黒木華、所属事務所から独立を発表 3月末で退社「これからも変わらず日々精進」
2024/03/29
女優の黒木華(34)が29日、3月末をもって所属事務所「パパドゥ」を退社し、4月から独立することを、同事務所を通じて発表した。
同事務所は「本日は、黒木華が弊社との専属契約を満了し、2024年3月31日をもちまして円満に退社する事になりましたので、ご報告させていただきます」とする文書を公表。関係各位に対する感謝のコメントを述べた上、「黒木華はこれまでの活動と経験をもとに、更なるステップアップを目指し挑戦することを決意しました。皆さまの変わらぬご声援とともに、更なるご指導とご鞭撻(べんたつ)をいただけますよう、心よりお願い申し上げます」とした。
黒木自身もコメントを発表した。以下全文。
「この度、私黒木華は、2024年3月31日をもちまして(株)パパドゥを退社し、独立いたしますことをご報告申し上げます。
京都の大学生だった私にデビューから約13年の間、多くの経験と学びの場を与えてくださり、数々のすてきな作品に携わらせていただきましたこと、心から感謝しております。
これからも変わらず日々精進して参りますので、今後とも応援していただけますと幸いです。
黒木華」
黒木は大学在学中の2010年、野田秀樹、18代目中村勘三郎との三人芝居「表に出ろいっ!」の娘役に抜擢され、以後映画や舞台で多彩な役を演じてきた。14年、山田洋次監督の映画「小さいおうち」で、第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した。15年年の「母と暮せば」でも日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、2年連続の受賞となった。
※写真は資料