現場でしたよ、たぶん」とおどけつつ、「時雄が転落していく様子を丁寧に作っていけたのはぜいたくな時間だった」と撮影を振り返った。
同作の有名な言葉「心ゆくばかり なつかしい女の匂ひを嗅いだ」にちなみ、“匂いフェチ”という斉藤がプロデュースしたファブリックミスト「蒲団」も限定100本で販売。宣伝の一環として、斉藤が発案したもので、「芳美の香りっていうか、秋谷さんの匂いって言ったら怒られると思うんだけど」と照れつつ、「時雄が嗅いでたのがこの匂いかもしれないし、そうじゃないかもしれないし。4D的にシュっとやって映画を見てもらえたら」とアピールした。