【訃報】脚本家の小山内美江子さん、94歳だった、長男で俳優の利重剛が発表
2024/05/10
ドラマ「3年B組金八先生」や大河ドラマ「徳川家康」などで知られる、脚本家の小山内美江子(おさない・みえこ)さんが今月2日、老衰のため死去した。94歳だった。10日、長男で俳優の利重剛(61)が公式サイトで発表した。
利重は小山内さんの写真をアップ。「ご報告」と題して「5月2日、母、小山内美江子が天命を全う致しました。老衰による穏やかな逝去でした。94歳でした」と報告した。
「やりたいことをやり、言いたいことを言い、多くの人々に愛された、幸せな人生だったと思います。生前のご厚情を深く感謝いたします。本当にありがとうございました」と伝えた。
その上で「葬儀は、故人の遺志により家族のみで執り行いました。つきましては、御香典や御供花などお気遣いはご辞退させていただきます。故人の遺志ですので何とぞご理解くださいませ」とし、「納骨については、故人の希望により、京都・常寂光寺にある女の碑(志縁廟)に合祀(ごうし)させていただく予定です。納骨が済み、落ち着きましたら、改めてご報告を差し上げようと思います」と記した。
小山内さんは1962年、NHK「残りの幸福」で脚本家としてデビューした。NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」や、朝ドラ「マー姉ちゃん」なども手掛けた。