水原一平被告事件、米でドラマ化へ 大谷翔平選手も登場か?
2024/05/10
米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳・水原一平被告の事件が、米国でドラマ化の準備が進められていることが分かった。米芸能誌「ハリウッド・リポーター」が9日、報じた。
同誌によると、製作に乗り出したのは、映画「ラ・ラ・ランド」など数々の作品で知られる映像プロダクション「ライオンズゲート」。タイトルや放送時期は未定だが、すでにスポーツギャンブルの専門家らを脚本家として雇うなど、準備を進めている。物語の中では大谷選手も描かれることになりそうだ。
製作チームのアルバート・チェン氏はシンシナティ・レッズ監督時代の1989年に野球賭博への関与が発覚し、永久追放処分を受けたピート・ローズ氏の名前を挙げ、「これはピート・ローズ以来、大リーグ最大のスポーツ賭博スキャンダルだ。その中心には、大リーグをけん引する最大のスターがいる。信頼、裏切り、そして富と名声の罠(わな)の物語になる」とコメントしている。
米国の連邦検察は8日、水原被告が銀行詐欺などの罪を認め有罪答弁の司法取引が成立したと、発表している。