中村雅俊、芸能生活50周年「この先って意外に短い」
2024/05/09
俳優で歌手の中村雅俊(73)が9日、都内で行われた「中村雅俊芸能生活 50 周年記念公演」制作発表会に登壇した。
東京・明治座で6月2日~18 日まで上演する本公演は、昭和歌謡音楽劇と中村のライブの二部構成。第1部「どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~」は、本公演のために書き下ろされた新作音楽劇で、お笑いものまねタレントのコロッケ(64)、お笑いタレントの久本雅美(65)らも出演する。
音楽劇に豪華な出演者が登場することについて、「共演者の名前を聞いた時に、絶対喜劇なんだなと思いました。あまり喜劇をやったことがないので、これはとんでもない事になりそうだなという危機感がありました」とぶっちゃけたが、「実際に顔を合わせて会話をしていると、これは絶対にうまくいくという確信にかわりました」と自信をみせた。まだ3日間しか稽古をしていないというが、「『台本はどうなったんだろう?』というくらい、色んな方向にお芝居が変わっていったりする。オレも50年やっているが、結構初めてに近い感じで、ある種、良い危機感を持って稽古に励んでいます」と語った。
中村は、1974年4月から放送のドラマ「われら青春!」の主役に抜てきされてデビュー。50年を振り返り、「30周年の時などは『通過点』みたいだったんですが、“50”という数字は半世紀じゃないですか!初めて『俺ってよくやってきたな』と思いましたね」としみじみ。さらに、「この先って意外に短いなと(感じた)。限られた時間だからこそ、その時間をどうやって生きていくんだ?みたいな、自問自答みたいなものはありました。でも、50年やってきた自分を褒めたいところが随分あります」と語った。