【訃報】劇団「ナイロン100℃」の今江冬子さん、60歳、病気療養中だった
2024/05/08
舞台女優の今江冬子(いまえ・ふゆこ)さんが4月30日に、亡くなっていたことが8日、所属劇団「ナイロン100℃」の公式サイトで発表された。60歳だった。
公式サイトは「2002 年『フローズン・ビーチ』再演への出演以降 休団中のナイロン 100°C 劇団員今江冬子が、数年前より病気療養中のところ、4月30 日、 60 歳にて急逝いたしました」と伝えた。
葬儀・告別式は 6日、7 日に近親者、関係者のみで執り行われたという。
同サイトは「本来であれば早くお伝え申し上げるところ、事後のご通知となりましたこと、何とぞご容赦(しゃ)いただきたくお願い申し上げます」としている。
また、「お別れの会」の開催は、突然の別れにいまだ劇団員一同が悲しみの渦中におり、心の整理がついていないという。「まずは、目の前の劇団公演と各活動に全力で取り組みつつ、ご遺族の意向を最優先に調整してまいります。さらに、お時間をいただくことになるかもしれませんが開催の折には思いをはせていただけましたら幸いです」と伝えた。
同劇団では今年3月に、女優の長田奈麻さんが亡くなったばかり。同劇団主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチはX(旧ツイッター)で「長田不在の寂しさがまだまだ癒えぬうちに、今江冬子まで逝ってしまいました。長らく舞台を離れてたけど、いつかまた劇団公演で、一緒にやれると思い込んでた。『フローズンビーチ』の咲恵、『ウチハソバヤジャナイ』『テクノベイビー』のヤン先生、幾多の名演は忘れないよ。ありがと今江さん。またね」と悼んだ。